風忌(かざき)の門・17
しばらく放心状態の霧神さん・・・。
最臥「しかし・・・記憶というのは、恐ろしいもんだ」
透明「ええ記憶の断片をつなぎ合わせるだけで、
全く違う記憶が出来上がる・・・。
霧神さんが怪我をした際に、虐待を疑われて
いた為か、この事故も虐待と結びつけられて
しまったのかもしれませんね」
最臥「う~む・・・」
狩理「しかし、この記憶が戻ったからと言って、
それを信じて生きてきたコイツは、そう簡単に
変われるものじゃないだろう」
透明「それは、そうだけど、事実を知らないで、大切なご両親を
誤解したままというのは、何だか嫌で・・・。」
狩理「まったくお前のお節介は、相変わらずか」
最臥「確かに、狩理の言うとおりじゃ
透明くんに怪我をさせたことも、風忌の門を開いたのも、
記憶のせいにはできんじゃろう」
透明「良いんじゃないですか」
最臥「えっ」
狩理「な、なに」
透明「う~ん・・・結果的に、私が怪我をしただけで、
問題は無かったワケですし」
最臥「透明くん・・・だが、結果と業行は違う
確かに、風忌の門は君のおかげで閉じることが
できたが、君に怪我をさせた事実は変えられん」
狩理「最臥様の言うとおりだお前、何考えてるんだ」
透明「う~ん・・・確かに行為自体は許せないことですけど、
彼女には、救いも必要なんじゃないでしょうか」
狩理「なっ」
最臥「まったく・・・君という子は・・・」
透明「あははっ私も仕事柄、色々と怪我をしますから、
麻痺してしまっているのかもしれませんが
この出会いにも、きっと意味があるのだと思います
結果的に、奇跡のタイミングで最臥さんが黒揚羽や六羽を
連れてきてくれた
今、こうして喋ることができるのも、そういった事象から
導き出された結果でしかありません
私も今回は、何故か死を覚悟しなかった・・・何処かで
なんとかなるような気がしていたんです
そう考えると、この出会いには意味があるように思えて」
最臥「だから、救うか・・・。」
狩理「はぁ~・・・理解できん」
霧神「ダメです」
透明「」
最臥「レンファン」
霧神「透明さん私を、殺してください」
透明「はい~」
揚羽「では、私が」
六羽「アゲハめっ」
揚羽「うっ」
霧神「・・・私は・・・あなたを、救いたかった・・・」
透明「えっ」
霧神「・・・なのに・・・私が、私だけが救われるなんて、
絶対にダメです」
透明「何を言って」
霧神「さようなら」
霧神さんは、懐のナイフを取り出し、自分の喉へ
留鬼「そこまで」
留鬼のとっさの対応で、ナイフは宙を舞う・・・
霧神「・・・・・」
最臥「・・・レンファン・・・お前は、一体何を言って
いるんだ」
霧神「・・・私が・・・私が貴方を・・・救いたかった・・・」
狩理「言っている意味が分からんぞ」
霧神「・・・私は、誰からも愛されず、生きてきたと・・・
思っていました・・・だから、透明さんを見つけたとき、
感じたんです・・・この人も、同じなんだと・・・」
透明「・・・・。」
霧神「彼の孤独・・・彼の心を救えるのは、同じ境遇にいる
私しかいないと・・・誰からも愛されることのない者
同士じゃないと・・・理解できないと・・・。」
最臥「・・・透明くんが、誰からも愛されない」
霧神「ええそうです
彼を慕っていると言う者は、彼の能力を慕っているに
すぎない・・・。」
断定されちゃったよ
狩理「もし、それが事実だとしても、それはお前もだろう
さっき、透明から聞いたが、お前は透明の骨を狙って
いたんじゃなかったのか
それは、透明の能力を」
霧神「違う」
狩理「」
霧神「・・・・私は、彼の骨で・・・彼の能力を使って、
彼の能力を消し去ろうと思った・・・。」
透明「」
霧神「彼は、この特殊な能力に呪われている
だから、もし今がダメでも、彼が死を迎えた後でも、
彼を苦しめた、この呪いを私が未来永劫消して
やろうと思ったの・・・でも・・・それも、
私の独りよがりだった・・・子供さえ授かれば、
その子の歯を使って呪術は完成できるとさえ
思っていたのに・・・私は・・・彼と同じでは
なかった・・・」
最臥「やれやれ」
揚羽「あんた馬鹿じゃないの
同じ境遇でなければ、愛せないとか
