辞世の句シリーズとともに、昔HPを作ったりした時に名言集なぞも集めていたので(LaStradaさんのブログにも名言集が載っててかなりイイ!こともあり)、不意に不定期に名言集を載せていきます。
これまた、思いつきです。笑
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●名言集 その1
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『晞驥之馬 亦驥之乗也』
『驥(キ)をこいねがうの馬は、また驥の乗なり』
揚雄「法言」より
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驥(キ)は一日に千里を駆けると言う馬のことで、「乗」は仲間を意味する。
駿馬に憧れ、自分もそうありたいと願ってれば、それだけで駿馬の仲間である。
同じように、高い志があればそれだけで仲間・同士であるとの意味がある。
人種・国境・宗教など、あらゆる境界線は人工的な産物であり、崇高な志があれば全て一つである。
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これまた、思いつきです。笑
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●名言集 その1
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『晞驥之馬 亦驥之乗也』
『驥(キ)をこいねがうの馬は、また驥の乗なり』
揚雄「法言」より
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驥(キ)は一日に千里を駆けると言う馬のことで、「乗」は仲間を意味する。
駿馬に憧れ、自分もそうありたいと願ってれば、それだけで駿馬の仲間である。
同じように、高い志があればそれだけで仲間・同士であるとの意味がある。
人種・国境・宗教など、あらゆる境界線は人工的な産物であり、崇高な志があれば全て一つである。
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いま実務研修をしていますが,フランスの実務家はよく私のことを,日本の「コレーグ(同僚)」と呼んでくれます。同じ目的をもって仕事をしているから,国も制度も違うのに同僚なんだな,とちょっと嬉しいです。
視野が狭くなるとそんな大きなつながりの存在すら思い浮かばなくなってしまいますが…,志を高くもっていないといけませんね!
MY様
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『志』ってのは時に忘れそうになる概念ですよね。
『志』ってのは、あまり自意識がない自分の幼少時からの、長期的に自分を方向付ける軸の方向性なんだと思いますね。
瞬間瞬間に生きていると、短期的な思考法が中心になってしまうから、そこで大きく自分を方向付ける軸っていうのが必要になるんだと思いますけど、大部分は大人になってから世間体を気にした軸が多いことは多いと思うんです。
でも、『志』に秘められたのは、そんな表面的なものではなく、若かりし青かった自分こそが命や人生を燃やそうと感じていた軸なんじゃないかと思うのですよね。
だから、理想主義的な傾向があるんだけど、大人になって現実を生きていく上では、そんな理想主義の部分と現実世界での部分でのバランスを取る必要があって、それは両方大事だと思いますね。
両方向の張力でテンションがかからないと、ゆらぎの振幅は現実志向、短期発想志向、世俗志向・・・・多くの若者が嫌う方向性に流れて行きがちだしね。
そういう意味で、自分に秘められた『志』のようなものを、過去の自分を対話することで掘り当てて、そんな『志』さえも共鳴する「同志」がいれば、僕は色んなものを超えて共鳴できるんだと思います。
それは、眼に見えないし、言語化もしにくいものですけどね。
でも、その人を丁寧に長い間見ていると、僕はそんな『志』って透けて見えてくるんじゃないかとも思います。
名言集,続きも楽しみにしています!
MY様
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自分の中から志のようなものを掘り当てる作業は、木から仏像を掘り出す仏師と似てるかもね。
火の鳥『鳳凰編』でも、我王のそんな姿が出てくるし。
そういう自分を掘り出したり、『掘る(彫る?)』プロセスって、かなり面白いと思う。
そして、現代ではここのプロセスがナオザリになってるような気もしますね。
彫り続けること、掘りつづける事、そのために自分を信じること、自分の心を信じること。
時間をかけて、過去、現在、未来の自分と向き合い続けることが、自分の人生を生きるってことですかねー。
やはり、そのためには他者と共鳴しないと分からないし、他者の縁から受身の形で自分を見出す方向性も同居しないと、なかなかその辺の空気感を実感することは難しい。今は、30歳にして、やっとその入り口に入り始めた感じかもしれんなー。
ま、お互い深い深い穴を掘り続けていきましょうー。