観測にまつわる問題

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程度の低い社説が続きますね

2009-02-27 04:30:31 | メディア
いい機会なので、今日も朝日の社説を批判する。

「早期解散」を良く検討してみましょう。日本は法治国家なので、解散権は与党サイドにある以上、法令上野党の意見に従わなければならないことは一切ありません。また、予算を人質にすること自体が、犯罪的で国民生活を無視するやってはならない行為であると、これまでも指摘してきました(国民新・社民・共産は考え直してくださいね)。つまり、現行ルールであるべき姿を考えると、早期解散を吠えたところで無意味で間抜けというところに落ち着かざるを得ません。

また、「早期」解散であるのは何故でしょう。与党の支持率が高いとしても解散を要求しなければなりません。ここで、どこから「早期」を言っているのかを考えてみましょう。そもそも、参院で与党が大敗したことを受けて小沢代表がずっと言っているのが始まりではないでしょうか。これはあり得ないでしょう。ねじれてもきちんと運営していくのが当たり前ですから。また、人気が落ちたら早期解散もあり得ませんね。日本人も凝りますから、人気取りごっこが激しくなって、選挙ばかりになりかねません。小沢代表は元々人気が低いということを考えてみましょう。人気が落ちたら解散するんですかね。

どんどん揚げ足を取ります。

「政治空白はもういい」→空白とはからっぽのこと。今実際行われていることは何なのでしょう。

「だれもが政治の役割を期待し」→勝手に人の意見を決めないように。

「麻生政権の機能不全は深刻になるばかりだ」→どこがどう機能していないのでしょう。野党が勝手に予算を人質にしているから危ないだけです。野党のやることは野党の責任。誤魔化さないように。

「国民の不満は極限近くまで膨らんでいる」→これ以上支持率が下がったら超極限ですか。どう見ても大衆は平穏だと思いますけどね。言葉のインフレですな。

「「ねじれ国会」になって久しいのに、野党に政策協議を求めるでもなく、局面を打開しようという工夫も努力もあまりに乏しい。 」→事実誤認。政策協議は求めてきてます。どうなってるんだろう、朝日の社説は。局面を打開しようにも、野党の政局を求める意志は固いですから。大連立も拒否したのは民主党です。

大体、この不況の中、経験不足かつバラバラが明らかな(いつ空中分解してもおかしくない)野党連合に舵取りをさせる危険性を指摘しないのが不審です。

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