観測にまつわる問題

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中四国を結ぶ広域サイクリングルート「しまなみ海道・やまなみ街道・山陰ルート」

2018-02-18 12:53:46 | 日記
昨日は自民党愛媛県連の「えひめ地域リーダー育成塾」で松野博一衆議院議員・元文部科学大臣の教育に関する講義・閉講式に参加してきましたが、それに関する記事はまた後日とします。他にたまっているネタも含めて、再来週あたりからしばらく時間ができましたので、その時に一気に進めていく感じになると思います。中国に関しても今いろいろ考えている感じですね。自分が納得しない限り意見を変えることはないタイプですが、世の中いろいろな考えもありますし、眠っている考えを引き出し伸ばして、状況に対応していくことは可能だと思います。経済ネタもいい本を見つけたので、ドカンといきたいですし、女性活躍や法律といった新しいネタの開拓もやりたいですし、やると言った古いネタも回収したい。ニュースも見なければなりませんし、時間が幾らあっても足りない感じです。(徐々に)より社会に出ることも考えています。書いておかないと惰性に流される可能性もありますからね。公開されているのがアレですが、今更な感じです。

今日は、愛媛(松山~今治)~広島(備後地域中心)~島根(出雲地域)~鳥取(伯耆・因幡)を題材にインバウンドの視点で観光や産業を考える記事を書きたいと思います(途中になっても公開して後で完成させていきます)。広島(安芸地域)はまた今度やります。今治以外の東予地域は四国の中心にあるという観点からまた後ほどやるつもりです。地方ネタで言えば(インバウンドに限らず)、石垣は必ずやりますし、茨城もまた書きたいと思っています。名護もネタが思いついたらまたやります。

インバウンドを保守がやるというのも奇異に映るかもしれませんが、これは経済的な観点と共に文化面の観点も影響しています。日本経済を成長戦略で伸ばしていくことを考える時、インバウンドの獲得は外せないと思いますし、日本文化を守るに当たって重要な指摘を行ったのは、これまでも言及してきましたが、イギリス人のデービッド・アトキンソン氏だと認識しています。日本はお雇い外国人で伸びた国ですし、そもそも技術の導入に関して排外的な国ではなく、そこが日本のいいところなんだろうと思っています。和魂洋才って言いますしね。少なくとも日本ではゼノフォビア(xenophobia)「外国人嫌い」が保守の要件とは思いません。それどころか寧ろ地方創生に本気なのが保守じゃないかとさえ思っていますし、左翼ほど小日本主義だとも認識しています。

名護の記事をやった時にサイクリングに着目したことで、これを中心にやれば止まっていた記事が充実して書けるんじゃない?と思ったのがきっかけですね。

中四国を結ぶ広域サイクリングルート「しまなみ海道・やまなみ街道・山陰ルート」設定(cyclesports.jp 2017.05.22)

まだこれから整備していく感じで、今現在このルートを勧める公式のページがある訳ではないようです。そういう意味でインバウンドとして取り扱うのはやや苦しい感じですが、まぁこれからということでご了承ください。

しまなみ海道・やまなみ街道・山陰ルートをつなぐ広域サイクリングルートの設定(鳥取県)

筆者は松山側の松前町在住ですが、〆は道後温泉がいいだろうということで、鳥取側から始めます。

残念ながら鳥取県での整備はこれからですし、ルートが複数あるので、鳥取での確たる起点・ルートは決められません。国内の人はいろいろ移動手段があると思いますが、今回はインバウンドということで、自転車の空輸を想定します。ちゃんとルートが整備されたら、起点で自転車の貸し出しとか、途中で諦めた時に自転車を回収できるポイントや方法があってもいいと思いますが、それはいずれそうなるんじゃないかと思います。

飛行機でロードバイクやクロスバイクを輪行する方法(ESCAPE Airと自転車ライフ 2017-08-15)

現在は鳥取の起点は大山ということですから、米子鬼太郎空港に降り立つことになります。ただ、先にリンクしたcyclesports.jpの記事では、「鳥取県は、県観光戦略課によれば、大山から東へ36㎞にある北栄町の青山剛昌ふるさと館(漫画「名探偵コナン」の作者の展示館)を起点とする延長ルートを決定済みで現在整備中。さらに東へルートを伸ばす構想がある。」とのことですから、鳥取砂丘コナン空港も有り得ますね。

