

透明「そう言えば、ヨナちゃんは

怜「今、ナキおばーと別の部屋・・・。
陣の呪いに巻き込まれないように

透明「そっか、それは英断だね

はぁ~


陣「うん


怜「・・・もし死んでたら、沖縄の海に帰してた・・・。」
陣「いや



俺、沖縄出身じゃないんだけど


怜「・・・・

陣「そんな不思議そうな顔されても


透明「陣の方は、後遺症とかは

陣「透明のおかげで、大丈夫だと思う

でも、俺の能力は呪いに耐性がある
はずなのに、ここまで強いのは初めてだった

まさか自分の能力を上回ってくるなんて
考えてもみなかったよ

怜「・・・慢心・・・。」
透明「・・・慢心か

・・・確かにそうかもしれない

普段から心身共に鍛えておかないと
対応できないこともあるという
戒めかもな・・・

陣「ううっ


怜「・・・し、しまった


透明「よし


修行に行くぞ


肉体を強化し、能力の安定と
さらなる強化のためには、
年末だけじゃダメだ


陣「れ、怜~~~っ


怜「・・・・失態・・・・

透明「それじゃぁ~早速


陣「い、いや、今は勘弁してぇ~~~っ


怜「そ、それより


透明「おお



怜「・・・はぁ~


陣「・・・俺・・・沖縄の海に帰ろうかな・・・

そんなこんなで・・・。
ナキ「おお


怜「・・・ヨナは

ナキ「おかげさまで、呪いも解けたよ

本当にありがとう・・・ぐすっ・・・

怜「・・・当然のこと・・・

透明「へぇ~っ



人助けを当然と言えるようになるとは

兄ちゃん嬉しいよ

怜「誰が兄ちゃん・・・

陣「あははっ


怜「・・・陣だけは無い


陣「ええ~っ

怜「陣は弟以下・・・。」
陣「キョウダイなのに、弟以下って


透明「・・・・ペット

怜「・・・それ・・・・。」
陣「ううぉい~~~~っ

透明「あははははっ

ヨナ「怜さん・・・。」
怜「・・・起きた

透明「ヨナちゃん、気分はどう


ヨナ「・・・・・・・うううっ

ヨナちゃんが自分の身体の変化に気づき、
大粒の涙を流している・・・。
まだ、小さい体でこれだけの重圧と不安に
さらされ続け、生きることの意味を模索していた
この少女の葛藤を考えると、いたたまれない・・・

それでも、生きることを諦めずいてくれたことが
私達には本当に嬉しかった

人間は些細なことでも死を逃げ場に考え、
命を軽んじてしまうこともある・・・
しかし、ここには本気で死と向き合い、
生きることの大切さを真剣に考え、
未来の可能性を求めた少女がいた

きっと、この子は誰よりも優しく強い子になる

私は、どこかで私達キョウダイと少女を重ねていた

続く・・・。











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