山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

梅雨真っ只中、尾瀬縦断!! 後編

2020年07月20日 23時39分57秒 | 山ブログ

さて、尾瀬沼の北側、燧ケ岳の麓を池畔に沿って沼尻へ…

これも尾瀬に来るようになってからの定番ルートです。

途中で燧ケ岳への登山ルート( 長英新道 )と道を分け進みます。

晴れていれば、

深い木立の樹影越しに キラキラと陽射しを反射させる尾瀬沼の美しさが格別なのですが

残念ながら今日はそこまで太陽が顔を覗かせていません。

でも、梅雨ど真ん中のこの時期に、

ここまで天気が回復し、曇りでも薄日が時折射すような明るさなら

御の字 ってものです。

カエルの声も 一際 賑やかです。

 

 

何年か前に 訪れた直後に火災で全焼してしまった沼尻の休憩所です。

再建され、前回来たときには イマドキの白いパラソルなんかが目を引きましたが

今シーズンは コロナ禍で営業していませんでした。

中学生くらいの女の子と小学校4年くらいの男の子、両親という4人連れ家族が

反対側からやって来て、

リュックから大きな真っ黒くろすけなおにぎり弁当を取り出し食べ始めました。

男の子は 乗り気でなかったのに 無理くり一緒に尾瀬に連れて来られたっていう態が明らかで

隊長、ちょっと離れている事をいい事に、アテレコ

家族の会話を その光景に被せて遊ばせてもらいます。

男の子「もう、やってらんね~よ、疲れたし、まじ卍 くそ暑いし!!」

お父さん「でも こんな大自然の中を歩くのも 良太、たまにはいいもんだろ?!」

女の子「ちょっと、良太、それ、私が食べるって言ってた方のおにぎりじゃん、

    お母さん、良太が私の 食べた~!!」

お母さん「良ちゃん、そんなに大きいの食べられるの?  まったく普段はご飯なんて見向きもしないのに…」

男の子「ねぇねぇ、コーラの自販機とか、マジ どこかに無いの?」

お父さん「まゆ~、見てごらん、あの上に雲がかかってる山が燧ケ岳で、お父さんが中学の林間学校で…」

女の子「お母さん、虫!! 虫!! あ~っ!! お父さんの頭に止まった、叩いて、ぶっ叩いて!! 早く!! 早く!!」

… いひひ、いくらでも妄想していられる(笑)

 

 

さて、気を取り直して参りましょう。

沼尻から先、山小屋の集中する「見晴」まで、

わずかですがアップダウンの連続する峠越えになります。

実は 今回、ここで我隊は一番苦しむことになります。

え?!  何で?!   こんなところで?!

 

もともと尾瀬には、環境保護を目的に、いたるところ「木道」が張り巡らされています。

そこを外れて歩く事の無いように、という事なんですが、

樹林帯の中の、常に乾く事の無い場所の木道って、もともと滑りやすいんです。

それが今年は、これまでのところ コロナ禍で入山者も少なく、天候的にもカラッと晴れる事が少なかった為

ヌルヌル ヌメヌメと、

いや もう、滑るの滑らないのって!! (←強い肯定。つまり滅茶苦茶滑るんです!!)

峠越えとなるので、当然 木道にも勾配が生じ、より 滑りに拍車をかけます。

「見晴」に抜けるまで、実に おサル隊員が 大滑り3回隊長はなんと、4回!!

もう、コミックマンガで描かれるみたいな見事なスッテンコロリン!!

小滑りなんて、数えだしたらキリがない程。

ザ、滑り地獄!! In OZE!!

もし怪我なんぞしたら、笑うに笑えないし、ほんと、疲れました…

※これに懲りて、

すれ違ったオジサマ達がシューズに嵌めていた、木道用滑り止めを教わり、後日 モンベルにて購入。¥2,800也

 

 

 

ちょっと油断すると、すぐツルっ、とくるんで、変にへっぴり腰で歩いて

見晴まで来る頃には 疲れ切ってしまいましたが、

営業していた桧枝岐小屋で、ラーメンを食べるとみるみる内に回復、

これが地味に美味しいんです、ホント

 

 

 

 

今回泊まる予定の山小屋は 『温泉小屋』

見晴からは、御池方面へ 更に30分ほど奥まった場所にあります。

広々と視界の拡がる尾瀬ヶ原を 気持ちよく歩いていると

ギャーッ!! 36q@ed)4s4d@)4w@r!!

