日常

サクラサク、サクラチル

2009-04-05 19:03:25 | 時事
「サクラサク、サクラチル」
って言っただけで、何かの物事を伝えることができる日本。

うれしいこと、肯定的なこと→「サクラサク」
うれしくないこと、否定的なこと→「サクラチル」


ほかの国にも同じような言葉あるんでしょうけど、日本人はサクラが大好きですよねー。

今日いろんなとこをブラブラしましたが、いたるところでみんながサクラの話をしていた。
そして、銀座の街中でも、ふとサクラがあるとみんな足を止めて見ている。
携帯で撮影する人もいれば、ただ見る人もいる。
でも、たいていの人が思わず見惚れる。老いも若きも男も女も。

そして、サクラの花びらが風になびいてサクラチル風景を見て、みんなが「アーキレイー」と感嘆して、思わず声に出している。


いやー、今日の日本は、北朝鮮からミサイル発射されたけど、そんなことと関係なくサクラがきれいな日だった。晴天也、晴天也。

太陽の光とともにサクラサク、風と共にサクラチル。
そんな日だったなー。


*********************
『はな』
作詞 武島羽衣  
作曲 滝廉太郎

春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
眺めをを何に 喩うべき


見ずやあけぼの 露浴びて
われにもの言う 桜木を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳を


錦織りなす 長堤に
暮るればのぼる おぼろ月
げに一刻も 千金の
眺めを何に 喩うべき
*********************

この曲じゃないけど、春の麗らかな日って、なぜこうも心がウキウキするんだろうか。不思議だー。


世界に向けて全て開きたくなる、そんな感じ。

冬は寒いから閉じて閉じて・・・
春になって世界に開く!開いて開く!

そんな感じです。不思議だなー。春に誘われて心まで軽くなる。




ということで、絶好のお散歩日和だったので意味なく散歩という名の放浪をしてきました。
考える時間よりも感じる時間を優先!
感じることからすべては始まる!


写真も数枚とってきたので、海外の皆様も日本の桜をなんとなく堪能してください。


UPするときに適切なサイズってのがよくわからんので、ブログ用のかなり小さいサイズになってて見にくいかもしれん。すんませ~ん。




(我が家裏手の東大病院近辺。)



(医学図書館横は隠れサクラ名所だったので、学生時代にここで何度か花見をやったことあり。)











(ここからは我が家から見た不忍池)







確かに、サクラってキレイだなー。

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (Shin)
2009-04-05 22:31:38
桜の写真だ!ありがとう。
うちの側の桜たちは、なんだか発達途上のようです。しかし、気になるのはつぼみがだらりと垂れ下がってきていること。まだ咲いてないのにね~。

ところで、中国語の授業で、新しい漢字がでてくるときは先生が、その漢字の成り立ちを説明してくれます。
桜は、「木に横に女の人がいて、無数の花びらが降り注いでいる」と言った感じでしょうかね。
返信する
サクラの話をよく聞きます。 (いなば)
2009-04-07 00:30:40
>>>>>>>>>>>>Shin.K
上海の人たちも、桜咲いたら「いやー今日は桜咲いたねー」みたいな感じで盛り上がったりもするんでしょうかね?
日本では、どこに言っても、チラホラ桜話が聞こえてきます。でも、日本で桜が一番の見ごろなのは本当に今週くらいだしね。
美しさが一瞬で終わるとこなんて、すごく儚いんだよねー。
返信する
霞か雲か (la strada)
2009-04-08 21:29:35
今更ですけど、美しい写真をどうもありがとうございます!日本の桜は、本当にこわさを感じるほどの美しさと魅力を持っているものですね。見惚れてしまいます。

私が毎日毎日見守っている、仕事場の前に咲く立派な一本の桜の木。昨日が満開で今日はどんどん散っていました。散ってしまった花びらが、桜の影のようになっていました。とてつもなく切なくなって、仕事のあと、その黒々と、ごつごつとした太い幹に寄り掛かって、色々な思いに耽ってぼーっとしていました。

ついに孫ができたおばあちゃんみたいな歓喜レヴェルで、ついに咲いた咲いた!と写真ももりもり沢山撮ったので(笑)、ブログにそのうちアップしますね~ 皆さまにも見ていただきたいわ~

ドイツとこちらは何がこうも違うのだろうと色々考えてて、これもそのうちブログに書くと思いますけど、一番大きいのは、桜を「愛でる」という感覚だなぁと。勿論、こちらの人もその美しさにふと足をとめたり、写真を撮ったりするのですけど、根本的に何かが違う。
桜は、麗しき季節の到来の「一部」であって、決してメインではないのですよね。
うまく言葉でまだ書けないなぁ・・・
(でも、例えば昨日なんて、満開の桜の木に、スプリンクラーの自動噴射で、水が容赦なくばっさばっさかかって、すごい勢いで、花弁が散っていました・・・日本じゃありえん^^; スプリンクラー自力でとめようかと思った。)

