Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

半貴石の青(ヒトデナカセ)

2021-12-28 19:02:04 | 水中生物

久しぶりにたっぷりと陽光を浴びられた本日のやんばるです。

ここ数日は暗く寒く雨交じり…な日々だったので、とても気持ちいい一日でした。

明日は一時的に南寄りの風になるようですが、年末年始は再び冷え込みそうです。

まあ、晴れアイコンが並ぶ週間予報なので、陽光は浴びられそうですが…。

風は北東。概ね晴れ。

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『水晶』

二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物である石英のなかで、特に無色透明なものを『水晶』と呼ぶのだとか。

六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多く、古くは『玻璃』と呼ばれて珍重されていたのだそう。

現在でも愛好家の間では強力なパワーストーンとして珍重されているのだとか。

あるいは粉末は顔料として使われていたり、デジタルカメラの光学フィルタに用いられていたり、石英ガラスや光ファイバーにも用いられているのだそう。

また水晶は半貴石の宝石でもあり、不純物が混じって色のついたものは『色つき水晶』として扱われているのだとか。

そのもっともポピュラーなものは紫水晶(アメシスト)ではないかと思いますが、他にも黄水晶、紅水晶、黒水晶、緑水晶、そして青水晶等があります。

青水晶はインディゴライトなどが水晶の中に入り込むことによって青く見えるのだとか。

インディゴライトは別名ブルートルマリンとも呼ばれ、その名の通り電気石(トルマリン)グループに属するきれいな宝石です。

不純物が混じることできれいな色を纏うというのは、何だか不思議な感じがしますね。

因みにトルマリンが電気石と呼ばれるのは、結晶を熱すると電気を帯びるからなのだそうですよ。

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さて青い水晶と言えば…

〈ハナゴウナ科ヒトデナカセ属ヒトデナカセ Thyca crystallina 21年10月26日 沖縄島安和〉

学名種小名は『水晶』の意。

半貴石のように美しい貝ですが、ヒトデに寄生しその体液を啜る貝です。

するとこのブルーは宿主から奪った色なのでしょうか。

生きている間はこの美しいブルーですが、死んだ後の貝殻は白なのだそうですよ。

 

 

コメント
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