鳥取県は漫画かよ(褒めてます)と思いますが、ついでですから、未整備を無視して鳥取県全部いっちゃいましょう。以下観光地の選定はRETRIPというサイトを参考にしています。

まず鳥取と言えば鳥取砂丘ですね。ファットバイクで砂丘に乗り入れることもできるようです(鳥取砂丘でファットバイクに乗ってアウトドアを満喫! TRAIL ON)(残念ながら外国語対応はありません)。らくだにも乗れます(らくだ屋)パラグライダーも体験できます(鳥取砂丘パラグライダー体験)(残念ながらいずれも外国語対応はありません)。鳥取市観光コンベンション協会の砂丘のページはこちら。鳥取砂丘コナン空港から鳥取砂丘はわりと近いようです。鳥取砂丘の近くには砂の美術館があります(英語対応)。砂丘は本格的な砂漠では勿論ありませんが、東アジアの本格的な砂漠「ゴビ砂漠」「タクマラカン砂漠」に比べれば、気軽に楽しめるのではないかと思います。ただ、鳥取砂丘は日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例(鳥取県)があって、落書きやポイ捨ては禁止されています。インバウンドを狙うなら外国語訳も必要かもしれませんね(ありましたら申し訳ありません)。訪日外国人とマナー問題ではこんなページも(訪日外国人(インバウンド)の増加とマナー問題 (割り込み編) 日本アセアン総合研究所)。常識ですが、マナーは守っての観光を楽しんでほしいと思います。鳥取は梨といったフルーツのイメージもありますが、残念ながらインバウンドを意識した取り組みはあまり目立たないようです。インバウンド促進において食は重要な要素なようですから(インバウンド促進における日本の食に関する考察 西武文理大学 安田亘宏)、逆に言えばまだまだ可能性があるのではないかと思います。



鳥取砂丘はユネスコの世界ジオパーク「山陰海岸ジオパーク」に含まれるようです。世界遺産と何が違うの?と思いますが、世界遺産は保護が目的で、ジオパークは保護しつつ活用していくのだそうです。

鳥取市周辺から東伯・倉吉地域に移ります。ここでは青山剛昌記念館三朝温泉(三朝温泉旅館協同組合)、白壁土蔵群(Japan Hoppers)に注目します。青山剛昌記念館ホームページは英語・韓国語・中国語対応になっていますが、何でもアラブでもヒットしたのだとか(アラブ世界で人気のある日本アニメTOP5 Ecomアラビア語ネット)。アラブは探偵ものが好きということですが、推理小説(ウィキペディア)なんかを見ると、旧約・新約聖書にもミステリ要素がある話が含まれているようですし、最古の例の探偵小説はアラビアン・ナイト『千夜一夜物語』の「3つの林檎の物語」 (The Three Apples) なのだそうです。訪日中国人に関心度が高い観光名所ランキング:「江の島」がランクイン(訪日ラボ)を参照しましたが、スラムダンクの影響で中国人観光客に江の島の関心が高いらしく、名探偵コナンも可能性があるかもしれませんね。日本でもそうですが、中国でもスラムダンクの影響でバスケブームが起こったようです。キャプテン翼もそうですが、この辺のジャンプアニメのパワーは凄まじいところがあると思います。三朝温泉旅館協同組合のページは英語・中国語・韓国語に対応しているようですが、温泉は訪日外国人も興味がある観光資源のようです(「温泉×FIT」がもたらす地方へのインバウンド波及 MCCatalog+)。土蔵は日本の伝統的建築様式です。JNTO(日本政府観光局)によると、訪日外国人は日本の伝統的建築様式に関心があるとのことです(訪日個人旅行者の関心は「伝統的建築様式」、「日本料理]と「伝統的日本庭園」)。

米子・境港といった西伯地域に足を伸ばす前に境目の大山(山陰・鳥取 大山町公式観光サイトD-Club 英語対応)。東の富士山、西の大山とは大きく出ましたが、富士山に似た成層火山で結構著名な山だと思います。何でもインバウンドの影響でガイドの需要も高まっているとか(自然ガイド・登山ガイド・山岳ガイドになるには〜それぞれの資格取得について Greenfield)。観光で怪我をしたら何にもなりませんので、観光登山をするなら、くれぐれも安全に気をつけてください。「新・観光立国論」など日本で文化・観光に関する著書多数のイギリス人デービット・アトキンソン氏も自然の重要性は指摘していますね(日本の自然は魅力多いが課題も山積み 登山、自然散策、花めぐり、外国人に人気のコースを探った やまとごころ.jp)。大山は広域サイクリングルート山陰ルートの現在の起点でもあります。

