畑~食卓まで

自家菜園で作った野菜を使って、食べるまでを見せましょう。健康の源は食にあります。

JIRI <ジリ焼き>

2011-12-25 12:02:30 | 学び

        大分県の郷土料理の中に、  ジリ焼き   と呼ばれる物が有ります。

      地方によって呼び名が違い、ひやき、焼きもち、へこやき、じりやき
      などと言われますが、基本同じものです。

 

    へこやき(日田市周辺地区の呼び方)を始めて食べたのが10年前位で
    しょうか、薄く焼いたクレープの様な物に黒砂糖が入った物でした。

     友人曰く、おやつで食べていた、昔は小麦粉だけだった、黒砂糖は定番、
     素朴なおやつで、決してクレープなんぞと言う様なお洒落な物では無い
     と言うのが素直な感想でした。

 

         今回大分県として、  JIRI  ジリ焼き  と統一して、

         広く皆さんに知ってもらおうと言うプロジェクトを

         立ち上げたと言う事で、
         

  由布おいしく食べ隊「YUFU.JIRI研究会」  http://oita-shokuiku.net/

      のセミナーに参加してきました。

 

     宇佐市在住の、伝承料理研究家
                         金丸佐佑子先生。
   来てくださるとは知らなかったから、久し振りに会えて嬉しかったです。

 

      小麦粉「地粉や中力粉が良い」

   100g+米粉50g+卵+水で200ml、(要加減)   塩少々加え攪拌し、

  上からたらして、
ぽたぽた落ちるくらいが丁度良い。

 

       熱したフライパンに油を引き、生地を両面焼き、

       好みの具材をのせ、巻いていきます。

 

      

   焼き方初心者の作品        先生持参のラー油 美味しい
                           宇佐で捕れる珍しい赤海老を使って
                            造るかち海老使用。

 

        

        一人一枚ずつ焼きました出来上がりです。
        緑色の物は、  大分味一葱の粉末  を入れてみました。
        ねぎ臭さは全くありません、鮮やかな色で食欲が出ます。

 

    JIRIのこれからの取り組み方等話し合い、由布市の特産品を使った

    具材を巻いての試食です。

    

    由布市特産のパブリカ。   マスタードリーフ。

    

  焼き芋、柚子ジャム、ピーナツ入り餡子、梨ジャム、
  紫芋餡、うこっけい卵のカスタードクリーム、うこっけいミンチ味噌、合挽き味噌。

 

    具材にも様々な工夫がされていましたが、これからもっと色んな

    物を開発していきたいとの事。<その土地の物を上手く利用する>

 

           
      ベテランが焼きました、綺麗に焼けています。

 

    私の様に他県から移り住んでいる者として、このような食べ物を
    地域の人から直接教えてもらう事は少なく、
    大変有意義な会でした。

 

    中に入れる具材を換えるだけで、
       おやつからおかずにまで変身させられる  ジリ焼き  
       これから色々挑戦したいと思います。

              
    先生曰く、千枚やいて、自分のジリ焼きを作ってください。  

 

        色々準備して下さった皆さん有難う御座いました。

   

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