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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

fff-フォルティッシッシモ-/シルクロード~盗賊と宝石~(宝塚大劇場)その2

2021-02-25 20:56:50 | 観劇記
1つに収まりきらなかった~~続きです

2幕はショー 基本的にヅカは2幕物しか観ないというかショーが苦手……だったのですが最近は(映像だけど)いろいろ観るようになって少しは楽しめるようになった???一昨年の全国ツアーで初めてナマでショーを観ていつかは銀僑のある本場で観てみたいなぁと思っていたのですが、ようやく、最後の最後で、やっと叶いました!大劇場でお目当ての人が出演するショー、こんなに嬉しいことはないわっ

今回はお芝居仕立てになっていて、砂漠~ペルシャ~インド~中国と場所を移しながら青い宝石=ホープダイヤを巡る盗賊やキャラバン隊、取り巻く人々の攻防を描く物語。シルクロードと言うからついつい自分がいる日本の方から見て中国から出発すると勝手に思っていたので途中でそうだよね!と……頭悪っ(笑) 物語と言っても完全に繋がっているわけではなくて一応1つ1つの場面で完結しつつ緩やか~に繋がっているような、繋がっていないような 本気でお芝居として観ていると辻褄が合わなくてなってくるので混乱しそうになるのですが、それぞれの場面&全体が余韻を残すような終わりになっているので、観る側それぞれの想像や妄想(笑)で如何様にも楽しめる作品でした。とにかく1回きり、しかも最近やっといろいろ顔と名前が一致するようになったので見たい組子がアチコチ結構いる、見せ場や話題の場面は前もって聞いていたのでそこは外したくない、、、全体を見つつオペラを除きつつ忙しかった~~とにかく忙しすぎて途中からは諦めの境地(笑) 後悔したくなかったので望海さんにロックオン!それでもあっという間に過ぎ去ったというか気づいたらもう終わっていたという印象でした シルクロードということで全体的に茶系や黒系の色彩だったせいもあるのかな~~決して地味というわけではなかったけど初見の遠目にはハードな観劇だったかなぁと。。。

菅野よう子さん楽曲提供ということでしたが、ゴメンナサイ アニメやゲームは嫌いじゃないけど接触のない分野ばかりで……じいのイメージ的には「花が咲く」程度 こんな状態なのでテーマ曲も菅野さんの作曲かと思っていたら違ってたのね 普通に宝塚のショーのテーマ曲でした(笑)当たり前だけど耳に残るのよね~~初日舞台映像を見た時点で覚えてた位 やっぱりナマで聴いた時は感激したわ でもその前の冒頭の彩凪さん演じるキャラバン男の歌は菅野さんの曲。クセになるメロディでエピローグ的な最後の部分とリンクしていて良い意味で後に引きずる感じが気に入りました それと終盤の流れは圧巻でしたね~~ コロスたちが争い、その渦中にある青い宝石の悲痛な叫び……なぜ人は奪い合い殺し合うのか。兵士たちの悲惨な場面からの希望に導く輝ける救いの存在、、、ヒーロー的な 何となく既視感があるというかどこかのショーか何かで見たような気がしないでもなかったのですが、しかしまぁ望海さんのロングトーンの素晴らしいこと 永遠に伸びていくのではないかと思いましたが、その後のナンバー♪うわさに聞いていた歌詞は絶対に聴き逃さないように全集中!「君の最後は僕が奪おう、誰にも渡さない」ってちょっとちょっとちょっと~~!!!演出の生田氏の偏愛が垣間見られるのは置いておいてもコレは堪らんっっっ 卒倒するのも無理ないとは思いましたが、それはともかくとして、全てを失い絶望が覆ったように見えた世界だったのが少しずつ新しく芽吹いていき、やがて舞台中央には大樹が……そこに現れた白いハトのつがい。彩風さんと朝月さんの次期トップコンビが踊っているのですが、それを見守り送り出すかのような望海さんと真彩さん。先日の配信の時はここら辺から号泣しっぱなしだったのですが、最初で最後の初見のこの日は後から後から押し寄せてくる幸福感と温かさで満たされて幸せいっぱいになりました。生田氏が「これは、別れではない。人間は、思いを遺す。そして、その思いは続く誰かの道になる」と言っていたけど、まさにその思いが溢れる舞台になっていて、それが伝わるからこんな気持ちになれるんだろうなぁって……。

毎公演アドリブが楽しいというバザールの場面。ホープダイヤを盗むのに成功した望海さん演じる盗賊とそれを見事に捕獲する彩凪さん演じるキャラバン隊長。手錠をかけられ連行されていく時のアドリブ、、、今回はセディナ貸切ということで「セディナカードで払うから許して~」「ダメです」でした そして連れて行かれた先には女性たちをはべらせてやりたい放題の朝美さん演じるシャフリヤール。千夜一夜物語がモチーフということでリムスキー=コルサコフのシェヘラザードのメロディを使っているところが地味に嬉しかった~ でもツボがあちこちにあって見たいところありすぎ~~ 朝美さん気になるし真彩さんの衣装は素敵だし手錠姿の望海さんから目が離せないし……二兎(どころではないんだけど・笑)追う者は一兎も得ずでキョロキョロしているうちに終わってしまったような。。。その後はインドの神々の華やかな場面。ナマステ~♪と始まる場面でまたもやセディナ連呼(笑)貸切公演ならではのサービス!中詰めの前にインド神に扮した望海さんと彩風さんの踊り対決。何だか連獅子を彷彿させるような対決になっていて良い場面だなぁ~と 中国の場面は真彩さんのラップがめっちゃカッコよかった~~ その前で繰り広げられる抗争はやっぱり思い出さずにはいられない『BUND/NEON 上海』、しかも望海さんの設定はその時と同じ劉影強……そりゃあ狙ってるよね~という感じでしたが、これまた見どころが多すぎて1回ではとてもとても

フィナーレの黒燕尾、、、ザ・男役なこの姿を見られるは最後、しっかり目に焼き付けておこうと思って必死でした。彩風さんに次を託す青薔薇を渡すところも大丈夫だったんだけど、デュエットダンスはやっぱり堪えきれなかったです……オペラのレンズが曇るわ濡れるわで見えなくなるのでもう必死で 一瞬たりとも見逃すまいと泣きながら涙を拭きながらのガン見!!!一瞬真彩さんがバランスを崩して心配しましたが、そこをサッと自然に支える望海さん。何事もなくて安心しましたが本当に素敵なトップコンビに魅了され……。

観劇初めにもなった今回の作品ですが、ひたすら幸せな気持ちになれたことに感謝です

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