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●名言集 その3
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『調べ高ければ、聴くもの稀なり』
新井白石「折たく柴の記」より
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専門外の人間に伝わらない意味不明な学問的意見や、言葉に翻弄されただけの高踏的な意見には耳を傾けるものが少ない。
話は理解されることが本質であり、自分の意見をただ言いさえすればいいというものではない。相手の立場に立ち、相手の立場から自分の意見を見つめないといけない。
相手に理解されないのは、相手が悪いのではなく自分の説明が悪いからと考えるべきであると思う。
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●名言集 その3
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『調べ高ければ、聴くもの稀なり』
新井白石「折たく柴の記」より
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専門外の人間に伝わらない意味不明な学問的意見や、言葉に翻弄されただけの高踏的な意見には耳を傾けるものが少ない。
話は理解されることが本質であり、自分の意見をただ言いさえすればいいというものではない。相手の立場に立ち、相手の立場から自分の意見を見つめないといけない。
相手に理解されないのは、相手が悪いのではなく自分の説明が悪いからと考えるべきであると思う。
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まさに、その通りですね。
シンプルな言葉、でも内容は過不足なく、なにより理解されることを考えて。
職場においてはもちろん、日常生活の中でも大事にしたい考え方。
当たり前のようであって、実はできていないこと、な気がします。
…特に、職場が専門職だったりすると。
難しく専門的な言葉が、高等な言葉であるとはきちがえられるのだけは、避けねばならないといつも思います。
理解されない話って、自己と他者の関係性においても、自意識過剰な自己アピールなんだと思うんですよね。
他者中心で世界を見ると、そんな他者の視点から自分の話というものがどう聞こえるかを考えるのが自然になる。
相手は100人いたら100人違うので、常に100通りの人に合わせて話の仕方を変えないといけないとも思います。比喩とか、たとえ話とかもそうですね。それぞれの立場にあった、うまい比喩を考えながら、イメージしやすいように理解しやすいように、自分が相手に合わせて発想しないといけないですね。
僕らやMakiのような医療畑は、そういう意味不明な言説の極みなので、自分の周りから少しずつそんな現状を、視点を入れ替えることで変えていきたいとも思いますねー。
専門用語を駆使して、どんどん本質からズレながら煙に巻くことは避けたいです。