青大将、日向ぼっこに登場っす!! 

奴等、木道の下を住処にしている事が多いんで、

能天気に歩いているとえらい目に遭います。

四方八方、見渡しても 人の姿が見えない尾瀬ヶ原の真ん中で

その叫び声も空に吸い込まれていきました…

ちょっとオサレな 今時パラソルを前庭に並べた 「温泉小屋」が見えてきました。

朝五時過ぎから歩き通しだったんで、ここで荷を解いてもよかったんだけど

明日の天気の保証もないんで、ザックだけ預けて、さくっと 三条の滝まで行って来ちゃいましょう

 

三条の滝は、初尾瀬の時、雨の時に行った時以来、

おぼろげな記憶しか残っていません。

大迫力!!

なんでも、滝としての水量は日本一なんだとか…

はたして、やはり、さくっ、と行って帰って来れるところではありませんでした…

でも、無理しても行くだけの価値はあったね

ザックを置いて行ったのは大正解!!  

一日 フルに歩き通した一日は、こうして終了

戻ってお風呂に入り、ビールでのどを潤す至福の時

このスパイシーなカレー、なかなかのものでした

夜の帳の訪れと同時に 瞼も落ち、朝まで爆睡っす…

                    

 

 

 

明け方、窓をたたく雨音に目が覚めます。

雨具の用意はもちろんしてきたけど、さすがにこの雨じゃあ出るのを躊躇います。

準備が出来た頃、小降りになったりのを見極めて、さぁ スタート

降ったり止んだり、また雨脚が強くなったり、

尾瀬ヶ原を南北に縦断しながら、

こんな天気も尾瀬らしくていいなと余裕の余っちゃんですが

本音を言えば やはり良い天気に越した事はなく

至仏山登山は 潔く諦め、早めに下界に戻る事にします

 

 

↑↑↑ あの、蓋を開けるなよ、開けるなよ、と言われれば言われるほど

開けたくなる現象のことを言うようです(嘘)

 

「逆さ燧ケ岳」も 今日は残念ながら…    けたがちうひ

 

下界に戻るのに、何故か「山の鼻」から

鳩待峠までは上らなくっちゃいけない という

いつもながら変な感覚…

でもそこは 逃げ足の速い我隊っすから、

思っていたより脚が早く運べ、予定していた一本前の連絡バスに乗車できます

ラッキー!!

よし! この調子で 戸倉で温泉に入ってさっぱりして、と思ったら

なんと コロナ禍で、いつもの温泉がアウト!!

しかも 食事できそうなところも 一切見当たらず、

まさかの 汗だくのまま空腹で東京直帰の悲劇発生か!?

今回の山旅に訪れた、一番のピンチっす!!

 

待て待て、ここで諦めたら、熟練 山や の名折れやないかい、って事で

ネゴシエーション発動!!

何々、15分待つと、上毛高原駅・沼田駅行の路線バスが来るんで

それに乗車して「鎌田」まで?!

鎌田には、日帰り温泉と食事できそうなお店も何軒かあるみたい

しかも「鎌田」からは 新宿バスタ行きの関越交通高速バスも発着って、

凄い、スーパーミラクル大逆転っす!!

ヒントをくれた、戸倉の関越交通バス窓口のおばさん、ありがとう!!

無事 汗臭くなく、空腹に苦しむこともなく 東京まで帰京できました!!

リハビリ登山第二弾、梅雨真っ只中の尾瀬編、

これにて閉幕でございます。

 


梅雨真っ只中、尾瀬縦断 前編

2020年07月13日 17時45分05秒 | 山ブログ

どの山も 今年ばかりは様子が違うねぇ‥

毎年 GW明けにはあちこちで山開きが続き、

夏山に向けて山小屋も営業を続々とスタートするっていうのに

今年は6月末になっても いっこうにアクセス情報も

山小屋情報も 釈然としないって言うか

できればハッキリしたくない、ってな雰囲気を

山小屋側でも 地域でも醸し出してるようで‥

勿論、皆さん、本音は営業したいのは やまやまなんだろうけど‥‥

そう、言わずもがな、新型コロナウイルスのせい‥

 

万が一 感染者が そうと知らずに登ってきてしまったら、とか

万が一 山小屋がクラスターになってしまったら、とか

山小屋で感染者が出た時に

おいそれとお医者さんにかかることもできないし、

そもそも 高齢者が多く、医療施設が潤沢と言う訳でない、

山が存在している地域に菌を持ち込む事になってしまったら、とか

もう考え出したら   キリがない訳で‥

山小屋の関係者の方の、逡巡する気持ちもわかるし、

受け入れる地域の方の立場もわかるし、

山に行きたい、っていう一方的な想いだけではどうしようもない問題が

そこには で〜ん、って横たわっています‥‥‥

 

そんな中、東京アラートも解除され、

少しだけ 都道府県をまたぐ人の動きが大目に見られるようになったのを機に

リハビリ第二弾、行ってきました。

梅雨真っ只中とあって、

天気が多少 すぐれなくても楽しめる所といえば、ここ、

尾瀬でしょ、やっぱり‼︎ 

とはいえ、

山小屋も半分以上が 今シーズンは営業を断念、ってなニュースも

漏れ伝わっていたんで リサーチは念入りに‥‥

 

アクセスは さほど苦労なく確保出来、

宿も むしろ入山者が少ないからか スムーズに予約でき

よし、レッツゴー‼️ 

 

例によって夜バスで大清水

 

1時間ほど待てば、一ノ瀬までの乗り合いシャトルタクシーがでるので

用意をしながら、白々と夜が明けていくのを愉しみます。

一ノ瀬まで歩くと一時間少々、車だと15分足らず、

結局は時間短縮となるので 利用しない手はないでしょ

渓流釣りに来た3人組のおじさん、夫婦2組に単独のおじいさん、

それに我隊で出発です!

天気は今日一日はなんとか保ちそうな明るさです。

せせらぎに沿って 徐々に高度を上げて、三平峠まで来れば

あとは木道歩きで少し下れば 樹林越しに尾瀬沼が見えて来るはず

ギンリョウソウ!!  おサル君、覚えましょう!!

 

見えた!

二年ぶりの尾瀬です‼︎

 

 

ところで、この木道歩き 、なかなかの曲者‼️

今回 終始、この木道歩きで苦しむ事になるとは‥‥‥

 

太陽こそ顔をのぞかせませんが、

やっぱり綺麗だなぁ、尾瀬沼!

コバイケソウ!!  覚えましょう!!

この時期、大清水から尾瀬に入るのは

ちょうどこの時期に見頃を迎えるニッコウキスゲに会いたいから‥‥

コメツガの新芽

 

これって、焼肉、上カルビに巻いて 食べてしまいたいね~!?

 

沼山峠に向かう大江湿原には

ニッコウキスゲの大群落が 年によっては現れるんだって‥

初めて尾瀬に来た時、中群落に出くわした時があったけど、

あの時は綺麗だったなぁ

長蔵小屋出くわしたところで、ちょっと一休み。

ここで手袋を紛失する事件発生。

カッパに化かされたかのような不可解な無くし方、それともボケ始めか⁈

 

自分的には 尾瀬ヶ原より 尾瀬沼周辺の風景の方が

好きな風景かもしれないなぁ

 

カエルの🐸合唱が賑やかです。

アヤメも あちこちに…

ニッコウキスゲを求めて、少し大江湿原を会津側へ踏み込んでみますが、

今年はまだこれからか、もう盛りを過ぎてしまったか‥‥

代わりにワタスゲがいっぱいです

レンゲツツジ?! も ちらほらと…

人が少ないので、いいアングルで写真も撮り放題かと思いきや

案外と、これは、と思う所では

人がかぶるかぶる (笑)

 尾瀬沼~大江湿原の 天国のような道を愉しみます

 

 

後編へ 続きます…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


三たびの 復活‼︎ 俺は不死鳥ってか⁈ リハビリハイク編‼️

2020年06月24日 15時02分19秒 | 裏高尾

8年前に椎間板ヘルニア、一昨年には脳(聴神経)腫瘍

そして今年2月には 部位こそ違え 再びの椎間板ヘルニア発症と、

三度の全身麻酔手術と入院加療を乗り越え、

 👏👏👏ポンコツ隊長、復活です‼️👏👏👏 

 

いやぁ〜、それにしても まさかまさかのこの3ヶ月あまりでしたねぇ

自身の体調の事もそうですが

そう、「新型コロナウイルス」の野郎の事は、

世界中の人が全くもって予想外、予定外でしたもんねぇ‼️

 

ところが 世の中、何が 幸いするかわからないもので、

隊長の、4月3日に手術、8日に退院のタイミングで

世の中が一斉に自粛緊縮体制突入‼️

って、

まるで計ったかのような丸かぶり‼️

 

おかげで 自宅療養期間中は、

心置きなく まるっとロングバケーション

しかも 世の中全体で自宅 巣篭もりを強いられ

自分だけが家で大人しくしていなくてはならない、

なんて フラストレーションが溜まることもなく

心身ともに スッキリっす‼️

お釣りが来るほどの休養明けで、

問題は といえば、 いつ、リハビリ登山が可能になるか、ってなくらいなもんで

それも小池百合子様の 東京アラート解除を待って

先日ついに解禁と相成りました、ははは

 

県をまたぐのは さすがにまだ控えめされよ、ってことで

行き先は 慣れ親しんだ、裏高尾〜景信山(あわよくば陣馬山)っす‼︎

アクセスの良さを優先して、今回は京王線 高尾山口からスタート‼︎

朝、ゆるゆると 出てきたにもかかわらず、

都心から僅か1時間足らずで、

梅雨入り間近の 新緑が眩しい中にいれるのが嬉しいね😆

リハビリ目的なんですから、荷物を削ること無しに

いつもの山小屋一泊程度の量の荷物を敢えて背負ってきました。

強調しておきます、敢えて、です!

決して、荷物を減らす事さえできない ダメダメハイカーじゃあございません!!

あと、こんな時期なんで、マスクは一応しておきましょう

 

こんなマップみると、お茶の子さいさい、ってなもんでげすな

 

くどいようですが、リハビリ目的なんですから

ケーブルのご厄介になるわけにはいきません、ははは

ケーブルを横目に、琵琶滝ルートへ、いざっ!!

 

平日ながら 恐らく明日にも梅雨入りが発表されようかという、

貴重な快晴の1日、そこそこ前後にも同好の人達が歩いています。

皆さん、実に身軽そう、はは

日射しは強いのですが、まだ6月、

一歩木陰にはいれば気持ちの良い風と空気に包まれます。

あぁ、山に帰って来れたんだなぁ、うんうん

 

 

今日は 滝行の方は見かけませんでした

 

滝上を、直登、

ケーブル駅のすぐ上に 飛び出します。

この道は 今回初めて通ったかもしれない。

 

あらっ?!   ここんところ見慣れた言葉が  こんなところに!!

 

参道を通って 薬王院についでに参って行けば、やがて…

 

高尾山山頂、 到着!!

山上には、カゲロウの様な薄~い 透き通るような白い羽を持った蝶がたくさん!!

一斉に羽化したみたいなんだけど、何ていう蝶なんだろう?

 

お隣 神奈川県の丹沢方面へは、

もう一段階  解除にならないと、まだ駄目ダメよっ!!

 

こんなに青々とした紅葉が  秋には真っ赤になるのが ほんと 不思議。

 

何千キロもの旅をして 日本にやって来た アサギマダラも !!

愛おしいねぇ~

 

景信山への途中の城山 名物、天狗様

しばらく会わないうちに ぼろぼろに…

 

 

 

 

景信山、とうちゃこ~ !!

 

うっすらと、スカイツリーも見えてるよ!!

 

風が吹き抜けて、気持ちええ~

 

相模湖も、あんなに近くに…

 

あぁ~、ほんと気持ちえぇ~

 

まだまた余力十分、陣馬山まで行きたかったけど、

コースタイム見ると、あとまだ 2時間半~3時間、

う~ん、まぁ、今日は 無理せず、ここまでにしとこうか

ゆっくり下って、小仏バス停へ向かうことにします。

 

 

 

さ~て、帰り、どこで飲んで帰ろかな~

 

おっと、その前に 汗を流さないとね~

西八王子からちょっと行ったところに、いい銭湯を見つけました!!

『松の湯』 さんです!!

さすがにここまでは、登山帰りのお客さんも来るまい、って ね

 

んでもって、ガソリン補給が、ここっ!!

