早朝は曇りがちでしたが、時間と共にギラギラの陽光になった本日のやんばるです。
乾いた風は北寄りでヒンヤリしていたのですが、それが心地よく思えるほどのパワフルな日差しでした。
明日以降は南風に変わるようで、週末にかけてムシムシした日が続きそうです。
風は北東。曇のち晴天。
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今年の1月14日、水循環変動観測衛星の観測データから、地球上に存在する海氷の面積が、1978年の衛星観測開始以降最小値になったことがわかったのだとか。
温暖化の影響でしょうか……
水循環変動観測衛星とは、JAXAの〈地球環境変動観測ミッション〉で打ち上げられた人工衛星の一つです。
このミッションでは水循環変動観測衛星(GCOM-W)と気候変動観測衛星(GCOM-C)の2つのシリーズが全球規模での観測を続けているそうです。
GCOM-Wは、降水量・水蒸気量・海洋上の風速や気温・陸域の水分量・積雪深度などを観測しているのだとか。
そして現在稼働しているGCOM-Wの一号機(GCOM-W1)には、〈しずく〉という名が付いています。
きっと膨大な量の水の滴を観測し続けているのでしょうね。
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さて…
〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属シズクイソハゼ Eviota flebilis 17年3月13日 沖縄島安和〉
2014年に新種記載された種。
〈シズク〉は、眼下の垂線に因んだ〈滴〉の意味なのだそうで、目から伸びる赤いライン模様を、したたり落ちる滴に見立てたということでしょうか。
学名種小名は『嘆かわしい』の意。
嘆かわしいとは、悲しく情けなく感じられること。
するとこの滴は、悲しみの涙の滴なのでしょうか…。