日常

0.5秒の重み

2010-01-16 10:18:57 | 考え
一部のヒトに好評だった地球の歴史カレンダー。

もう一度自分で計算しなおしてみたので、是非楽しんでください。
自分でも、時々これを見直して悠久の時間を思い返すために。


地球誕生の46億年前から今年までを365日のカレンダーに対応させます。
(概算早見表:1か月=4億年、1日=1300万年、1時間=50万年、1分=1万年、1秒=150年)


地球は1月1日元旦の0時に生まれた。
単細胞生物は3月初頭(35億年前)に誕生。
初めの多細胞は9月中旬(10億年前)に誕生。
海から陸への移動は12月初頭(4億年前)。
ホモ・サピエンス・サピエンス(現生人類)は、12月31日23時40分(20万年前)に誕生。
ネアンデルタール人(旧人、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス)は12月31日23時57分(3万年前)に絶滅したので、現代型ホモ・サピエンスとしてのヒト(アフリカ類人猿の一種で、サル目ヒト科ヒト属)だけが生き残った。
西暦0年は12月31日23時59分48秒。
人生80年としても0.5秒。


これを眺めると、色んな感動があるけれど、単細胞から多細胞に変わるまで、25億年(約半年)もかかったと考えると特に感慨深い。
単細胞!って悪口あるけど、ひとつの細胞だけで完結してるってことは、実はすごいことだと思う。

ヒトって、すごい歴史を背負ってるなぁ。
感動です。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MY)
2010-01-19 01:27:15
西暦0年が12月31日23時59分48秒ですか・・・。行く年来る年真っ最中ですね。すごい!こうして1年に置き換えてみると本当に地球生物の進化の時間がイメージできますね。

これ,地球の寿命と共にこのカレンダーの時刻も少しずつ変わってくるのですよね。
ずーっとずっと先の代の人間が,思いついてこの同じ地球カレンダーを作ったとき,人類誕生や西暦0年は何日何時何分何秒になっているでしょうね?数秒しか変わらないうちに人類はいなくなってしまうとか。そんなことを考えると果てしなくてくらくらします・・・

地球の歴史カレンダー,面白かったので,手帳にメモらせてもらいました♪ときどき眺めてこのくらくら感を味わいたいと思います。
返信する
祖先 (いなば)
2010-01-20 08:49:47
>>>>>>>MY様

西暦0年が12月31日23時59分48秒って聞くと、人類の歴史なんて、隣の部屋にいって、よいしょと座ったくらいで終っちゃいますね。笑

自意識過剰になって自分中心でグルグル考える時、自分の母体となる地球兄さんの気持ちになって考えてみると、すごく自分の立ち位置が相対化される気がします。

人種差別とか、生まれがどうだとか、在日だとか、色んなことでヒトは難癖つけて差別したりしていますが、元々は単細胞の原始生命体しかいなくて、ホモサピエンスの祖先も同じわけで、どこに視点を置くかだけで、差別なんてあっという間になくなっちゃう気がします。祖先は同じですから。
返信する