ついで西伯地域ですが、境港の観光と言えば、ゲゲゲの鬼太郎/水木しげるですね(外国人も熱狂! ゲゲゲの鬼太郎に会いに、妖怪ロードへ行こう トリップアドバイザー)。妖怪は日本独自の観光資源にも成り得るのではないかとも思います。外国人対応してくれるか分かりませんが、大山町圓流院には妖怪天井画も。体験観光とあわせて、お化け屋敷に可能性があるかも(お化け屋敷イベント「水木しげる×すみだ水族館 水の妖怪トンネル」を開催 観光経済新聞)(惨劇のあった臨海学校に夜な夜な霊が…しかも宿泊可! 朝まで絶叫できる過激な施設が千葉・館山にオープン 産経ニュース 2016.8.15 14:00 >車いすでも入場でき、英語での対応も検討するなど、バリアフリーやインバウンド(訪日外国人)を見据えた21世紀型の観光施設を目指す)。堺港は魚の町で食も可能性があると思います(境港市観光ガイド)。後は江島大橋ーベタ踏み坂ー(鳥取県観光連盟)。自転車なら歩道は禁止で車道になるそうですが(危険かも)、圧倒されますね。テレビCMにも登場したようで、ニコニコ動画でもアクセス殺到(超急勾配・江島大橋「自転車で渡ってみた」 ニコニコでアクセス殺到 JCAST)。



島根に入ります。まずは中海の南ルートの安来市の足立美術館の日本庭園。>アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』が、全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「2017年日本庭園ランキング」が発表され、当館の日本庭園が「15年連続日本一」に選ばれました。

ついで松江。玉造温泉松江城((一社)松江観光協会)、松江フォーゲルパーク(RETRIPの紹介では世界的にも珍しい最大級の花と鳥の公園だとか)、そして松江堀川(堀川めぐり)。コタツ船がいいのか、グルメがいいのか、松江堀川は外国人に受けているようです(“外国人が多いです”松江堀川・地ビール館の口コミ トリップアドバイザー)。

出雲大社はやまなみ街道ルートから外れますが、出雲に来て出雲大社は外せませんね。神社でインバウンドと言えば、京都の伏見稲荷のようですが、キーワードは写真・SNS・インスタ映えのようです(インバウンドで地方が生き残る方法。京都の伏見稲荷で考えたこと。 90秒の書評で人生を変えよう!ビジネスプロデューサー徳本昌大のブログ)(神社もインバウンド!外国人観光客を意識した案内 株式会社アンディーンノア 最新情報(スタッフブログ))。出雲大社も注連縄が印象的ですし、SNS映えする神社としてSNAPLACEが運営するSNS映えスポットを紹介するInstagramアカウントに載っています(出雲大社)。神社で商売を考えるのも高尚ではありませんが、伊勢神宮なんかはお蔭参り(ウィキペディア)をするために江戸の庶民はお金を出し合い(お伊勢講)、御師のもてなしを受け、お蔭参りのお礼が土産や選別の始まりという説もあるそうです。おかげ横丁もありますね。商売繁盛の神様も祭りも多いですし、日本の宗教は意外に経済的だと思います。神社でインバウンドはこれからかもしれませんが、こんな記事「「政教連携恐れず」、伊勢市や神社本庁が観光で議論 (日経新聞 2017/7/25 18:00)」もあります(神社本庁は政府機関ではありませんので、ご注意を)(>高津氏は「観光や文化遺産保護の観点で政教連携することは海外では当たり前だ。周りは気にしていないと思う」として、市町村が地域の神社仏閣について情報発信に取り組むべきだと訴えた)。他に食では島根ワイナリー。お酒のインバウンドの可能性もあるようです(お酒についてのインバウンドの可能性とは? 株式会社グローバル・デイリー)。(島根)和牛のインバウンドの可能性はこちら(日本に来たら「和牛すし」 外国人が喜ぶニホンショク しきたりより楽しさ重視、「爆食い」狙った新メニューとは NIKKEI STYLE)参照。

