11月23日、天皇皇后両陛下は、皇室の祖神天照大神を祭る伊勢神宮の内宮で
「即位の礼」と「大嘗祭」の終了を報告する「親謁の儀」に臨まれました。
同じ日、飯南町粥見神社秋の大祭では、700年以上の歴史を持つ「てんてん」を子供たちが奉納しました。
「て〜ん、て〜ん」太鼓が叩かれ、「子供てんてん」の始まりです。
天照大神の先駆け「はなかけ」がキツネやひょっとこの面をつけ舞い降りてきた。
子供たちは杉の葉っぱを放り投げて「はなかけ」を困らせる。
「はなかけ」は次々と子供たちをさらっていきます。
子供たちは楽しそう、さらわれることが嬉しそう?
さらわれた子はお菓子を貰って戻ってくるのです(笑)
拝殿内の神事を終え、舞台では巫女姿の女児による「浦安の舞」奉納です。
Mちゃんは、秋の大祭では「鈴舞」を奉納しました。
天狗さんの猿田彦大神が荒ぶる者どもを鎮めるために天から降りてきます。
急な石段を一段づつゆっくり下りてきます。
地上に降りた天狗さんの招きで、オン獅子、メン獅子も降り一緒に舞を演じます。
天狗、雄獅子、雌獅子、後もちの息の合った舞は楽しくお見事でした。
9月から練習をつんできた小学5年、6年生の男児が演じているのです。
「天狗さん」が鼻をかみ、その鼻紙で触ってもらうと無病息災といわれています。
天狗さん、獅子さんが帰っていきます。
祭りの最後は楽しい餅まき。
大役を果たし終えた子供たちの晴れ晴れとした笑顔、
伝統ある祭りを先に伝えていく子供たちに大きい拍手を送ります。