日常

LA

2012-11-09 02:05:50 | 雑多
LA(Los Angeles)から帰国しました。
時差‐16時間は辛かった。今もまだ時差ボケ中。


本題の英語での発表はそれなりに終わった。賞も受賞した。
座長からの質問の意味がうまく聞き取れず、うまく答えられず、恥ずかしかった。
日本でできる限りリスニング力を上げなければ。
英語勉強の切実な機会を与えてくれたことに感謝。


ダウンタウン近くの日本人街・リトルトーキョーは不思議な感じだった。
焼き鳥屋で食べた。アメリカ人向けの味付けなのかな、と思った。


LAの物価は高かった。


ホテルでの食事はアメリカンスタイル。これを毎日食べたら、そりゃ太るわ、と感じた。
フルーツをなるべく食べた。カリフォルニアオレンジもあり、フルーツはおいしい。


LAでProfessorをしている先生に、ビバリーヒルズ、UCLA、サンタモニカ、など案内してもらった。


LAのダウンタウンはかなり危険なかんじだったけれど、西海岸は比較的安全なかんじだった。
ビバリーヒルズには超大金持ちの豪邸が多く、アメリカの巨大な貧富の差を実感。ここまですごい差があるのはおかしいとも思う。
UCLAは大学構内が巨大で感動。こんなところでキャンパスで来たら最高に違いない。リスも何匹も目撃。



行き帰りの飛行機で映画を満喫。

○「コリア(As One)」→ 1991年、卓球の世界卓球選手権で、南北朝鮮の合同チームが活躍。実話に基いた映画。大感動。泣けた。是非日本で見れるようになったら見てほしい。
○細田守監督「おおかみこどもの雨と雪」→オオカミと人間の間の子供の人生と共に、人間と自然の関係を描く。重層的な映画でこの映画も号泣した。いい映画だった。漫画「よつばと」のような爽やかさと、色んな思いが去来。
○黒澤明監督「デルス・ウザーラ」(1975)→当時のアカデミー外国語映画賞作。ロシア人探検家の記録に基づいた、ロシアの山の中で生きるデルス・ウザーラの人間像を通して、自然と人間の関係を書いた作品。こんな名作があるとは知らなかった。黒澤監督らしい重層的な作品。とても一言でこの魅力を伝えることはできない!超名作!
○ロドリゴ・コルテス監督「レッド ・ライト」(2013年2月15日公開)→ロバート・デ・ニーロが盲目の超能力者を演じた。デ・ニーロ演じる伝説の超能力者サイモン・シルバーと、超常現象を暴こうとする科学者チームの攻防戦。面白くなかった・・・。超心理学のアインシュタインとも呼ばれたJ.B.ライン(デューク大学教授)という人がいて、超能力を歴史上初めて科学的に探求しようとした人ですが、こういう世界を描こうとしたのかもしれないけど、残念ながら底が浅すぎる映画だった・・。



LAではThe Getty Centerという巨大な美術館にも行く。
石油王が作ったタダで見れる美術館。総大理石ですごい。
フラッシュなしで写真もOK.
帰国直前に寄り、芸術の力に癒される。


ということで、疲れましたが、10年以上ぶりの久しぶりのアメリカでした(大学生時代、シカゴからロサンゼルスまでルート66という道路を友人と車で横断したことあり)。


*カメラを忘れてしまい、全て携帯カメラで撮影。















4 コメント

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おかえりなさい! (YUTA)
2012-11-16 02:42:47
無事に帰って来られたようで何よりです。
英語で発表して、受賞までされたというのは素晴らしいことですよ!これは全米の心臓の学会ですよね。そういえば、ちょうど大統領選の日に滞在していたのではないですか?アメリカ人たちは選挙の話でもちきりだったのではないでしょうか。

そして、日本もついに今日解散するようです。とにかく変わらなければならないので解散は良いことだと思います。それから総選挙と同日になる予定の都知事選ですが、猪瀬さんがとうとう出馬を決意したとのことです。あのゼミから都知事が出れば大したものですね。私は猪瀬さんの選挙のボランティアに行こうと思うのですが、まだ事務所もないし、どこに連絡すればいいのでしょうか。

ともかく、日米の選挙をはじめ、中国も権力者が代わったし、EUは経済的に崩壊しているし、これからますます激動の時代になりそうです。私は今まで古典を拠り所にしてきたのですが、現代社会のためになにか行動できないか模索したいものです。
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 (いなば)
2012-11-19 09:47:14
>>YUTAさま
そうですね。<無事に>というのはその通りです。LAのダウンタウンは、やはり殺伐としていたし、本能的に怖いものを感じました。都市部は病んでいるなぁというか、あまりに人工的すぎる違和感を感じたといいますか。

