観測にまつわる問題

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小沢代表公設第1秘書の起訴を受けて

2009-03-26 08:59:25 | 政局・政治情勢
読んでもらえると大体理由は分かると思いますが、自民党支持者の立場を離れて、一政治マニアとして書きます。

まず自公サイドとしては当然それなりの追及をすべきでしょう。野党の追及は与党がやるのが本筋としか言いようがありません。
http://www.jimin.jp/jimin/daily/09_03/24/210324c.shtml

民主党サイド(社民・国民新含む)(共産は含まない)は極力擁護するないし黙るべきです。小沢代表(だけでなく自由党とかその周辺も)がダーティだと言う話は、昔からよくある話なのであって、今度の事件も特に意外性はありません。例えば事務所費問題があって、その時も公開しているから問題ないという姿勢でありました。今更裏切って降ろしていい顔しようなど虫がいいことが通るはずがありません。あえて言うなら、反小沢代表と目されてきた仙谷氏が言うとかであれば、まだ分かりますけど(民主党議員として責任がゼロとも思わない)。ただ、自発的にとか自主的にとか要求したと報道されていますが、日本語としておかしいということは指摘しておきます。一例として。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090326ddm002040153000c.html 毎日jp
要求した(として)時点で小沢おろしとしかいいようがないでしょう。自発的に辞めるというのは、例えば福田康夫元首相のような辞め方を指します。今辞めて自主的に辞めたと言った所で、強弁しているようにしか見えません。やるなら堂々批判すべきです。苦しい時に裏切る(と見られる)リスクはあるとは思いますけど。ただし、同じ反小沢とされる人物でも、前原氏は純政局的な発言は避けるべきだということはついでに指摘しておきます。衆院選が終わるまで、偽メール事件のみそぎは済まないと考えられるからです。とりあえず現時点では、この点、民主党に公式にさほど不審な発言は見られないとは思います。

また、仮に小沢代表が辞任するのであれば、代表選は必ず行うべきです。先の代表選が無投票であったことに象徴されるように、党内で団結しすぎで厳しく党内議論をしない民主党の体質が今度の問題を生んだとも言えるからからです。その場合、鳩山幹事長・小沢氏に近い議員・前原氏は、これまでの発言・経緯から自粛するべきです。

検察は例えば行政処分等で済ませられたのではないかという点について、見解を発表すべきでしょう。国民に選挙で選ばれ、不逮捕特権もあるのが国会議員です。検察が政治に介入すると見られるのは検察自身のためにもならないと思います。この事件に関わらず、検察は政治介入・国策捜査を疑われてきています(例えば佐藤優氏逮捕)。