無線で新技術

今朝の新聞では、2011年7月のテレビのアナログ放送終了後に利用できる空周波数を活用し新産業を創出するために産学官の連携で「ブロードバンドワイヤレスフォーラム」が総務省が主導し発足します。
この周波数で、テレビやパソコン、携帯電話などの家電同士でハイビジョンなみの映像を無線でやり取りしたり、各機器をコードを使わずに給電（電気を送る）したりするホームネットワークという技術を開発します。
自動車分野では、車同士の距離を無線で測定することによって衝突事故を未然に防ぐと言うテーマや、情報家電や自動車などに電波利用を広げ、災害対策や高齢者支援、医療に応用することで20年までに50兆円の関連市場を創出する目標を総務省として打ち出しています。
このように、無線の周波数と言う限られた財産をデジタル化してさらなる有効活用や新しい市場を創造しています。
ところが、残念なのが当社が主業務としている自営通信（運送・タクシー・民間企業）に補助などの施策も何もありません。
特にタクシー無線にいたっては、H28年5月までにデジタル化することに決まっています。
タクシーは日本の陸上移動通信の高度化に貢献してきた団体です。
何とかしてほしいと思っております。