空は陽光サンサン、気温は夏日。
そして海は凪…。
気持ちよすぎる本日のやんばるでした。
風は東。晴天。
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畑などに、鳥よけで設置してある目玉模様のバルーン…。
あれって、何の目玉のつもりなのでしょうね。よく見かけるのは50~60cmくらいありますけど、目がその大きさなら体は…。
そんな大きな生物、畑にはいませんよね。その辺の畑にいたら怖いし……、とか思えたり…。
もっとも、あの目玉の防鳥効果には、科学的な根拠はないのだとか。
最初は警戒するかもしれないけれど、すぐに慣れてしまうのだそう。
そしてそもそも鳥が、〈目玉〉だとだまされて驚いているのかどうかにも疑問があるのだとか。
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クジャクの雄は、繁殖期に目玉模様の美しい羽根を拡げて、雌にディスプレイしますよね。
雌のクジャクは、あのたくさんの目玉模様を見て、おびただしい視線を感じるのだとか。
そしてそのことによって、恍惚の境地に入ってしまうのだそう。
こちらの目玉模様の効果は、確認されているのだとか。
目玉模様が〈実際の視線〉として機能するなんて、すごくないですか。
しかも相手を恍惚へと誘う視線…。
文字通りの『目で落とす』ってことですよね。
格好いいなクジャク…、とか感じたり。
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さて…
〈イボウミウシ科タテヒダイボウミウシ属キイロイボウミウシ Phyllidia ocellata 17年3月13日 沖縄島安和〉
学名種小名は『小さな目のある』の意。
この〈小さな目〉とはどれのことでしょう。
黒色輪状紋のことでしょうか。
〈同種別個体 17年4月7日 沖縄島安和〉
輪状紋は目のように見えますけど、この子たちの体サイズからすると小さくはないですよね。
では、背面を覆うイボ状突起のことでしょうか。
あんまり目には見えないなぁ…。
どちらも、警告色(ボクかなり不味いですよ、あるいは毒あるかもね…的な色彩や模様)を強化しているようには思えますけど。