海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

骨董建築  囲炉裏 「子に掛かる」 

2008年02月17日 18時43分23秒 | 建築関連
骨董建築で一番人気は、「囲炉裏」です。

自宅に囲炉裏がほしいと願っている骨董ファンは、結構います。

先日は、知り合いの方が、自在鉤を買っていただきました。

その方が、新築した家を内覧会で見せていただいたのですが、リビングに囲炉裏がありました。

たぶん、この囲炉裏に吊るすのでしょう。

父がよくこの自在について話をしていたのを思い出します。

自在は、よくできたもので、魚などの装飾をしている穴に鉤枝を挿します。この鉤枝が穴にあたり、バランスをとれ、鍋の高さを調節できるようになっているのです。

その鉤枝が、二股になっているものを山で探すのですが、なかなか見つからない貴重品なのです。「もみじ」が良いとされています。この枝は、「子に掛かる」と言って、通常、太い親枝から、曲がって小枝が出るのですが、小枝の方が、太くて親枝の方が細くて真っ直ぐなものを使うのです。

中々見つからない、「子に掛かる」は、縁起物です。

写真はあとでアップしますね。