今回の模型製作の伴い
大枚はたいてコンプレッサー・エアブラシを導入したので
トップコートをする事にしました
トップコートを行う理由としてはいくつかあります
●艶あり塗装・艶消し塗装・デカールの表面の質感を整える
●経年劣化でデカールが剥がれるのを防ぐ
●デカールのシルバリング(デカールの色の無い所)を目立たなくする
などがあります
車やバイクなどのプラモデル製作にはトップコートをするかしないかで
ボディの艶が出るので完成度がグッと上がります
今回はトップコート
タミヤ X-35 セミグロスクリアー(半艶クリアー)
を使用します
大戦機、特に零戦11型と21型は艶ありとか半艶消しとか色々意見があるそうですが・・・
今回は、製作した4機とも『半艶』にすることにしました
薄く薄くエアブラシして
無色透明なので分かりづらいですが
厚吹きしないように
主翼に貼った日の丸デカールのシルバリングも大分目立たなくなって
色調も整ったような・・・
そして
キャノピーのマスキング剥がし
緊張の時です
窓枠以外に若干の塗料残りがありますが
後で修正できるレベルでしょう
ここまできたら
あと一息です
11型1/72の主脚 取り付け
若干、内股気味に取り付けることを意識して・・・
作業中
翼根元側先端の凸部分が、不注意で折れてしまうトラブルがありましたが
何とか修正しましたが
なんだかテンションが下がるなぁ~
接着剤が乾くまで しばらく放置
大戦機模型の主脚は折れやすく非常にデリケートなので、
急いで作らず、作業一つ一つを丁寧に・・・
前回の作業に引き続き
デカール貼り作業
デカールを貼った後も
スミ入れ&ウェザリング(汚し)
命が吹き込まれた感じがしてきた
それ以外は、デカール貼りを進めていきます
単色の11型は
第14海軍航空隊 所属機
こちらもええ感じになってます
タミヤの零戦21型は日本海軍の撃墜王
V-103 坂井三郎機
なんと、主翼の日の丸デカールで細かいミスが・・・
リカバリー出来るかな
ハセガワの1/48はオーソドックスに
空母 翔鶴 搭載機 EI-111
こちらも細かいミスが・・・
なんだか今日は集中できてない
デカール貼りに
マークソフター(デカール軟化剤)を使用しているので
貼った後は要注意
しばらく落ち着くまで
置いておきます
数十分放置してデカールが定着したのを確認したら
翼端灯をマスキングして
筆塗りで塗装
説明書には書いていませんでしたが
ハセガワ製の21型を見習って赤で塗りました
さぁ~て
タミヤとハセガワ1/48の零戦の塗装も終わり一段落
ハセガワ1/72 零式艦上戦闘機11型
の塗装に入っていきましょうか
塗装に入ろうと思ったのですが・・・
そー言えば
零戦11型は、艦上戦闘機といわれていますが21型と違って
着艦フックを装備していない事を思い出したんです
で、説明書を読み返してみると、 『着艦フックの部位を穴埋めしろ』と・・・
慌ててパテ盛して
乾燥・削り・ペーパーがけ
これで数時間を費やしてしまった
でもまぁー 塗装する前でよかった
滑り込みでモーマンタイ(問題無し)
一機は指定色の
H-61 明灰色(1) 日本海軍機用
で塗装します
で、同じ塗装にするのはつまらないので
もう一機は
『第12海軍航空隊 所属機 1941年』
ツートーン塗装です
一度
●ミスターホビー H-61 明灰色(1) 日本海軍機用
で下塗りした後にマスキングテープを貼り
●タミヤ 『XF-76』 灰緑色(日本海軍)
を塗装します
うーーーん
色にじみも無く
いい感じのツートーンになったような気がします
現段階では艶あり と 艶消し とのツートーンで違和感がありますが、
今回は最終的に
タミヤ X-35 セミグロスクリヤー(半艶クリヤー)
でトップコートしますので問題ないでしょう
多分ね・・・
下面の着艦フック部もキレイに処理
毎度毎度、同じこと言いますが・・・
機体&主翼に真紅の『日の丸』
が入ると
テンション上がる上がる
仮組みで エンジンカウルとエンジン、プロペラを装着
いいジャンいいジャン
一歩完成へ近づいた
サーフェサーを吹いてから
放ったらかしだった
オイニー(臭い)が結構キツイのでQuarterはあまり使わないラッカー系塗料ですが
水性カラーでは無い色なのでしょうがない
MR HOBBY
『Mr.COLOR 125
カウリング色 日本海軍機』
前々から使って見たかったのですが、どこにも売っていなかったので
東京のホビーショップで購入してきました
青みがかったいい色だと思います
実機の零戦も、
三菱製はこの青みがかった色で
中島製は黒色だったそうです
タミヤの零戦21型のカウリング指定色は
『X-18 セミグロスブラック』(半艶)ですが、
想像以上にNo125が絶妙ないい色だったので同色でシューーー
ハセガワ 零戦 21型 1/48 には
指定色の H-61 明灰色(1) 日本海軍機用
で塗装していきます
パネルラインを意識して・・・
左がタミヤ零戦21型 1/48
XF-76 灰緑色 (つや消し)
右がハセガワ零戦21型 1/48
H-61 明灰色(1) (光沢)
どちらもメーカー指定色ですが、大分感じが違いますね
メーカーによって見解が違うようですが・・・
一説によると、
製造されて直ぐの頃は、左のタミヤの色で時間が経つと退色して右のミスターホビーのような色になるそうな
とにかく・・・ 色々説があるようです
脚収納部には機体内部色のメタリックブルー
を筆塗りで
マスキングを怠るとヒドイ目に合うので横着せずに行います
タイヤも筆塗り
主脚はエアブラシで
大分先が見えてきたなぁ