そうです。ちょうど大統領選の日だったのです。自宅の庭先にはそういう旗がかかげてあったり、テレビをつけるとそういう報道が多かったりしました。
オバマ大統領も、当初の熱狂はなんだったんだろうか、と思います。スピーチと言うのは、ああいう風に熱狂させて催眠的にさせる働きがあるので、良くも悪くも注意が必要だなと感じますが・・・。



猪瀬さんは都知事選に出られますね。自分も何度かゼミ内で猪瀬さんと話したことがありますし、ああいう有言実行の人が都知事になられるのは支持します。しかも、常にデータや事実というのを実証されますし、そういう誠実な態度も好きです。ただ、データと言うのは時にある意図によってねつ造されることがあり、それはデータを使用する方が常に注意して使わなければ利用されてしまうことがあるので、それには注意してほしいです。自然科学に所属している僕らは、自然現象をデータへと変換させ、それを数理的に解析することで自然現象を理解しようとするのが常ですが、常にデータ精度に関しては注意していますし。自分がそのデータに騙されることがありますしね。
自分も、あらためて猪瀬さんの著作を改めて読んでみようかなと思っていますね。


そうですね。YUTAさんのおっしゃるような激動の時代になると思います。価値観の転換がいろいろ起こると思います。
中身もなく持ち上げられているものはいづれ馬脚をあらわしてしまうと思いますし、今、無駄や無用、社会の役に立たないと思われているもの、人に、光が差すと思います。

無用や無駄として社会から切り捨てられてしまっていたもの、それは単に【経済】や【効率】という一元的な価値観のもとでの価値判断であったことに気づき、すべての存在の底から深い価値が見出されていく時代になると思います。
森羅万象、無駄なものなど何一つなく、それぞれはそれぞれの使命のもとにこの世に受胎して、縁により連鎖してつながりあっていると思いますし、そういう意味で、それぞれが果たすべき使命(規模の大小によりません)が明らかになっていく時代に入ると思っています。
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おめでとうございます! (あまおと)
2012-11-20 21:50:12
受賞おめでとうございます!

携帯での撮影でも、とても綺麗に撮れていますネ!
写す人の腕かな!! 第二の目かな!!

私もちょうどいなばさんと入れ替わりでイギリス旅行に行ってきました。
いなばさんのおっしゃるとおり芸術は身も心も癒されますよね。というか、自分を植物に例えると芸術は水と太陽みたいな感じです。
ロイヤルオペラハウスで連日「愛の妙薬」「現代バレエ」「バレエ・白鳥の湖」を鑑賞してきました。
大英博物館やナショナルギャラリー、テイトブリテンなどもまわりましたが結局は好きな画家の絵画が目に焼き付いています。
名画だらけで何が何だか分からなくなってしまいますが絵の方からオーラが出ていて自然に引き寄せられていく絵があります。不思議です。

ロンドンは世界一流の都市という感じで何もかもが誇り高いように思いましたが、湖水地方やコッツゥォルズのような田舎の方が時間がゆったり流れていて町の人達の素朴で優しい笑顔が伝わってきました。

ところで、インコちゃん可愛いですね!!
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大英帝国 (いなば)
2012-11-21 21:21:35
>>あまおとさま
お祝いの言葉、有難うございます。

携帯は、自分はアイフォンもスマートホンも使わず、相変わらず昔の携帯のまま使っていますが(最近はマイノリティーになってしまった・・)、Webでお見せする画質ならまったく問題ありませんよね。形態写真を現像したことはありませんが、L版プリントくらいならあまり問題ならないような気がしますね・

ロイヤルオペラハウスですか!素晴らしいです。うらやましい。
自分もベルリンに行ったときはいろいろオペラハウスを事前にネットで予約していきましたが、今はネットがあるので予約も楽です。
以前だと電話で予約だったのでしょうが、そうなると旅行代理店を通さないとどれだけ時間がかかってしまうか分からないもので・・

ロンドンは大英帝国の名残で、さぞ誇り高い国だと思いますね。
経済もアメリカが優勢のようで、そうは言ってもロンドンの人たちが大きな力を持っていそうですし。



日々職場と自宅の間を往復するだけの日々ではありますが、東京はそうは言ってもいろんな面白い催しものやってますし、時間を創り出していこうと思っています・・・。
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