一日を通してドンヨリな曇り空だった本日のやんばるです。
気温もそんなに上がらず……。
まあ、風がゆるやかだったので、寒さは感じませんでしたけど。
明日も今日のような天気みたい。週末にかけても今一つスッキリと晴れないようです。
ただ明後日以降は夏日の予報になってますけど。
風は概ね北。曇、午後の遅くに一時雨。
■■
『灯火(ともしび)』
もちろん明かりのこと。
火を獲得した人類は、その熱を調理や暖房に利用する傍ら、火から発せられる光を暗い場所を照らす道具として利用しました。
その結果人類の活動空間や活動時間が飛躍的に広がったのだとか。
人類が初めて用いた灯火はおそらく焚火で、それは日本神話の天岩戸の場面にも登場するのだそう。
その後も数々の照明器具を生み出していき、仏教と共に大陸から輸入された蝋燭によって、携帯出来る明かりを手に入れました。
燭台や雪洞(ぼんぼり)、提灯などの灯火具により、蝋燭の灯火は手軽に携行出来るようになったのだそうです。
蝋燭って、最近使ったことあります? 僕はもう何年もないです。
ひょっとしたら仏壇くらいでしか今は使用しないのかも、とか思えたり。
仏壇に灯す蝋燭は『灯明』と呼ぶのだとか。
二本の蝋燭の一方は『自灯明』、もう一方は『法灯明』を表しているのだそう。というかそれなんですか? って感じですね。
『自灯明』は『自分自身を頼りにすること』、『法灯明』は『真理を頼りにすること』という意味があるのだそうです。
ところで今は火事の原因にならないように、仏壇用のLED蝋燭が販売されているのだとか。
仏様的にはLEDの灯明でも良いのでしょうか? 南無……。
■■
さて灯火といえば……
〈ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属トモシビイトヒキベラ Cirrhilabrus melanomarginaus 22年9月30日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
学名種小名は『黒い縁取りのある』の意。
和名の由来である背鰭軟条部の鮮やかな朱色も、学名の由来である背鰭外縁部の暗色縦帯も共に成魚の特徴。
だからこの子はどちらも纏っていません。