やまなみ街道奥出雲からは一点。たたら製鉄の可能性を指摘したいと思います。日本刀こそある種の日本のイメージそのものですね。日本刀は単なる武器ではなく、社会性・精神性を伴っていました(刀剣の社会性と精神性 中世歩兵研究所)。西洋ではサーベルは将校のシンボルでしたが、第一次大戦以降は佩用は儀式時に限られるようになったようです(サーベル(ウィキペディア))。でも社会性・精神性からか日本軍は軍刀に拘り、第二次世界大戦においても主要装備であったようです(軍刀(ウィキペディア))。刀剣はおみやげグランプリ2016でグランプリを受賞しています(刀剣ブームがお土産にも! 「おみやげグランプリ2016」でグランプリ受賞の「日本刀ハサミ」が面白い -岐阜県- 株式会社東京ドーム)。侍・忍者はインバウンドでも人気ですね(「侍と忍者は今もいる」 訪日客に大人気、人手不足に 殺陣や剣舞の習得が必要、将来は人気の職業? NIKKEI STYLE 2017/10/2)。刀鍛冶と観光・インバウンドに関しては「青森=刀剣?青森の新たな魅力を発信した「刀剣ツアーin青森」とは? 「あるもの活かし」で地域力発信!〜たびすけ代表西谷雷佐の旅ブログ〜」「茶道や陶芸、海外富裕層に「体験」を提供するインバウンドビジネス forbesjapan.com」。日本刀職人は海外でも注目を集めているようです(日本刀の職人たちVOL1 刀鍛冶 :文部科学省)(日本刀職人の動画再生1千万回超 瀬戸内市公開、海外で注目集める 山陽新聞 2017年08月02日)。後継者不足が深刻な日本の職人文化ですが(なぜ日本の職人文化は「後継者不足」に陥ったのか? イーアイデム)、後継者がいないという刀鍛冶も、会社がやれば結構いけるんじゃないかと筆者は思います(【職人】日本の鍛冶技術は世界レベル! 新潟燕三条の「モノづくり」がヤバすぎる イーアイデム)(中国産漆に駆逐される国産漆!国宝守る英国人社長の闘いと日本人への提言 ぼやきくっくり時事ネタぼやきと番組書き起こし)。そういう訳で、たたら製鉄に可能性を感じている訳ですが、奥出雲でもインバウンドの取り組みがあるようです(日本遺産たたら製鉄の魅力を10言語でガイド。音声ガイドアプリPokke、島根県奥出雲町のインバウンド施策に採用 PR TIMES)。

広島に入ってやまなみ街道ですが、ルートから外れるものの世羅高原農場はどうでしょうか?広島ではグリーン・ツーリズム先進地域におけるインバウンドの取組状況(農林水産省)では安芸太田町と北広島町の事例が取り上げられています。ウォール街でも知られるビッグプレイヤー農林中金(知られざる巨大金融機関・農林中央金庫 JBPRESS)は農業融資は0・1%と指摘されますが(【小泉進次郎 独占インタビュー全文公開】「農林中金はいらない」 「農業の“護送船団”を改革する」 週刊エコノミスト 02日 2月 2016)、グリーンツーリズムで地域活性化にも取り組んでいるようですね(農林中央金庫 グリーンツーリズムで地域を活性化 IT pro)(>モニターツアーは5回開催している。2017年4月実施の第5回は、SNSで多くのフォロワーを有するインフルエンサー9人を台湾から招き、広島県と愛媛県で各種体験に参加してもらい、地域の人々と意欲的な交流を図った。参加者のフォロワー数は多い人で35万人を超え、9人の合計フォロワー数は100万人以上だったという。それぞれがインスタグラムなどで情報発信し、1回の投稿で1万1000 件以上の「いいね」が付く参加者もいるなど情報発信効果は大きかったという。・・・世羅高原農場や道後温泉での事例も取り上げられています)(話は逸れますが、農林中金は本来業務の農業融資にも力を入れ始めているようではありますね。食農関連分野への円滑な資金供給(農林中金)。TPP・EPAを迎え撃つに当たって、経営感覚をもった農業法人への融資は大きな力になるのではないかと思います)。花は東南アジアの観光客に強いみたいですね(来日目的は「花」 東南アジア観光客憧れの名所はここ インバウンドサイト発 日本発見旅NIKKEI STYLE 2017/4/11)。西日本が東南アジアのインバウンドを狙うなら関西国際空港との連携が重要だと思います。必ずしもLCCである必要はないと思いますが、関西国際空港はLCC就航都市数日本NO.1なのだとか(LCC徹底比較 関西国際空港オフィシャルサイト)。関西国際空港と地方空港の連携に関してはこういう案も(関空で来日、伊丹から地方へ 新「黄金ルート」誕生か 空港間のアクセス向上へ、阪急が新線乗り入れなど検討 NIKKEI STYLE 2017/9/28)あるようですが、書きにくいことをあえて書きますが、伊丹空港を廃港にして関西国際空港から国内線をドンと飛ばした方が、明らかに東南アジアから地方へのアクセスは良くなるだろうとは思います。日本の国際空港は仁川などアジアの空港に客を奪われ、これからは中国の空港も台頭するようですが、日本の地方空港から海外に行くのに日本の空港を経由しないのは無駄というか何とも残念なことだなと思っています。ANAなんかはLCCに積極的だという話も(LCC積極派のANAと消極派のJAL、今後を左右するのは「IT戦略」だった ビジネス+IT 2016年04月19日)。後はホームページに外国語対応はありませんが、三次市農業交流連携拠点施設トレッタみよしも食とショッピングでインバウンド向きかもしれません。ここでは体験プログラムは現状少ないようですが、体験型観光農業自体は注目されているようです(注目される体験型観光農業 みずほ総合研究所)。

さて山間部を過ぎ、尾道・福山へ。尾道や福山は風光明媚で有名で多くの映画のロケ地でもあるようです(おのみちフィルムコミッション ふくやまフィルムコミッション)。ロケ地とインバウンドの関係ですが、映画が海外で大ヒットすると、観光客が大幅増するという効果があるようです(映画やドラマの成功で佐賀県にタイ人が急増、満足度を高めてリピート客に! クレアインバウンドライブラリー)(北海道がインバウンドでアツい!訪日中国人観光客が北海道に行く理由は「狙った恋の落とし方。」という映画? 訪日ラボ)(長野・岐阜でインバウンド需要3倍増見込み!? 映画「君の名は。」が海外でも大躍進 訪日ラボ)。「君の名は」は日本のアニメ映画ですが、海外ドラマや映画の誘致も有り得るのではないかと思います。特にタイに着目した佐賀県は結構凄いですね。日本国内におけるロケ撮影の現状と課題(特定非営利活動法人 ジャパン・フィルムコミッション)という資料を見ると、課題は結構あるようですが、2020年のオリンピックに向け海外からの問い合わせがさらに増える傾向にあるとのこと。今がチャンスかもしれません。福山観光コンベンション協会を見ると、コンベンションが重視されているようですね。国際会議の誘致・開催支援はJNTO(日本政府観光局)が行っているようですが、コンベンション誘致等 による賑わいの創出 - 福井県ホームページを見ると、ターゲットを絞ることが重要なのだとか。佐賀とタイの事例に通じるものがあるかもしれません。観光では鞆の浦が景勝地として有名ですが、鞆の浦を伝える写真館 - 鞆物語というページがあります。また、福山はばらの街なのだそうで、ばら祭りも大きなイベントのようですね。国際的にはブルガリアのばら祭り(ブルガリアのバラ祭りがめちゃくちゃ可愛い!!! NAVERまとめ)やアメリカのTournament of Roses Paradeが有名なのだとか。他に体験&産業・環境観光やグルメや福山ブランドなどのグッズも充実しているようです。尾道はおのなび|広島県尾道市(しまなみ)の観光情報を見ましたが、福山同様風光明媚で写真も意識しているようですし、サイクリング情報もあって、食にショッピングに充実しているようです。