理解できないとか
そんなこと言ってるから、自分も愛せないでしょうが」
透明「揚羽・・・。」
揚羽「人を愛するなんて、独りよがりで良いじゃない
一生・・・結ばれない愛だって・・・あるんじゃないの
自分がその人を好きなら・・・それで・・・良いじゃない」
六羽「あげは・・・いい子いい子~」
黒揚羽の頭をナデナデする六羽先輩・・・
透明「霧神さん・・・もしかしたら、私は君が言うように
本当の意味で愛されない人間かもしれない
でも、この能力も私の一部なんだ
だから、私は常に能力も含めて愛されるように、
努力をしているよ
君の言うことが、本当だとしても、私は人を
愛することをやめない
愛されないのであれば、愛すればいいだけだよ
貴方は、沢山の人に愛されて生きてきた・・・
だから、今度は本当の意味で人に愛を与える
人になってよ
今回のことは、きっと、君を救おうとしている
誰かが、与えてくれたチャンスなんじゃないかな」
霧神「私を救おうとしている」
透明「感じない」
そっと、霧神さんの額に手をおく・・・。
透明「君は、ずっと守られている・・・君を最後まで愛して
くれた人達に・・・オン・アボキャ・・・・。」
霧神「あ・ああ・・・・・」
狩理「光明か・・・透明らしい・・・」
霧神「お・とう・さん・・・おか・あさ・ん・・・あああっ」
霧神さんが、その場で泣き崩れる・・・。
彼女にとって、この涙はきっと、殺伐とした毎日を
洗い流してくれるだろう・・・。
そして、しばらくして・・・
最臥「透明くん何だかいつも、ゆっくり出来んですまんのぉ」
透明「いいえ霧神さんのこと、よろしくお願いします
霧神さんも土下座までして、修業のやり直しをしたいと、
最臥さんに懇願してくれたので、ホッとしています
きっと、彼女は変われると想います」
狩理「まったく、透明よぉ次に会うときまでには、
お前もそのお人好しを少しは直しておけよ」
留鬼「いいえ透明様はそのままで良いと想います
また、是非、私にも色々教えてください」
狩理「やれやれ・・・留鬼もすっかり透明ファンだなぁ~」
霧神「・・・・揚羽さん・・・・。」
揚羽「な、何よぉ~」
霧神「貴方に言われたこと・・・かんしゃ・・・。」
揚羽「えっなに聞こえない」
霧神「・・・絶対に負けませんから
次に会う時には、透明さんを虜にさせてみせます
覚悟しておいてください」
揚羽「ムキ~~~ッこのメギツネ~~~~~ッ」
六羽「キツネ~~~~コ~ンコ~ン」
ALL「」
そんなこんなで、慌ただしく別れを告げた私たちは、
一路、懐かしの自宅へ・・・
揚羽「ただいま~~~~っ」
六羽「だいま~~~っ」
揚羽&六羽「げっ」
透明「あっ、あは、あははははっ」
揚羽「なんですか~~~~この、ゴミ屋敷は~~~」
透明「し、しかた・・・クラッ・・・あ、あれっ」
「バタン」
傷の影響か・・・熱が・・・
六羽「わぁ~~~っご主人たま~~~~っ」
揚羽「あ、熱っこ、これ、40度位ありますよ~
六羽先輩氷氷」
それよりも、救急車呼んでくれ~~~っ
この後、なんとか病院に行った私は、結局、7針縫うことに・・・
でも、何だか、いつもの日常・・・嬉しいかも
透明「改めて、二人とも
おかえり」
揚羽「皆様ただいま帰りました~~~」
六羽「たらいま~~~~っ」
完
昴と透明先生のお店
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是非ごらんください
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おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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しばらく放心状態の霧神さん・・・。
最臥「しかし・・・記憶というのは、恐ろしいもんだ」
透明「ええ記憶の断片をつなぎ合わせるだけで、
全く違う記憶が出来上がる・・・。
霧神さんが怪我をした際に、虐待を疑われて
いた為か、この事故も虐待と結びつけられて
