じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

実は大好きなんです^^;

2019-03-06 19:47:33 | テレビ・映画
  

 

 

今日はドラキチ過ぎてうるさいです(笑)

 

最近アニメづいているわけではないのですが   今日もアニメ映画を……春休みの鉄板映画といえばコレ   ドラえもん映画!!!今回はウサギが主役という理由だけで(笑)観に行くと決めたのですが公開直前になってから気づいたこと、、、辻村深月さん脚本   ちょっとぉ~~去年辺りからいきなりど嵌りして読み漁っている本の作家じゃないのぉ~~これは絶対に面白いに決まっている   だってドラえもんが好きすぎてこんなん書いちゃう人だもん。

 

 

     凍りのくじら (講談社文庫)
辻村 深月
講談社
 

いや~~久しぶりにこれぞドラえもん映画というものを観た気がしました。最近のドラ映画で評判が良いらしい宝島はじい的にはあざとすぎて逆に受けつけなかったけど、今回の月面探査記は余白が盛りだくさんで昨今ありがちな過度な説明や肯定がなくてとても良かったな~~良い舞台を観た後にあーでもないこーでもないと考えさせられるのと同じ感覚。ツッコミどころや物語の穴はあったのかもしれないけど、それを吹き飛ばす愛溢れる脚本。定説と異説、人工知能と人間、命、、、子供には難しいかもしれないけど大事な物はしっかりと伝えられるお話だったと思います。「想像力は未来だ!それを諦めた時に破壊が生まれるんだ!」と言ったドラえもんのセリフは心震えました  

 

そして不覚にも最後で涙ポロリしちゃったんですよね~~のび太とルカの別れ。そのシーン自体も伏線の大回収で一気に感情を揺さぶられたんだけど(辻村作品でお約束な  )じいの知っているアノ時代のドラえもん映画が戻ってきたというか昔から変わらないドラえもんの世界観がちゃんと受け継がれていることが嬉しくて堪らなかった涙もあった……と思う   一昨年だったかな?日本を代表するアーティストの人たちが自分の世界観でドラえもんを描くというTHEドラえもん展に行った時もドラえもんで育った人たちの中にドラえもんが生き続けて受け継がれていて優しい気持ちで帰ってきたことがあったけれど、、、ドラえもん大好きな辻村深月さんだからこそ書けた脚本だったなぁと。

 

いろんな考え方や意見はあるし今のドラえもんを全否定するつもりはないけど、やっぱり大山さんの声のドラえもんで育ってF先生の大長編新作を毎年観てきた身としては新しいドラえもんは何か物足りない気がするんですよね。昔のように大人の鑑賞に堪えうるような出来とは言い難い。100%子供向けに噛み砕かなくても、専門知識でガンガン押しても、それでも秀作であれば楽しめる……パラレルワールドとか子供の時は理解できなくても単純に面白かったし。今回の月面探査記は古き良き大長編ドラえもんの復活ですなぁ~

 

    


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