観測にまつわる問題

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外国メディアと政権交代論

2009-08-27 18:08:27 | 政治システム・理論
日本の状況も分かっていないのに、あれこれ分かったふうなことを言ってくるのが外国メディアです。民主主義の先輩だと思っているのかもしれませんが、日本は戦前から民主主義です。それで戦争に突入したのですが。少なくとも政局報道に中立はないということが分かっていないマスコミが勝ち馬(政権)翼賛報道をしているのは今も同じです。結論が下れば、気分が晴れたとか言う「声」を紹介するでしょう。人が死なない分まだマシですが。選挙はスポーツと同じく、ルールを整備しなければなりません。今の日本は何でもありだ。そしてそれはそれを指摘することでしか直らない。少なくとも、何でもアリの政局至上主義をもって、政局至上主義を消すことは出来ません。どこぞの市長やどこぞの政党を見れば、良識があれば眉をひそめざるを得ないでしょう。

失政云々、経済云々を指摘しても始まらないんですよね。何を持って失政とするか、何が原因で経済が悪くなっていてどうするべきかが語られていなければ、政策的に間違った方向に進む時、交代が当然という言説が悪影響を及ぼさざるを得ないということです。日本は論理が重視される国ではありません。そして長らく民主主義です。欧米とは変質してしまっていても。

後に付け加えると、外国メディアの新鮮な視点は私個人はむしろ好きな部類です。違う視点が面白いので、特に外国の事例の紹介は私は好んでいるということです。それだけに、日本について納得いかないことを言われると、何なんだと思ってしまいます。何処でもそうですかね。

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