三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

皆既日食を見ました!のでテンプレートを変更します。

2009-07-22 11:02:24 | Weblog
今日は外出することもなく、先週から読んでない山盛りになった新聞に目を通しています。
そしたら、書かなくては!と思った記事を発見しましたので紹介と持論を述べさせていただきます。
先週の新聞に、百貨店87社共同調達とあります。
百貨店が業界上げて備品の共同調達に乗り出します。
87社には、三越伊勢丹や高島屋などの大手に加え・・・

今皆既日食が見えると連絡が入り空を眺めたら見れました。
次は46年後?88歳でめでたい歳ですから長生きしようと思います。

中小百貨店も参加しているとのこと。
ここで、年内にもコピー紙などを一括調達してコスト削減に繋げるとのこと。
今後は文具から蛍光灯にまで広げるそうです。

ここで大きな問題があります。
都市部の百貨店は別として、一括調達をすると、都市部の大手の卸会社が落札することになると思います。
そうすると、地方の文具や電気屋さんの仕事がなくなります。
地方あっての地方百貨店という考えは無いのでしょうか?
また、副産物として調達したら簡単に扱えるものは問題ありませんが、蛍光灯にしても天井が高い場所の場合、一体誰が取り付け交換するのでしょうか?
かえって社員の雑用が増え本業が疎かになる気がするのですが?

ただ当社も文具をネットで調達したりして経費を下げることを行っていますので、百貨店に文句を言えませんが、このようなことばかり繰り返されるとますます地方は疲弊します。
民間の調達は都市部へ、税金は国(東京)へ流れ地方交付税は減らされていますし結果的に地方のメリットはありません。

逆に地方から都市部へ売り込むものを増やすしかないですね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日の本の紹介です。

2009-07-22 07:49:37 | Weblog
出張の新幹線の移動中に読んだ本は、文春新書「27人のすごい議論」でした。
各界を代表する方が様々な問題点に持論を展開しています。
冒頭は、まもなく始まる裁判員制度に賛成派と反対派から始まり、自然の生態系をどう守るか、性差はなくすほうがよいか・・・・と続いています。
興味があったのは、「リサイクルはかえって資源を浪費し、環境を破壊する-焼却処理へ転換を」というショッキングというか時代に逆行した内容です。
次に「産業界が大学に人材製造工場の役割を押し付けるのは、国のためにならない」このなかで面白いのは、「役にたたない」は必ずしも「価値が無い」ことを意味しない、というところに学問は成立しているという事です。
あまり関係ないと思われる事を、学んだり見たり聴いたり触れたりして新しいアイディアが浮かんで来ると思います。
次は「人口減で経済縮小はうそ」とあり、これから日本は本格的に少子化の影響で人口が減っていくので景気が悪くなると思われていますが実は、40代前半の人口が多い少ないで景気が上下しているという説です。
40代前半は稼ぐ以上に消費が最も盛んということで、この年代人口の推移を見れば今後どうなるかわかるそうで、それによると団塊ジュニアが40歳前半になる2015年頃まで景気が上昇しそうです。
過去の例でも日本では日経平均株価やアメリカでも株価と40代前半人口の推移がほぼ一致しています。
面白いですね。
私は今42歳です。
たしかにこの年代では、家を建てたりマンションを買ったり、子どもの養育費などかなりお金を使う世代です。
変な意味で40歳代前半が国の景気をリードしていると思うと変に嬉しい気分になりました。
と、このような内容で面白いので是非読んでみて下さい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする