シジミ:桑名の市民団体、生態調査 専門委共同座長、長良川河口堰を視察 /三重(毎日jp 2011年10月10日)
>市民団体によると、木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川はかつて日本有数のシジミの産地だったが、塩水の遡上(そじょう)防止や治水、利水開発を目的とした河口堰の運用開始以来、長良川での漁獲量が激減したという。
>開門調査を巡っては大村秀章・愛知県知事や河村たかし・名古屋市長が共同マニフェストに掲げたが、河口堰下流で工業用水を取水している企業への塩害の影響などを理由に鈴木英敬知事は否定的な見解を述べている。岐阜県議会も開門調査を批判する決議をしている。
前にも書いたが、治水は必要なはずで、ダムが造れないから、川底を掘り、塩水遡上防止で河口堰を造ったはず。大村・河村サイドは塩水遡上について説明すべきだろう。マニフェストだから絶対やるでは話にならない。シジミの回復もいいが、塩害もまた無視できないはずで、ならば、決まっている話を引っくり返す方が分が悪い。そうそう簡単に造ったものを壊されては(シジミ回復の結果が出れば事実上廃止、出なければ5年以上無駄になる)、経済は無茶苦茶になってしまう。もう少し慎重に公約を作るとか(野党が良質の公約を作れる何らかの仕組みがあってもいい)、柔軟に対応するとか何かあるはず。
>小島共同座長は「この目で長良川の状況を見られてよかった。鈴木知事などから求められればいつでも説明に行きたい」と述べた。
求められれば説明しにいくというスタンスも疑問。塩害を被る側の立場を軽視しているのではないか。河口堰が塩害防止のためにあることを考えると、開門という河口堰無力化を大村・河村サイドだけで決められることなのだろうか?
>市民団体によると、木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川はかつて日本有数のシジミの産地だったが、塩水の遡上(そじょう)防止や治水、利水開発を目的とした河口堰の運用開始以来、長良川での漁獲量が激減したという。
>開門調査を巡っては大村秀章・愛知県知事や河村たかし・名古屋市長が共同マニフェストに掲げたが、河口堰下流で工業用水を取水している企業への塩害の影響などを理由に鈴木英敬知事は否定的な見解を述べている。岐阜県議会も開門調査を批判する決議をしている。
前にも書いたが、治水は必要なはずで、ダムが造れないから、川底を掘り、塩水遡上防止で河口堰を造ったはず。大村・河村サイドは塩水遡上について説明すべきだろう。マニフェストだから絶対やるでは話にならない。シジミの回復もいいが、塩害もまた無視できないはずで、ならば、決まっている話を引っくり返す方が分が悪い。そうそう簡単に造ったものを壊されては(シジミ回復の結果が出れば事実上廃止、出なければ5年以上無駄になる)、経済は無茶苦茶になってしまう。もう少し慎重に公約を作るとか(野党が良質の公約を作れる何らかの仕組みがあってもいい)、柔軟に対応するとか何かあるはず。
>小島共同座長は「この目で長良川の状況を見られてよかった。鈴木知事などから求められればいつでも説明に行きたい」と述べた。
求められれば説明しにいくというスタンスも疑問。塩害を被る側の立場を軽視しているのではないか。河口堰が塩害防止のためにあることを考えると、開門という河口堰無力化を大村・河村サイドだけで決められることなのだろうか?