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日常

外科医:幕内先生

2007-07-10 22:45:02 | 映画
まあとくに毎日かわりなく、CAG(coronary angiography→心臓カテーテル検査)、PCI(percutaneous coronary intervention→経皮的冠動脈形成術)の助手などを日々行っている、毎日心臓の血管と格闘している変わりない日々です。
日常業務が忙しく、疲れ果てていましたが、最近は少し勉強する気になってきたので、今後行う前向き研究の研究デザインを考えながら、1年単位で長期的に調べていく研究内容を作り始めているとこです。

ところで、この前のNHKのプロフェッショナルに、肝胆膵外科の幕内先生が出てました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070703/index.html

この先生は、自分が学生のときに師匠と仰いでいた教授ですが、
本当にストイックでかっこいい先生です。
世界的にすごい先生でしたが、あえてテレビなど全く出ませんでした。
(忙しすぎてテレビに出る暇もなかったと思うけど)

今年に大学を定年で引退して日赤の院長になったこともあり、少し時間的余裕が出てきたからついにテレビにでてきたのでしょうか。

この教授は、ほんと365日1年中病院にいて貼り付けで患者を診て、しかも論文もちゃんと書くという、本当に偉大な教授でした。
言葉の端々に、常に学ぶことも多く、今は自分は心臓を専門にしていて、肝臓がんとは全く違う領域にいますが、学生時代言われた色々なことは、しっかりと今も覚えていますし、常に肝に銘じています。

やはり、こういうよき出会いというものは、一生影響を受けてしまうもんですな。
こうやって学生時代の師匠がテレビに出ていると、非常に誇らしいし、ほんとかっこいいです。よき出会いを大切にしたいものです。