ほんとは もうちょっと 渋めの酒場を探したいところでしたが、

まぁ、これも  “ 河岸探し”  の  リハビリみたいなもんでさぁ、旦那っ!!

 

こんな調子で、まぁ これからも 山へ ぼちぼちと 参りましょう…

 

 

 

 

 


令和二年、登り初めはマナスルから、後編!!

2020年02月04日 17時55分57秒 | 南アルプス

ところで、今夜の宿 『マナスル山荘(本館)』を

今年最初のお宿に選んだ理由、

食事が美味しいという理由の他にも あるんです!!

我隊、自他ともに認める 食いしん坊ですが……

実は、呑み助 でもあるんですっ!!

 

えええええええええええーっ!!

    とっくに知ってるわい

イヒヒヒヒ、実に素敵なプランっす!!   

これで ねぇちゃん が綺麗だったら 天国っす!!

 

おサル君、「ねぇねぇ、 隊長?!  どうする?!  飲み放題、頼んじゃう?!」 って

こらーっ!!  何を カマトト ぶってんねん!! 

 

今夜の宿泊者は、我隊を入れて5人のみ。

なので特等席の おこた に 気にせず 陣取って、さぁーっ!!  飲むでーっ!!

 

 

 

だいぶ出来上がってきたところで、さぁ ご飯っす!!

 

食材は 基本、地産地消をモットーにされているそうで、一見地味ですが 実に美味しい!!

胡麻だれ しゃぶしゃぶ も、美味しかったぁ

 

 

食後は、これも楽しみにしていた、 プチ星空ナイトツアー

雪っ原に 寝っ転がって、夜空を見上げると……

 ※イメージ

この夜は 満月だったんで、ここまでは見えなかったけど、

それでも綺麗な星月夜!!

 

 

 ※イメージ

雪の上に寝っ転がれるように、あったかシートと グランドコートの貸し出しもあって、

気が利いてるよね!!

帰って来てから知ったんだけど、星空撮影用の赤道儀 雲台も貸してくれるらしい。

しくった!!

 

満月の月光が雪に映えて、目が慣れてくると ヘッデン無しでも歩ける位!!

マナスル山荘さん、以前もそうだったけど、益々ホスピタリティ溢れる、

ナイスなお宿になってました!!

 

部屋にはファンヒーターも もちろんあるし、

お布団用に 湯たんぽも貸してくれて、

ぬくぬく ぽかぽか で いい夢がみれました~

翌朝は まだ暖かい湯たんぽのお湯を使って顔も洗えますよ~

 

           

 

明るくなってから、窓を開けると…

今日こそ、綺麗に晴れそう!!

 

朝食も、新鮮で、我々には十分すぎるほどの量!!  幸せっ!!

 

登山道具も置いてあるから、まさかの時にも安心。

 

昨日 長居させてもらった 居心地のよかった おこたスペース!! 

実家みたいにくつろいでしまった

 

じゃあ、荷物を置かせてもらって、ちょっくら山頂から大阿原湿原辺りを周回してきましょう

 

年季の入った薪ストーブも いい感じ

 

 

 

 

 

山頂直下の岩場。もっと雪が積もってしまえば、足元を気にすることもなく 楽になるね

 

 

遠くの稜線が くっきり!!

 

乗鞍岳?!

 

木曽御嶽山?!

 

甲斐駒仙丈ヶ岳間ノ岳も!!  南アルプス前衛って位置だね、ここ。

 

奥穂高岳(左矢印)に 槍ヶ岳(右矢印)の 穂高オールスターズ!!

 

 

雲海が広がって、ゴンドラの上駅は きっと今頃 雲海テラス だね!!

 

 

宿でご一緒だった、ご夫妻!!   滋賀県から、と おっしゃってました。

伊吹山にも、いつか登らないとなぁ~   夏がいいのかなぁ、冬がいいのかなぁ、

 

よく 山の中で見る、この 「とろろ昆布」 みたいなやつ、

湿度があって空気の綺麗なところにしか生えない植物らしい。

調べたら、地衣類の「サルオガセ」っていうやつで

乾かすと利尿剤に、煎じて飲むと惚れ薬になるらしい…

なんだ?  惚れ薬って…?!

紀州梅干しと一緒にお湯かけて食べると

腹の足しになるらしい…  って?!  ぷぷっ!! 

 

大阿原湿原まで下って来たけど、この時期 特に 見るものもなく、

トイレだけ済ましました。

え?!

