集会準備(その4)
《昭和の教育行政と平成の教育行政》
昭和25年に42.5%だった高校進学率は、昭和49年に90%を超えた。
「昭和」の教育行政は、24年間で「高校生になれる枠」を90%にまで広げることが可能だった。
昭和の教育行政は、約94%以上が高校生になれるような仕事をした。
平成の教育行政は、その上に、4.5%しか増やさなかった。
残りは、1%の子どもたちだ。
これは何の儀式なんだろう?
平成は、残された1%の子どもの「教育機会」を頑なに拒む。
その間に、「高校授業料無償化法」も成立している。
子どもの貧困防止法」は、貧困の子どもたちにも「教育機会」の保障の重要性を強調している。
残された1%の子どもの「教育機会」を拒むのは、誰なんだろう?
どうしてなんだろう?
どうして、平成の教育行政は、残りの1%の子どもに、高校生になる機会を与えようとしないのだろう。
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