あと、日本人にとっては、小さい頃から入学式や、人生の大切な節目節目で、桜がセットで記憶に残っていますよね。人生の新しい門出と共に、いつも桜が咲き乱れて私たちを見守ってくれていたのだなぁと改めて感じ入りました。

さーくーらーさーくーらー
かすみか、くもか
みわたすかーぎり


返信する
桜って色んなこと喚起させられるなー (いなば)
2009-04-09 00:11:24
>>>>>>>>>>la strada様

実物の美しさには到底かないませんが、日本(特に本郷近辺)の雰囲気だけでも伝わればうれしいです。

なんか東京も、何気ない路地とか、到る所に桜が咲き乱れていますよ。
風で桜の花びらが散る情景なんて、えもいわれぬ美しさがありますね。舞台の紙吹雪を見ている感じですし。

散ってしまった桜の木っていうのも、本当に物悲しいですよね。ほんの数日前まであんなに満開だったのに!って感じですよね。
LaStradaさんが寄り掛かってる情景がなんとなく想像できます。しかも、一本桜なら尚更!

わが実家の熊本にも、阿蘇に「一心行の大桜」という見事な大桜があります。
最近は観光バスが来るほどの人気なので見に行かないですが、圧倒的な桜です。
http://www.yado.co.jp/hana/kumamoto/issingyo/issingyo.htm

この桜は、なんか地を這うように伸びてて、独特な雰囲気を感じたものです。
花より団子とはよく言いますが、ここで食べたヤマメの塩焼きが美味しかったのもよく覚えてます。


そのモリモリ写真も見たいですねー。
ブログって写真をUPするのが面倒なので僕もいつも手こずってますが、自分のことはともかく、ほかの人の写真は見てみたい!しかもドイツの桜なんてなかなか見ないし。 でも、桜って一言で言ってもものすごい種類ありますもんね。


桜を「愛でる」感覚は確かにありますね。
なんか季節の挨拶にも近いし。
「桜きれいですねー」みたいな挨拶を最近はよく聞きます。こういう交流はいいことですよね。

確かに、入学式みたいな景色も同時に思い出しますね。
新しい旅立ち。不安と期待が入り混じって、いろんな人との新たな出会いをする旅立ちの時。
そんな情景も目に浮かぶのは、やはり日本人が無常観を含めて桜を歌で詠んだり詩にしたり、そういう長い蓄積があるからなのでしょうね。


Mr.Childrenで言うと、桜の言葉は一文字も入ってないにも関わらず、桜を見ると「旅立ちの唄」をふと口ずさんじゃいます。

ちなみに、このLiveVersionの動画で、「背中を押してるから」の歌詞の時に、桜井さんがそういうジェスチャーをするんですが(4分10秒あたりとか、5分40秒あたりね)、そこがまたシビレるし、惚れ直します。(←かなりマニアっくな話題だけど笑)

→YouTube動画
http://www.youtube.com/watch?v=G0jgKnoFrKE

********************************

旅立ちの唄
作詩・作曲:桜井和寿


怖がらないで。
手当たり次第に灯り点けなくても
いつか 一人ぼっちの夜は明けていくよ
転んだ日は はるか遠くに感じていた景色も
起き上がってよく見ると なんか辿り着けそうじゃん

君の大好きだった歌 街に流れる
それは偶然が僕にくれた さりげない贈り物

Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰か分からなくなるとき君に語りかけるよ
でも もし聞こえていたって返事はいらないから・・・

大切なものを亡くして また手に入れて
そんな繰り返しのようで その度新しくて
「もうこれ以上 涙流したり笑いあったりできない」と言ってたって
やっぱり人恋しくて

今が大好きだって躊躇などしないで言える
そんな風に日々を刻んでいこう
どんな場所にいても

Ah はじまりを祝い歌う最後の唄
僕は今手を振るよ Ah
悲しみにさようなら
疲れ果てて足が止まるとき 少しだけ振り返ってよ
手の届かない場所で背中を押してるから

Ah 旅立ちの唄
さぁ どこへ行こう? また どこかで出会えるね Ah
とりあえず「さようなら」
自分が誰か忘れそうなとき
ぼんやり想い出してよ
ほら 僕の体中 笑顔の君がいるから
背中を押してるから
でも返事はいらないから
********************************
返信する