三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

バザーでの反省など

2008-11-17 10:28:26 | Weblog
土曜日の小学校のバザーでは大いに盛り上がりました。
当委員会の玄米おにぎりとけんちん汁は特にけんちん汁が足りなくなり事前に券を買っていた方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
反省です。
クラス対抗のオンステージについては、2回目ということもあり各クラスの歌や演技や演奏がグレードアップしていました。特に、2年生が漫才をしましたが、ボケと突っ込みを完璧にこなしており小学生はすばらしいとあらためて感動しました。
わたしはそのオンステージの実行委員会(5年と6年生の選抜)メンバーとステージ上のピアノやマイクの移動をしてみたり、司会者に「手拍子をお願いします。」と言ってくれとか何かと動いていたら腰が痛くなってきました。
学校の先生って頭も使うが体力も使うなと関心しました。

さて、サブプライムローンから端を発した世界的な金融危機について、株などしませんが自分的にもちょっとだけ勉強しようと思い、サブプラム問題とは何かという本を買って読んでいます。
まだ半分くらいですが、あまりに酷いのと日本のバブル景気がアメリカで起こっていたとこがわかってきました。あまりに酷いことは、プライムローンとは日本で我々が利用する住宅ローンのことで、サブプライムとは預金通帳ももてない方やかなりの低所得者に対しての住宅ローンということでサブが付いています。
アメリカの金融機関は、日本のように企業にお金を貸しても低利で儲からないからと以前から個人投資をしていたそうです。儲かる理由は個人のほうが金利が高く取れるからです。更に設けるために低所得者層を狙った住宅ローンを設定し支払いが滞る可能性が高いため通常のプライムローンのプラス3%程度の金利を載せて一部が滞っても全体で儲かったらいいとの手法で広がって行ったとか。また、通常であれば支払いが滞ると催促したり、その滞る件数が多くなればそのローンシステム自体を見直すことになりますが、サブプライムローンを証券化してしまい証券会社を通して不特定多数の方に証券を売っていたので銀行としては事前にお金が入るためローン返済の厳重なチェックをする必要がなくなりました。
これが落とし穴です。また、個人と金融機関の間にブローカー的な会社があり、その会社が販売していたことも責任の所在がハッキリしなくなりよけいに問題化していった要因の一つになりますし、最大の要因は土地や建物の価格が昔の日本のように値上がりし続けました。それと、日本は公共投資や民間企業投資が景気を左右されますが、アメリカは日本と違い個人投資の旺盛な国で個人投資がアメリカ全体の景気を左右することになるという世界一の経済大国です。

この内容を書き出したら長くなるのでこのあたりで辞めますが、やっぱり基本は儲けたらどこかで損をしていることで、全員が儲かる筈がありません。

当社は地銀数行とお付き合いしていまして、サブプライム問題でも話題となり聞いてみますと、損をした銀行が多いのですが一行だけは「サブプライムについてアメリカまで現地調査したが良く分からないという最終的な回答だったので、サブプライムには手をつけなかった。」というお話を聞かせていただきました。

やっぱり楽して儲かることはありません。
企業人は生涯勉強し学び行動を起こしてお客様に喜ばれその対価を得るのが基本ですね。
コメント
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