Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

ムシムシ…(リュウモンイロウミウシ)

2015-04-20 19:25:57 | ウミウシ

雨交じりですが、ムシムシ…とした感じだった本日のやんばるです。

強めの風は南からで、気温も結局夏日だったり。

明日は一時的に風が真逆になりそうで、今日との差で体感ヒンヤリ感じるかなぁ…。

風はやや強めの南西。雨が降ったり止んだり。

〈イロウミウシ科アオウミウシ属リュウモンイロウミウシ Hypselodoris maritima 15年3月20日 沖縄島安和〉

学名種小名は『海の、海辺の』の意。

そりゃあそうでしょう、水中生物ですから…って感じですが……。

和名の方は、背面の黒色縦線が流紋のようなので…とのことですが、流紋って?

流紋とは、絹の平織物の一。

あるいは竜紋・竜文・竜門とも書き、竜にかたどった模様。

竜にかたどった模様って?

かたどるもなにも、竜は実在しないですよね。

まあしかし、竜といわれれば誰でもその姿をイメージできますから、そこはいいのか。

伝説や神話の生物としてはかなり身近な存在の竜。

沖縄の民話にも、『天の神と竜宮の神』、『マータンコー』、『龍の目病み』などいくつもあります。

中国が近く、繋がりも強かったためでしょうね。

さて話戻って…、背面に竜をかたどった模様。つまり背中に竜を背負ったウミウシ。

かなり強そうだ…、そして恐そうだ……。

で終わってもよかったのですが、竜門は中国、黄河中流の急流のこと。

つまり急流のように流れる線模様のことのような気もしてきたり…。

と思って再び画像に目を向けると、そんな風に見えてきたりしませんか…。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする