三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

やりもしないで何がわかる!

2010-09-28 09:05:00 | Weblog
昨夜は元楽天の野村監督の本を読みました。
この本は、2009年1月出版ですから野村監督がまだ現役監督の時代です。
監督とは、3つの敵がいるという話を昔の名将に聞いたそうです。
1つ目はファンです。
ファンは勝っている時は良いのですが、負けが続いたりしたらその原因の鉾先が監督に向いて集中砲火を浴びてしまいます。
特に現代野球は、監督の在籍期間が短く自分の理想とする野球を構築するための時間がかかる作業が出来ないため補強に頼り面白くない野球になってしまっているとのこと。
2つ目は選手です。
選手は敵という表現はおかしいのですが、個性の強い選手を自分の理想とする野球をするために説明し理解してもらい納得した上で野球をする体制を築かないと勝つことができないですし、特にレギュラーになれないベンチ要因がふてくされてしまっうのが最悪で、「使ってくれないのは監督に嫌われているせいだ」と思ってしまいアンチ監督の派閥ができてしまいチームが崩壊する危険があるそうです。
3つ目はオーナーです。
オーナーや球団社長が、金を出すが口は出さないと監督に全権をゆだね監督がやりやすい環境を整えるべきですし、補強など裏方に徹し監督のバックアップをしなければならないのですが得てして足を引っ張る場合もあったりするそうです。

これを当社に当てはめて監督=社長と考えてみると、
1つ目のファンとはお客様です。
当社がお客様にシステムを構築したり商品を販売し「これを導入してから業務効率が上がって良かった。」とか、「御社にしてスムーズな対応で助かっている」とかで喜んでいただけたら良いのですが、「対応が悪い。対応スピードが遅い。」「返答が無い。」「効率があがらない。」など不評を頂いてしまうとお客さまが減ってしまう可能性があります。
2つ目の選手とは社員です。
社員が一致団結してやらないと会社は一気に駄目になってしまいます。
3つ目のオーナーとは取引先(仕入先など)です。
当社もいろんな取引先にお世話になっているという自覚が大事です。
当社が仕入れるからと偉そうにしていると取引先からの有意義な情報や仕入額の原低など対応していただけなくなります。

それと野村監督は、「監督の成長なくしてチームの成長なし」と説いています。
ということは、駄目な会社は社長が駄目である自覚を持たないといけません。(これは自分自身の事です。)
それは既に感じており、自分の成長なくして当社の成長はないと自覚しております。
ので、毎日が勉強だと思っております。

巨人軍の前人未到のV9連覇した川上監督は、チームのミーティングで野球の話よりもむしろ人としての心構えなどを説き続けたそうです。
人としての成長が何においても基本原則だと思ってきました。

話は変わりますが、先ほど○○銀行の担当が来社され面白い情報をいただきました。
それはゴミ処理ですが、世界にまだない○○○処理だそうです。
○○○処理は、様々な処理方法の○○○処理機が既に世の中に出回っていますが、先ほどの話では「ほんまかいな?」というのが率直な気持ちです。
しかし、本田宗一郎さんは、「やりもしないで何がわかる!」と叱咤激励していました。
百聞は一見にしかずですし、「見もしないで何がわかる!」ですので、来月見学会に参加する事にしました。
先週から面白い情報が入ってきています。
その流れが続き続けるようにするためにも、自分自身の行動や考え方が大事ですね!
コメント
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