前回の記事に、ありんこさんからコメントをいただきました。
ありがたかったです。
『ご無沙汰しています。
yoさんのお話(読み解き)を読んでいくととても納得がいくのですが、高度だな~と感じ、私がもしKさんの立場だったら事を穏便に済ませてしまう危うさがあるなと思っています。
Kさんのところで事の成り行きを読ませていただいていました。
Kさんの行動だけでも私にとってはお手本中のお手本だと感じていましたが、もっと適切な対処があったのかという思いでyoさんのお話を読ませていただいています。
こうしたなかなか表には出てこないお話を提起してくださっているKさんとyoさんに感謝です。
一人で考えていては容易にたどり着けない気づきを勉強させてもらってます。
続きを楽しみにしていますね。』
◇
私が伝えたいことは、まさに、ありんこさんがコメントに書いてくださったことでした。
「わが子のことを、個人的なこと、だと思わないように」
「個人のことは、社会みんなのことだと、忘れないこと」
「わが子のことは、親だけが背負うことではなく、子どもに関わるみんながお互いに分かち持つこと」
そのために、「わが子のこと=個人的なこと」として、親だけで抱え込まず、話をオープンにすること。
誰かに話し、意見を聞き、また考え、話し、聞くこと。
そうしなければ、障害のある子どもたちが、社会の中で自立して生きていく道は拓けません。
それともう一つ。
私は最初に、「言葉には方向性がある」という断りを入れて、hideとyu君のことを書いています。
つまり、私は、私の伝えたいことが、社会の多数の人に通じるとは思っていません。
それは、就学時健康診断が、6歳の子どもへの詐欺だと、いう話が通じないのと同じです。
0点でも高校へ、という話が通じないのと同じです。
私の言葉は、普通学級の障害児と、その兄妹と、親や家族の方向にだけ、向いています。
だから、ありんこさんとkawaさんのコメントを読んで、ようやく少し気持ちが楽になりました。
これで、少し気持ちを楽にして書けそうです。
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