しまったのかもしれませんね」
最臥「う~む・・・」
狩理「しかし、この記憶が戻ったからと言って、
それを信じて生きてきたコイツは、そう簡単に
変われるものじゃないだろう」
透明「それは、そうだけど、事実を知らないで、大切なご両親を
誤解したままというのは、何だか嫌で・・・。」
狩理「まったくお前のお節介は、相変わらずか」
最臥「確かに、狩理の言うとおりじゃ
透明くんに怪我をさせたことも、風忌の門を開いたのも、
記憶のせいにはできんじゃろう」
透明「良いんじゃないですか」
最臥「えっ」
狩理「な、なに」
透明「う~ん・・・結果的に、私が怪我をしただけで、
問題は無かったワケですし」
最臥「透明くん・・・だが、結果と業行は違う
確かに、風忌の門は君のおかげで閉じることが
できたが、君に怪我をさせた事実は変えられん」
狩理「最臥様の言うとおりだお前、何考えてるんだ」
透明「う~ん・・・確かに行為自体は許せないことですけど、
彼女には、救いも必要なんじゃないでしょうか」
狩理「なっ」
最臥「まったく・・・君という子は・・・」
透明「あははっ私も仕事柄、色々と怪我をしますから、
麻痺してしまっているのかもしれませんが
この出会いにも、きっと意味があるのだと思います
結果的に、奇跡のタイミングで最臥さんが黒揚羽や六羽を
連れてきてくれた
今、こうして喋ることができるのも、そういった事象から
導き出された結果でしかありません
私も今回は、何故か死を覚悟しなかった・・・何処かで
なんとかなるような気がしていたんです
そう考えると、この出会いには意味があるように思えて」
最臥「だから、救うか・・・。」
狩理「はぁ~・・・理解できん」
霧神「ダメです」
透明「」
最臥「レンファン」
霧神「透明さん私を、殺してください」
透明「はい~」
揚羽「では、私が」
六羽「アゲハめっ」
揚羽「うっ」
霧神「・・・私は・・・あなたを、救いたかった・・・」
透明「えっ」
霧神「・・・なのに・・・私が、私だけが救われるなんて、
絶対にダメです」
透明「何を言って」
霧神「さようなら」
霧神さんは、懐のナイフを取り出し、自分の喉へ
留鬼「そこまで」
留鬼のとっさの対応で、ナイフは宙を舞う・・・
霧神「・・・・・」
最臥「・・・レンファン・・・お前は、一体何を言って
いるんだ」
霧神「・・・私が・・・私が貴方を・・・救いたかった・・・」
狩理「言っている意味が分からんぞ」
霧神「・・・私は、誰からも愛されず、生きてきたと・・・
思っていました・・・だから、透明さんを見つけたとき、
感じたんです・・・この人も、同じなんだと・・・」
透明「・・・・。」
霧神「彼の孤独・・・彼の心を救えるのは、同じ境遇にいる
私しかいないと・・・誰からも愛されることのない者
同士じゃないと・・・理解できないと・・・。」
最臥「・・・透明くんが、誰からも愛されない」
霧神「ええそうです
彼を慕っていると言う者は、彼の能力を慕っているに
すぎない・・・。」
断定されちゃったよ
狩理「もし、それが事実だとしても、それはお前もだろう
さっき、透明から聞いたが、お前は透明の骨を狙って
いたんじゃなかったのか
それは、透明の能力を」
霧神「違う」
狩理「」
霧神「・・・・私は、彼の骨で・・・彼の能力を使って、
彼の能力を消し去ろうと思った・・・。」
透明「」
霧神「彼は、この特殊な能力に呪われている
だから、もし今がダメでも、彼が死を迎えた後でも、
彼を苦しめた、この呪いを私が未来永劫消して
やろうと思ったの・・・でも・・・それも、
私の独りよがりだった・・・子供さえ授かれば、
その子の歯を使って呪術は完成できるとさえ
思っていたのに・・・私は・・・彼と同じでは
なかった・・・」
最臥「やれやれ」
揚羽「あんた馬鹿じゃないの
同じ境遇でなければ、愛せないとか
理解できないとか
そんなこと言ってるから、自分も愛せないでしょうが」
透明「揚羽・・・。」
揚羽「人を愛するなんて、独りよがりで良いじゃない
一生・・・結ばれない愛だって・・・あるんじゃないの
自分がその人を好きなら・・・それで・・・良いじゃない」
六羽「あげは・・・いい子いい子~」
