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何げに好きな茶色い饅頭の光景
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13日よりお盆休みを満喫中……と言ってもどこにも行ってないんだけど
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ところで、、、今日は終戦記念日。それに合わせたわけではないのですが「日本のいちばん長い日」という映画を観に行ってきました。玉音放送の原盤やら皇居の御文庫付属室の公開やらと併せて話題になっているとか。じいは前に映画館で予告を見て絶対に行く!と決めていました。ここら辺のテーマは興味があるので。まぁそこそこニュートラルに描かれていたのではないかと思いました。聖断→玉音放送に至るまでの過程が中途半端に描かれていたので間延び感はあったんですけどね~~まぁ作り手の視座や思想で捉え方や描き方が変わるナーバスな部分を含んでいるので難しいのかな。それならあっさり8月13日~15日までの3日間だけに集中した話にすればいいのにと思ったんですけどね~~ま、そうすると予習必須になるからそれはそれで厳しいかもしれませんが。
この映画に描かれたものを鵜呑みにするのは危険かなぁとは思いましたがアノ戦争や歴史を考える素地となる良い作品です。じい、映画を観ながらふと頭を過ったのが「夢の痂」という舞台。東京裁判三部作の一つなので8月15日の先の話になるのですが、天皇に見立てた主人公が国語教師の女性の追及を受けて戦争責任を認めて謝罪する……これまた一つの究極の帰着点。聖断がもう少し早ければ沖縄も広島も長崎もソ連の侵攻もなかった、これもまた一つの見方。そんなこんなを考えてしまったのですが、つくづく思ったのは戦争は人を狂わせるということ。どんなに立派な人間、優しい人間でも絶対ということはあり得ない、人間ってそういう弱い生き物。昔の軍隊と今の自衛隊、同盟国軍は違うなんて言っている“現実主義”者こそお花畑の頭だと思うんですけどね。
70年しか経っていない、70年も経った……3日前の日航ジャンボ機墜落から30年の時も思ったけど、特に後者の場合は自分にハッキリ記憶があるので(前日に生まれて初めての飛行機、しかも国際線)そんなに昔のことのようには思えないんだけど遺族の方々の年齢を考えれば「もうそんなに経ったか」とも感じるのよね。でも当事者にとっては故人が思い出の一部にはなったとしても苦しい思いは決して消えないわけで。。。昨日あれこれ騒がれた70年談話が発表されましたが、心底思っていないことを発言するってこういうことなんだということがよ~~~く分かりました
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談話が発表された日の夜のNEWS23で10代20代の若者たちが作った「わたしたちの70年談話」の方がよっぽど充実していました。談話そのものはじい的には物足りなさがあったけど、その足りない部分もまた特定の考え方になるからバランス感覚がいるのかなと思ったり……でも、その背後にある談話を作るために交わされた議論はとても意味のあるものでしたね~
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70年談話の記者会見でワイツゼッカーの有名な演説のことを持ち出して質問していた記者がいたけど(産経だったのが笑えた
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「今日の人口の大部分はあの当時子どもだったか、まだ生まれてもいませんでした。この人たちは自分が手を下してはいない行為に対して自らの罪を告白することはできません。
ドイツ人であるというだけの理由で、彼らが悔い改めの時に着る荒布の質素な服を身にまとうのを期待することは、感情をもった人間にできることではありません。しかしながら先人は彼らに容易ならざる遺産を残したのであります。
罪の有無、老幼いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。全員が過去からの帰結に関り合っており、過去に対する責任を負わされているのであります。
心に刻みつづけることがなぜかくも重要であるかを理解するため、老幼たがいに助け合わねばなりません。また助け合えるのであります。
問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。」
荒れ野の40年の演説の一部。謝り続ける宿命を背負う、謝り続ける義務はなくとも過去を背負う義務と責任はあると思うのよね。なーんか自分が背負うべきものを無視して自分は知らないから謝らないと平気で言う盲目な人たちって何なのだろうか。。。