しまなみ海道についてはSHIMAP しまなみ海道観光マップ。観光スポット・体験メニュー・グルメと充実していますが、やはりここで取り上げたいのはサイクリング。乗り捨てもできますし、充実しているようですね。自分の自転車を送るにはしまなみ海道へ自転車を送る方法、自分で運んでくる便利な方法は?(しまなみゲストハウス「シクロの家」)参照。サイクリングしまなみも国際的なようです。グラン・ツール・せとうち2018 開催決定!(cyclesports.jp 2017.11.13)というニュースもあります。自転車生産国としては台湾が有名なようですが、トップを走るジャイアント社がしまなみ海道を支援したとも(中国巨大市場でシェア4割! “自転車”産業で成功した日系企業、その驚くべき「先行戦略」(現代ビジネス 2016.07.06))。台湾との交流では松山―台北 チャーター便 エバー航空が11月 県、定期化に期待(日経新聞 2017/9/22 6:00)(>チャーター便には184人乗りの機体を使う。台湾からの観光客らが愛媛県内を訪れることに用途を限定、愛媛の人々が台湾を観光するのに使うことはできない。)参照。定期化の鍵は台湾の観光客の方々に愛媛を楽しんでもらうことですが、インバウンド先進地の高山市におけるインバウンドの取り組み(岐阜県高山市)や岐阜県高山市、多言語化と外国人目線での情報提供 (岐阜県高山市海外戦略室)を見ると、当該外国人の特徴にあわせた取り組みが必要なようです。パンフレットなんかも日本語のパンフレットをそれぞれ翻訳するのではなく、国別に中身を変えることまでやっているという話も。台湾人の特徴は訪日台湾人観光客の特徴(訪日ラボ)参照。日本酒が好きなようですが、愛媛は隠れた酒どころでもあるようです(愛媛の日本酒ランキング2018 日本酒評価SAKETIME)。「日本のドラッグストアで購入すべき医薬品を紹介する本が出版されるほど、医薬品や健康グッズは定番のお土産になっています。」とのことですが、ドラッグストアとインバウンドに関しては、ドラッグストアの果たす経済的役割(経済産業省)参照。話が逸れましたが、しまなみ海道で外せないのは大山祇神社(ウィキペディア)(>『国宝・重要文化財大全 5 工芸品I』(毎日新聞社刊、1998)によると、国宝・重要文化財指定の大鎧41件のうち11件、胴丸54件のうち27件、腹巻39件のうち14件が大山祇神社の所有である。以上を合計すると134件中52件(39パーセント)が大山祇神社の所有である)でしょう。山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将、三島水軍の尊崇も厚く、しまなみ海道がかかるまで陸続きでなかったことから、小さな島に4割もの鎧が集まり残ったんでしょうね。よもやぬかりはないと思いますが、念のため寺社仏閣の防犯対策(セキュリティハウス)。インバウンドは質の高さを求めているということで、拝観料の値上げも可能なようです(デービッド・アトキンソン氏「観光産業は「発信」から「研磨」へ」 国際イベントニュース)。体験観光で言えば潮流体験はどうでしょうか(潮流体験・能島水軍は村上海賊の里・瀬戸内しまなみ海道)?個人的には能島城を復元したら、個性的で面白いような気がします。来島海峡急流観潮船(うずしお体験) / 株式会社しまなみ(音が出ます)は、造船所で建造中の船舶を間近で見られることも魅力とか。亀老山展望公園は絶景ポイントのようです(しまなみ海道今治探訪)。ドルフィンファームしまなみは日本最大の「イルカとクジラのふれあい施設」だそうです。

今治市の観光情報だと今治市のページが外国語にも対応しています。タオル美術館ページは外国語未対応。輸出は東アジアで好調のようですから(輸出タオル国別数量 今治タオル工業組合)、インバウンドの可能性もあるかも。

今治・道後はまかぜ海道(愛媛マルゴト自転車道)のサイクリングで疲れたら、風早の郷 風和里(ふわり)で休憩。海は綺麗ですよ(#はまかぜ海道 - Instagram Search)。筆者ははまかぜ海道に近い松山北部の太山寺地区で生まれ育ちましたが、あの辺の海は、川が流れ込む普通の浜辺とは違います。

最後は以前も紹介しましたが、道後温泉。ここでゆっくり汗を流して〆でしょう。旅館の外国人対応はインバウンドの教科書(全旅連青年部)参照。語学のできる人材が重要ですね。道後温泉周辺での食とショッピングは道後商店街|道後温泉本館へと続く、道後ハイカラ通り、道後温泉旅館協同組合(道後温泉観光協会)の道後温泉物語というページもあります。


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