尾崎豊、彼が突然の死を迎えてから間も無く21年になろうかとしています。
その後、日本の経済も、政治も、音楽界も大きく様変わりしました。
数ヶ月前、ネットで1991の最後になったライブ映像が映画になって帰ってくると知りました。
21年前に亡くなったとは言え有名なアーチストだったから、九州でも色んな所で上映すると
高をくくっていた所、福岡市内三箇所、熊本市、鹿児島市、それも1日と2日の二日間限りとか、、、、
それが分かったのが夜の事だったけれど、後悔はしたくなかったから、早朝から気合を入れて
高速バスで福岡市内に出掛けました。
未だ行った事の無い場所だったので、インフォーメーションで尋ねながら、まるでおのぼりさんです。
21年前に刷られたパンフレットがおまけについてきました。
私が入場した回には、20名位の観客で若干寂しくもありましたね。
テレビ番組 北の国から の中で I LOVE YOU が挿入され 子供達も好きになり
CDを買って暫くして知った彼の死に驚かされました。
映像を観ながら、彼は天才だったと確信しましたね。
天才が故の苦悩、廻りへの不信、金の魔力。等々計り知れない物があったと推測できました。
長距離運転をする時は、殆どCDを聴きながらドライブしますが、ここ半年は何故か尾崎一色です。
彼が曲を作った年齢から考えると、共通するものは無い様に感じていましたが
不思議ですね、、、、、、、、それがあるのです。
一番気に入っているのは、僕が僕であるために、 と シェリー です。
僕が僕であるために、生き続けなきゃならない、正しいものは何なのか、それがこの胸に
分かるまで、僕は街にのまれて、少し心許しながら、この冷たい風に歌い続けてる。
数年前 人間不信になる大きな出来事に遭遇し、体調を大きく崩し、やっと 元に戻った今
この詩の意味がとても良く分かる様になりました。
生きている限り、学びと思うのですが、性別、年齢、国籍、何か関係ないんですよ、
到達点に達した人の言葉には、計り知れない重さがあると思います。
まだまだ学習途中ですが、今年もあとわずかとなりました。
今年は予想以上に充実した年で、多くの方々の支えがあって今日を
過ごさせていただいていると、感謝感謝です。