観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

竹と外来種(移入種)問題

2009-03-21 14:01:03 | みんなでやろうぜ
MSN産経ニュースより
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090320/plc0903202024005-n1.htm

竹林の増加が気になったので調べてみました。一例として。
独立行政法人森林総合研究所関西支所
http://www.fsm.affrc.go.jp/Nenpou/39/p20.html
どうも外来種で生命力の旺盛な竹は手入れしないと増えやすいのかもしれません。人間の自業自得ですが、よくある外来種(移入種)問題のような気がします。自然に増えるとしたら、こういう放置は困ります。勿論コストも検討しなければなりませんが、取り組んでみると面白いかもしれません。活用だけでなく、植林も選択肢のひとつでしょう。

原生的な自然か、手入れされた自然か

2009-03-21 12:27:05 | 政策関連メモ
以前から疑問に思っていることを、ハッキリさせておこうと思います。原生的な自然か、手入れされた自然かという問題です。

林野庁の政策
http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/tenkai.pdf
整備も管理も経営も雇用も大いに結構だとは思うのですが、「何もしない」ということも国民の潜在的なニーズを考えると有力な選択肢ではないかと考えます。どうして原生的な自然ではダメなのかという疑問が消えないということです。

どちらかというと環境省自然環境局の仕事なのかもしれませんが。
http://www.env.go.jp/nature/pamph/index.html

行政はどうしても本能として仕事をしたくなるのでしょうが、国民の(潜在的)ニーズがそこにあるとは限りません。手付かずの自然のメリット・デメリットが分からないと、手入れするメリット・デメリットも分からないでしょう。手入れするのもタダではありません。放置された自然というのも、それがそもそも自然なのであって、良いことでもあるのではないかと思っています。少なくとも国民一般にとっては。

国民一般の潜在的なニーズを考える必要のある政治としては、より客観的な森林の機能の研究の進展が待たれるところではないかと思います。現状、例えば水源涵養機能にしても炭素の吸収・固定ということに関しても、手を入れなければならない確かな根拠はあるのでしょうか。日本の自然環境なら、大体が木は放っておいても生えてくるでしょう。

また、こうした研究のあり方自体も気にならないわけではありません。独法・大学など公と民間(大学にも公的資金は入っていますが)の住み分けというか、どう研究するのが良いのかということですね。

国民に対する嘘

2009-03-21 10:33:03 | 護憲勢力と仲間達
民主党web-site 2009/03/20 鳩山幹事長(筆者注:この記事は時間的に3/21鳥取の幹事長の記事より前、民主党web-siteは時間を00:00:00にしているので分かりにくいが。)

妖怪呼ばわりも国民に選挙で選ばれた議員・公党に対する侮辱に他ならないわけですが、それも常態化していることなので、今回問題にするつもりはないです。

> 「本当に困っている方々に皆さま方の税金を有効に使わなければ意味がない」と訴え、定額給付金の予算2兆円分があれば、200万円×100万人で100万人の雇用を創出することができると説明。

失業者を集めて、公共事業をやろうという話ですね。寄せ集めの労働力のみでコストも払わず何をするつもりなのか全然分かりかねますが。それだったら、定額給付金の方が喜ばれると思いますよ。国民の声を聞いてみたらいいと思います。

実際は政府与党は雇用対策として雇用調整助成金など効果的な施策を行ってきています。また、定額給付金(一種の減税策)の政策的な評価は、財政赤字とコストというマイナスポイントと、生活支援・景気浮揚というプラスポイントを考量して決まるものであって、全然関係ない種類の政策をもってきても比較になっていないということは、何遍も何遍も直接指摘されていますので、これだけ集中的に取り上げられた話題でその点を覚えてないということは考えられず(いくらなんでもそこまで無能ではないでしょう)、国民に嘘の説明をし続けていると断定せざるを得ません。

*「(一種の減税策)」と「全然関係ない種類の政策と」、この辺の2つの説明を後に追加。雇用対策も公共事業も経済対策として政府与党はやってきているので、減税策は減税策として、やるかやらないか、やるならどうあるべきか、緊急にやるべきではないか(なかったか)という論点にならないとおかしいという趣旨の指摘です。以前より定額給付金に関する野党の批判のこの点に関する欺瞞性は指摘されてきました。(3/21 12:53)