占い師の日記

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く、来るな~~~っ!!・鑑定101ー14

2016年08月09日 08時00分00秒 | 鑑定100-鑑定101-2016年夏休み-鑑定102*
く、来るな~~~っ 14 


   
千鶴「私は、彼と今いるこの場所まで来ました・・・。」

 円「・・・・。」


~・~・~・~・~・~・~・~・~


彼氏「あれ~っさっきの場所に戻っちゃったね

千鶴「・・・さっきのあれは、どういうこと

彼氏「えっあっごめんね

   付きあわせちゃって怒った

千鶴「一つ、聞いていいかな

彼氏「なに

千鶴「君は、私の事、いつから好きになったの

彼氏「えっなに言ってるの

   ずっとだよ

千鶴「そうじゃない友達と賭けをして、はじめて

   私に近づいて・・・。」

彼氏「えっと・・・最初は、友達に聞くまでは

   千鶴ちゃんのことは知らなかったんだけど

   友達に聞いて、千鶴ちゃんと会って、話して

    スグに好きになったって言うか
・・・

千鶴「そう・・・君自身が私を見つけてくれたんじゃ

    なかったんだね
・・・

彼氏「えっ

千鶴「・・・・・。」

彼氏「千鶴ちゃんごめんね

   怒らせちゃったみたいだね本当にごめん

千鶴「ううん怒ってなんかいないよ

   それに、君は私が何を言っているのかも

    理解できていないでしょ

彼氏「えっい、いや・・・

千鶴「はぁ~・・・ねぇ

彼氏「な、なになに

千鶴「私ね、君と付き合うことにしようと思った時、

    覚悟を決めたんだ

彼氏「覚悟

千鶴「そう仕事をやめようって

彼氏「仕事千鶴ちゃん、何かバイトとかしてるの

千鶴「バイトじゃないよ命がけの仕事・・・。」

彼氏「えっ命がけって、大袈裟でしょ~

   もしかして、肉体労働とか

千鶴「・・・生きるために、命をハラないといけない仕事

彼氏「えっ何言っているの

千鶴「私は・・・魔女・・・なの・・・。」

彼氏「・・・ま、魔女~~っぷぷぷぷっ

   あはははははっな~んだジョ~クかよ~

   魔女ってはははははっ

    ツボった~~~っ
 

千鶴「・・・・・・。」

彼氏「ねぇ一体、どうしたのさぁ

   千鶴ちゃんらしくないじゃん

千鶴「私らしいって・・・何かな

彼氏「えっそ、そりゃ~ぁ

   可愛くて、おしとやかで、気品があるって

   いうかさぁ~いつも、輝いてるって感じ

千鶴「そう・・・貴方にとって私は、そう写っているんだ

彼氏「そ、そうだよ

   それって、女の子からしたら、最高の言葉じゃん

千鶴「その言葉を、貴方は何人の女の子に言ったのかしら

彼氏「ば、ばかなこと言うなよ~

   千鶴ちゃんにだけに決まってるじゃないか~

   あっもしかして、さっきの奴らの言葉を聞いて、

    ヤキモチ焼いてるとか


千鶴ちゃんの腕が空気を切る・・・


バッ


彼のシャツがパックリと切り裂かれている・・・。


彼氏「えっな、なに

千鶴「答えなさい 

彼氏「ひっ千鶴ちゃんか、顔が怖いよ

千鶴「私は、いつも笑顔で・・・はにかんでいなければ

   ならないのかしら

彼氏「い、今の、ま、まさか、千鶴ちゃんが

千鶴「答えなさい

彼氏「ひっお、覚えてないよそ、そんなこと

千鶴「へぇ~っ覚えてないほど、口にしたんだ

彼氏「あっ・・・そ、そんなこと・・・。」

千鶴「貴方、自分に自信があるみたいね

   顔もまあまあ、誠実な振りも上手だし、

    なにより、女の子を落とすのに必死になれる

彼氏「い、言いがかりだよそんなことないって

千鶴「私に幻滅したかしら

   私の本性は、こんなものよ

   貴方が考えている千鶴は、ここにはいないよ

彼氏「・・・・・

千鶴「はぁ~・・・言葉も出ないか・・・。

   ごめんなさいね貴方と付き合うことはできそうに

    ないみたい

彼氏「えっ

千鶴「正直、さっさとドコカに行ってくれないかしら

   私は、魔女

   貴方が笑い飛ばした、魔女なの

   所詮、貴方と私の世界はつながらない・・・。」

彼氏「な、なんだよ

   さっきから、偉そうになに魔女とか言ってんの

   頭おかしいんじゃないの

   怒りたければ、普通に怒ればいいじゃん

   変なトリックまで使って、何考えてるんだよ

千鶴「・・・そろそろ、目の前から消えてくれる 

   さもないと、今度は自慢の顔に一生消えない

    傷を残してあげる
 


千鶴ちゃんを中心に、風が集まりだす

その姿は、彼の目にどう写ったのだろう・・・



彼氏「ひっく、来るな~~~っ

   ば・・・化物 

千鶴「ズキッ ・・・・・。」


彼は、凄い形相で逃げていったという・・・。



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~



千鶴ちゃんの言葉が終わったとき、

円は、そっと千鶴ちゃんを抱きしめていた


千鶴「わぁ~~~~~~~んわぁ~~~っ 

 円「よし、よし

透明「・・・・・。」



気が緩んだのか・・・千鶴ちゃんは、心に溜まったモヤを

 吐き出すように、大声で泣いていた・・・
 






             続く ・・・。






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コメント (12)
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