黒揚羽の頭をナデナデする六羽先輩・・・
透明「霧神さん・・・もしかしたら、私は君が言うように
本当の意味で愛されない人間かもしれない
でも、この能力も私の一部なんだ
だから、私は常に能力も含めて愛されるように、
努力をしているよ
君の言うことが、本当だとしても、私は人を
愛することをやめない
愛されないのであれば、愛すればいいだけだよ
貴方は、沢山の人に愛されて生きてきた・・・
だから、今度は本当の意味で人に愛を与える
人になってよ
今回のことは、きっと、君を救おうとしている
誰かが、与えてくれたチャンスなんじゃないかな」
霧神「私を救おうとしている」
透明「感じない」
そっと、霧神さんの額に手をおく・・・。
透明「君は、ずっと守られている・・・君を最後まで愛して
くれた人達に・・・オン・アボキャ・・・・。」
霧神「あ・ああ・・・・・」
狩理「光明か・・・透明らしい・・・」
霧神「お・とう・さん・・・おか・あさ・ん・・・あああっ」
霧神さんが、その場で泣き崩れる・・・。
彼女にとって、この涙はきっと、殺伐とした毎日を
洗い流してくれるだろう・・・。
そして、しばらくして・・・
最臥「透明くん何だかいつも、ゆっくり出来んですまんのぉ」
透明「いいえ霧神さんのこと、よろしくお願いします
霧神さんも土下座までして、修業のやり直しをしたいと、
最臥さんに懇願してくれたので、ホッとしています
きっと、彼女は変われると想います」
狩理「まったく、透明よぉ次に会うときまでには、
お前もそのお人好しを少しは直しておけよ」
留鬼「いいえ透明様はそのままで良いと想います
また、是非、私にも色々教えてください」
狩理「やれやれ・・・留鬼もすっかり透明ファンだなぁ~」
霧神「・・・・揚羽さん・・・・。」
揚羽「な、何よぉ~」
霧神「貴方に言われたこと・・・かんしゃ・・・。」
揚羽「えっなに聞こえない」
霧神「・・・絶対に負けませんから
次に会う時には、透明さんを虜にさせてみせます
覚悟しておいてください」
揚羽「ムキ~~~ッこのメギツネ~~~~~ッ」
六羽「キツネ~~~~コ~ンコ~ン」
ALL「」
そんなこんなで、慌ただしく別れを告げた私たちは、
一路、懐かしの自宅へ・・・
揚羽「ただいま~~~~っ」
六羽「だいま~~~っ」
揚羽&六羽「げっ」
透明「あっ、あは、あははははっ」
揚羽「なんですか~~~~この、ゴミ屋敷は~~~」
透明「し、しかた・・・クラッ・・・あ、あれっ」
「バタン」
傷の影響か・・・熱が・・・
六羽「わぁ~~~っご主人たま~~~~っ」
揚羽「あ、熱っこ、これ、40度位ありますよ~
六羽先輩氷氷」
それよりも、救急車呼んでくれ~~~っ
この後、なんとか病院に行った私は、結局、7針縫うことに・・・
でも、何だか、いつもの日常・・・嬉しいかも
透明「改めて、二人とも
おかえり」
揚羽「皆様ただいま帰りました~~~」
六羽「たらいま~~~~っ」
完
昴と透明先生のお店
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先生の事は能力があろうが無かろうが、お人柄を含め、
先生の全てをファミリーの皆さんが愛していますからっ{ラブ}{ラブラブ}
改めまして、
揚羽ちゃん{ハート}六羽ちゃん{ハート}おかえりなさーい{キラリ}
首を長--くして待ってましたよ{ラブ}
先生が無理し過ぎないように監視{止まるひよこ}宜しくお願いしますネ{YES}{ラブラブ}
「<色:#0000ff>一生・・・結ばれない愛だって・・・あるんじゃないの</色>{ごめんなさい}」
切ない乙女心ですね・・・{ラブラブ}
・・・霧神さんもすっかり改心なさり、素晴らしいハッピーエンド{ラブラブ}
あっ!透明先生は病院行きだったので、大変だったけど・・・
ほんと、素敵なお話を今回もありがとうございました{アップ}
六羽先輩のお姿を拝見できて、嬉しすぎます☆
天舞先生、ありがとうございます☆
また時々はこうして、絵を拝見させてくださいね{アップ}
愛は異世界共通なんですな
最後のムウのイラストは天舞先生が描いたものですかね?
