岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

新カナに「問題点」はあるのか:短歌の表記をめぐって

2010年05月13日 23時59分59秒 | 新カナ・旧カナ
「短歌には旧カナを」との意見を持つかたから、資料を頂きました。旧カナにこだわる方の根拠が列挙されていました。旧カナにこだわる理由がよく分かったのですが、戦後生まれの僕としては首をかしげたくなることも多く・・・ . . . 本文を読む

伊藤左千夫の三人の弟子:赤彦・茂吉・文明(1)

2010年05月03日 23時59分59秒 | 写生論の多様性
伊藤左千夫の弟子。その中で、島木赤彦・斎藤茂吉・土屋文明の三人が特に著名です。この3人がさまざま絡み合って大正から昭和前期のアララギは活動して行きます。この3人はともに「写生」を標榜しますが、若干の違いがあります。その作風も含めて、僕の印象を述べてみたいと思います。 . . . 本文を読む

佐藤佐太郎46歳:樹海と湖を詠む

2010年05月02日 23時59分59秒 | 佐藤佐太郎の短歌を読む
佐藤佐太郎は40代に国内をたびたび旅行しています。結社の地方支部の招きなどのさまざまな要請があったからです。上空から地上を俯瞰する「機上詠」もそのひとつですが、「都市詠」を詠んでいた時期から一まわり短歌の素材・対象を広げていったということでしょう。 . . . 本文を読む