海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

ヤング係数 木材の強度

2008年09月10日 13時05分10秒 | 建築関連
木材の強度は、ヤング係数でわかります。

ヤングと言う人の名前をつけた係数です。

木材にもこのヤング係数を指示する設計書が出てきました。

大切なことですし、これが当たり前に時代になるでしょう。

そうなると、集成材が主流になるのでしょう。

無垢材は、まずは、乾燥材が主流になります。

写真は、ヤング係数を測定しているところです。今までは、大工さんが、これは松だから、ヒノキだからと樹種や年輪の幅で経験や勘でどのようにするのか決めていました。実は、あまり設計者が介入できなかったところです。

古材倉庫の取り組み 古材サポートセンター

2008年09月10日 08時20分20秒 | 古材
古材倉庫

が、行政向けのアナウンスを始めました。

ある人の話を聞きました。

沈みかけた船の船長が5人の男性客に女性や老人、子どもで定員オーバーになった救命ボートに乗り込むことを諦めてもらうのに

英国人には、(女性、子どもが優先なのです)「紳士として…」

フランス人には「博愛を持って…」

ドイツ人には「規則です」

日本人には、「みんながそうしています」

と言う笑い話があります。

日本人が落ちになっていますが、結構、こんなことってありませんか?


ある意味、教育やしつけの部分ではありますが、生まれ育った環境って怖いものです。

まちづくりに一生懸命取り組んでいる行政・団体の方のサポートが出来るように海杉が古材倉庫にお願いをしてサポートセンターなるものを立ち上げていただきました。見積も鑑定も無料ですし、全国の事例を紹介しながら専門のスタッフがご相談に乗ってくれます。

もったいない、価値を明らかにしたいという想いがあっても、今までは、どうすることも出来なかった古民家や古い建築物を再生、移築、再活用といろいろなパターンで活用できます。

まちづくりに関わって、はじめのころ、条例や法律で一気に何とかすればと考えていたのですが、そうではないと近頃、気づきました。

小さいながらも先行事例をつくり、少しずつでも成功させ、積み上げて多くの人に知ってもらうことで認知を受けると大きなうねりになるということが分かってきました。

また、そんな努力をしていると多くの仲間が集まり、違った角度で進められることも知りました。

古材倉庫もそのひとつです。