観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

河野太郎、吠える

2009-09-21 04:40:15 | みんなでやろうぜ
総裁選で眉を顰めざるをえない言動が目立つ河野太郎氏ですが、この人は以前から問題がある人のようです。

このブログでも国立総合メディア芸術センターを擁護していたところ、後ろから鉄砲を撃たれて、モノ申したことがあります。補正予算を支持したばかりの麻生政権サイドから、まさか弾が飛んでくるとは思っていませんでした。中身が決まっていないとの批判でしたが、(特に日本が原因でもない)世界同時不況に対応する景気の下支え目的の緊急補正予算案で、経済対策(将来の種まき)にもなるよう考えて決めたことです。中身を充実させるよう意見があっても、否定してしまうことは有り得ません。賛成したのだから論外もいいところでしょう。

特に注目もしていない人なので詳しくは知りませんが、過激な言動で知られた人物のようです。過剰な表現ならまだしも、私には不寛容かつ間違っているように思えます。森氏・青木氏排除をブチ上げることも然りです。選挙で通っている以上、排除は100%有り得ません。どう考えても対話し必要とあらば説得するのが総裁の仕事です。寧ろ森氏・青木氏を過剰に恐れているフシがあります。総裁になろうかという人がビビリすぎでしょう。弱者というものは得てして居丈高になるものです(弱いものほどよく吠える)。弱者なら仕方ありませんが、自民党総裁がそれでは困ります。国連事務総長を目指す発言に到っては、思わず笑っちゃいそうです。どの国に噛み付くことを想定しているのでしょうか。

また政策的に懸念されるのは「ムダ」排除に過剰に拘っているように見える姿勢の問題です。自民党は伝統的に地方に強い政党ですから、民主党よりは地方に配慮することが要求されます。地方は非効率が不可避なところがあるので、地方の無駄にも切り込む必要はあるものの、実情にも配慮し腹を括らねばならないところもあるでしょう。二大政党云々と言っておきながら、自民党の特徴を理解せず、民主党と同じところに行こうとしているように見えます。

こういう人物なので、町村氏の電話があるとして、心情的には理解できるところもあります。妨害はするべきではありませんが、総裁になってほしくない問題人物であることは確かだと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