夏休みの最終日、大きい木を探そう、第3弾は、
松阪市飯高町赤桶、水屋神社の大楠です。
「この木なんの木かわかるかな?」
「トトロの木だ!」
私も初めてこの木を見た時、「トトロの楠だ」と思ったのです。
大きく空に枝を伸ばす姿もりっぱですが、根っこ周りの見事なこと。
Nちゃんは真剣に探します。
「メイの落ちた穴これかな?ぜったいトトロいるよ!」
どこかにトトロのお家への入り口がありそう。
木陰でトトロがお昼寝していそうな気がしてきます。
木の高く上にネコバスが来るんじゃないかと・・・
ご神木である樹齢千年を超える「水屋の大楠」は、県の天然記念物です。
樹高35m、根回り29m、胸高周囲16.63m。
環境省の巨樹巨木データ(2000年調査)によると、全国16位。
あの屋久島の縄文杉より太いのです。(縄文杉は18位、16.2m)
縄文杉にも逢ってきたが、確かに根回りあたりはいい勝負、でも、
縄文杉の重ねた年輪の風格にはまだ追い付けないかな。
境内には大木がいくつかあり
眩しい陽射しを遮る木々、爽やかな風、気持ちのいい森です。
右側「縁結びの大椋(ムク」)この木には裂け目に穴があって、
恋人同士が穴から手をつなぐと結ばれるといわれています。
左側、「楠椙和合の樹」クスとスギが一体化しています。
この楠も大きいけれど、社殿裏の大楠を見逃さないようにね。
Nちゃんが見つけた「木のおせんべいだ!」
水屋神社の目印、大きな赤い水桶です。
飯高道の駅からR166奈良方面へ、車で3分ほどの国道沿いです。
今日はMちゃんのお家のおばあちゃんも一緒、
4人で大きな楠の周りを歩いてみました。
「おばあちゃんのおばあちゃんの・・・ずっと昔からここにある木だよ、
MちゃんNちゃんがお母さんやおばあちゃんになるのを見ていてくれる木だよ」
4人で記念の写真を撮りました。