腕があがってますね
何とか童子みたいでかわいいです
リアルを描き写したものなのか、イメージなのか気になるところです
私達は、見えないところで誰かに守られているのですね。
レンファンさんが、救われて、よかった~~
ジーンと来ました。
愛されなければ愛すればいい!そうですよね。
いい話しが聞けて良かったです。
ありがとうございます😊
だぁぁ~~!六羽センパイ、きゃわゆすぅぅ{ラブラブ}
和風な出で立ちなのですねぇ 狩衣姿萌える~{ラブ}
天舞先生のイラスト、やっぱり最高です{グッド}{笑}
次回は是非とも黒揚羽ちゃんとのツーショットを
お願いいたしますm(_ _)m
あらためましてお二方、おかえりなさ~い{ハート}
愛は全てを溶かして包み込むものなのですね…{キラリ}
今回のエピソードは、回が進むごとに身につまされて
苦しくなってコメントも出来なくなっていました。
ワタシも霧神さんと似たようなことを考えていました。
先生を救いたい…なんて大それた想いではありません
でしたが「生きるために死ぬ思いをしなければ生きられ
ない」という先生の人生を想うと、この不条理を何とか
したいと、ずっと考えていたように思います。
といってもワタシに何が出来るワケでもなく…{汗}
もしも、ワタシに霧神さんと同じ能力があったと
したら同じような手段に出たかもしれません。
ん~でも風忌の門を開けるような、破天荒なコトは
出来ないだろうな…自分を愛してくれている存在が
居ることを知っていることと、知らないことの
差がこういう場面で出てくるのかな?と思いました。
同じ境遇だから解り合える、愛し合えるというのは
幻想に過ぎませんね。。なまじ同じ境遇だと、少しの
ズレも許せなくなるというのか「どうして理解して
くれないの?」と、相手に対して要求が増えてしまう
ような気がします。
逆に、たとえ別々の世界に生きていたとしても、種族が
違っても(?)愛で結ばれることだってあるのだと
思います。(黒揚羽ちゃんガンバ~!{ガッテン})
現に、ワタシ達夫婦は趣味も性格も考え方も全く
合いませんが(汗)それでも一緒に居たいと思いますし
大好きなんです(笑)自分でも「何でだろう?」と
思うのですが、こういうのは理屈じゃないんですね~。
ずっと傍にいても、どんなに好きでも相手の全てを
知っているわけじゃありません。それでも相手を
丸ごとを受け入れている…という自分の中にある確信。
この疑う余地のない確信が愛…なのかなぁ?と今回
発見しました。
あ、ちなみにワタシは先生のこと丸ごと大好きです
からネ{ドキドキ}(わ~!言っちゃった{汗})
霧神さんがご両親の愛に気付けて良かったな…{YES}
そして、これからは自分の幸せを考えられる人に
なってほしいな、と思います。
六羽ちゃんのイラスト可愛いですね。
又、天舞さんの4コマ拝見出来たら嬉しいのですが。
霧島さん、何か誤解している気がします。
確かに透明先生の能力を利用して、寄ってくる人も多いけど
本当に透明先生の事を人間性などをみて愛している人も、もっとたくさんいます。
透明先生は孤独じゃない。
少なくても、昴さんや小滝さんとやりとりしてきただけでも、凄い愛を感じました。
勿論、私達も愛していますからね!
連投スミマセン{汗}
でも霧神さんもまだ、やり直しのきく年齢ですし
間に合って良かったです。
霧神さんの行動は不可解でしたが、彼女なりに透明先生の事を
真剣に考えての事だと分かると複雑になります。
六羽さんと黒揚羽さんも帰って賑やかになりそうですね{キューピット}