海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

内田洋行㈱ 新作発表2

2008年09月24日 00時22分43秒 | ビジネス
この新作の発表には、各方面からメールが届いています。コメントもいただきました。

現実的な話をきちんとしなければ成らないのですが、まだ、内田洋行㈱サイドがありますので、海杉のブログでは、国産木材について一般常識的な話をしましょう。

国産材の一番の欠点は、安定供給できないこと。

品質はかなり向上してきているが、まだまばらだ。

市場という流通方法をとっているので、在庫を極力嫌う傾向が強い。

特に乾燥材は、在庫しなければできない話なのでその分、高くなる。在庫期間を短くするために乾燥機を導入していると言い切る製材業者もいる。

家具などに使われる木材は、天然乾燥が主流だ。

時間は掛かるが、色がいい。内部割れなど人工乾燥特有の欠点はでない。

今回の新作のものは、全て板材である。

乾燥された板が、どれだけ手に入るかが問題になるだろう。

無節と言うととんでもない金額になる。まあ特一等程度で、十分ではないだろうか。

死節の処理も考えなければ、ならない。

板材を金属の足に取り付けるが、木表なのか、木裏なのかも、マニュアルを作らなければならないだろう。

乾燥材といえども、反りや曲がり、割れなどは、出てくる可能性が高い。なるべくこの木材に関してできるようなことしておく必要がある。

結構、大変なんだなあ。