講演会のチラシ完成です!
子どもが一人増えました(^.^)
なので、前回、「二人」と書いたところが、
「三人」に変わりました。
とにかく、来年の春の入学まで半年余り。
やらなければいけないことは、たくさんあります。
ご意見、ご協力、お願いします。
お問い合わせは、とりあえず、
「コメント」を通じてお願いします。
来週あたりには、
「共に育つ教育を進める千葉県連絡会」の
ホームページにも、
この講演会の案内が載る予定です。
そこからは、HP宛にメールでの問い合わせもできます。
気管切開の子どもの
学校生活を考える講演会
かいとくんは、保育園の年長さんの男の子。
はるなちゃんは、保育園の年長さんの女の子。
はるとくんは、幼児教室の年長さんの男の子。
三人は、毎日元気に保育園や教室に通っています。
三人が、他の子とちょっと違うところは、
赤ちゃんのとき「気管切開」をしたので、
吸引などの医療的ケアが必要な場面があることです。
ただ、それだけ。
三人とも、ごくごくふつうの子どもです。
保育園や幼児教室で大切に育てられてきた、
かいとくんとはるなちゃんとはるとくん。
三人の大切な「子どもの日々」と「生活」と、
かけがえのない「友だち」と「希望」が、
小学校に入ってからも変わらずに続きますように。
(*^。^*)
保育園の毎日で、子ども同士の遊びや生活を通して
三人が育んできた日々を、大人の都合で、
途切れさせてしまうことがありませんように…。
□ □ □ □
1.講演:『気管切開児の在宅医療ケア』
講師:長谷川久弥
(医学博士 東京女子医科大学東医療センター・
周産期新生児診療部部長)
2.流山からの報告 『かいとくんの日常生活』
3.我孫子からの報告 『はるなちゃんの日常生活』
4.船橋からの報告 『はるとくんの日常生活』
5.講演:『学校生活のなかの医療的ケア』
講師:山田真
(小児科医・障害児を普通学校へ全国連絡会世話人)
日時:2009年10月31日(土)
13:30~17:00
場所:流山市生涯学習センター 4階大会議室
流山セントラルパーク駅下車 徒歩3分
※(改札を出て左手にみえる赤茶色の大きな建物です。)
参加費:(資料代として)500円
※(保育有り・一人500円。事前に申し込み下さい。)
☆ ☆ ☆
主催: 気管切開の子どもの学校生活を考える講演会実行委員会
共催: つばさの会(気管切開児の親の会)
共に育つ教育を進める千葉県連絡会
生活と教育を考える会
きみがいるからおもしろい会・松戸
□ □ □ □
「教育としての医療的ケア」
あるいは、
「義務教育ですから心配しないように」
来年、小学校に入学する
海斗くん、陽菜ちゃん、遥斗くんは、
0歳のときに気管切開し、
のどに気管チューブ(カニューレ)を装着して生活しています。
たんの吸引など日常的に必要な医療的ケアは、
家庭では親が行っている生活ケアでもあります。
保育園や幼児教室では看護師が行っています。
ところが、教育委員会は、
特別支援学級を勧めたり、
「親の付き添い」や
「本人が自分で医療ケアを行うこと」を求めています。
栃木県のある市教育委員会の担当者は、
相談に来た両親にこう話したそうです。
「医療的ケアについての配慮は、
義務教育ですから心配しないように」
そして、子どものために複数の看護師を
配置する体制を組んでくれたと言います。
三重県津市では、2006年4月、
気管切開をした子どもの普通小学校受け入れのため、
介助員に看護師資格保有者1人を採用し、
小学校に配置しました。
栃木県今市市(日光市)は03年度から、
気管軟化症の児童の通学支援として、
普通小学校に常駐の看護師を配置しました。
埼玉県東松山市でも、08年から普通小学校に
医療的ケア対応のために看護師が配置されました。
大阪府では06年度から、公立小・中学校への
看護師配置にかかる費用を
半額助成する制度を始めています。
流山・我孫子・船橋の真ん中にある
柏市では03年から、人工呼吸器をつけた子どものために
看護師と介助員を配置しています(現在、中学1年生)。
いま、保育園の中で保障されている友だちと一緒の
当たり前の生活を、来年の春、小学校にあがっても
変わらずに続けることができるように、
海斗くん、陽菜ちゃん、遥斗くんが、
安心して学校に通えるように、
医療的ケアの必要な子どもの学校生活を
みんなで考えたいと思います。
☆ 講 師 ☆ プロフィール ☆
◇長谷川久弥さん
(医学博士・東京女子医科大学東医療センター
・周産期新生児診療部部長)
海斗くん、陽菜ちゃん、遥斗くんが
生まれたときからの松戸市立病院の先生。
専門は「新生児・小児呼吸器疾患」。
「小児呼吸器疾患」では日本の第一人者です。
日本全国から、日々、子どもたちが先生を頼ってきます。
生まれた時からずっと子どもたちを見守り、
三人が普通学級で安心して楽しく過ごせるように
いっぱい応援してくれています。
※『新生児呼吸管理ABC』 長谷川久弥編 メディカ出版
◇山田真さん(小児科医・八王子中央診療所所長)
障害のある子の「普通の暮らし・普通の学校」を
ずっとずっと応援しているお医者さん。
『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』編集代表。
娘の涼さんは三浪して高校生になり、
六年かけて高校を無事卒業。
いまは介助者と共に自立生活を送っています。
※『はじめて出会う小児科の本』 山田真 福音館書店
※『手のかかる子の育て方』 山田真 筑摩書房
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