 

うっかり 後ろから首切られないかと、ひやひやしました (笑)

 

 

今日は 八ヶ岳が 実にクリアに見えます!!

こっちと比べると、だいぶ雪が多そう!!

 

 

今日は土曜日なんで、昨日以上にワンチャン連れハイカーがたくさん!!

この犬、靴はいてるし……!!

 

マナスル山荘本館の山口さん、スタッフさん、

お世話になりました~  また 必ず来ますね~

小屋の玄関まで出て、

宿泊のお客さんが帰る時には 必ず鐘をならして見送る、というのがルーティンのようで

我隊にも 鐘をならして 手を振って見送っていただきました!!  ちょっと感激!!

あざーっす!!

絶対 また来ますね~ 

 

 

スキー場のゲレンデトップまで戻ってきました。

なんだか、ここで 既に下界に戻った気分。

若者たちの姿に、平和っていいなぁ 、日本って いいなぁ と 実感。

さぁ、下ろうか!!

 

そうそう、今日は 時間がたっぷりあるんで、

『湯ートロン』で 汗を流して帰りましょ!!

 

正月疲れを 癒す、いい旅でした…

 

 

 

 


令和二年、登り初めはマナスルから、前編!!

2020年02月04日 06時23分23秒 | 南アルプス

読み返してみると、昨年 暮れの私メの登山blog、

まるで新手の「閉店詐欺」みたいだね~

もうこれで最後、ホントに登り納め、 と 何度も何度も投稿を繰り返してしまいました…… 

深く反省

別に 何か思惑があったわけじゃあございません…  悪しからず

その手で言えば、登り初めは  後にも先にも   もう正直に一回こっきりなんで、

皆さま、身構えず、気楽にお読みくださいまし (笑)

 

 

ところで

世の中には、九日間もの長い正月休みの間に すっかり正月太りしてしまった

ごほん、いえ、失礼…、方々が 多いことと思われますが…

 

 

我隊は 闇世界、いや 違った… 

そもそも因果な商売加担しているので

全く、正月なんぞに 関係ない世界に生きております。

おまけに今年は一月早々から、大事な催事を抱えていたもんで

正月早々  朝から晩まで10日近くのハードな連勤、

正月太りなんて ありえへん 世界で過ごしました。

 

なので、もう いいでしょう、リミッター 外してやっても!!  もちろんですとも!!

 

遅れてやって来た(小)正月3連休、

積年の恨みを晴らすかの如く、

食って、飲んで、遊んで、ぐれる事のできる

憂さ晴らし先を探す 我が隊なのでした……

 

ん?! 

見つけた~!!!  ここで、飲んで食って、ぐれてやる~!!

 

 

とある、1月の金曜日…

山装束に身を包んだ 二人組が、とある信州の鄙びた駅に降り立ちました…

二人組の目指す先は…

スキー場のゲレンデ?!    ではなくて、そこを横切った先のゴンドラ乗り場。

こけない様にね~

 

それにしても、雪 少なっ!!

ゴンドラで登ってやって来た先に あるのは…

そう、入笠山っす!!

ここから先も あまり積雪はないらしいけど、

アイスバーンでツルツルのところも あるらしいので

念のため、アイゼン装着っす!!

 

よしっ!  準備オッケー!! 

 

遥か眼下の向こう側には、雲をかぶった八ヶ岳連峰。

あの雲の中では、きっと雪が降ってるんじゃない!?

 

少ない積雪も、固く凍っているんで、アイゼンが雪をザクザク噛んで、

足音が小気味いいっす!!

 

スズランの群生地で知られる「入笠湿原」も、今は こんな感じ。一面の雪景色とは参りません。

犬連れハイカーさん達が 沢山歩き回っていました。

 

この階段を登り切って、しばらくだらだらと歩を進めれば

今回の ほぼ 目的地マナスル山荘が見えてきます。

 

あっという間に 到着。

さて、肝心の"あれ"、 あるかな?

あった~!!   マナスル山荘名物、『特製ビーフシチュー』っす!!

これを食するためだけに やってくる人もいるんだとか!?

ねっ?!

 

とにかく、上手かった!!

ここ マナスル山荘(本館)さん、食にこだわっていらっしゃるようで

館内には オリジナルの食関係お土産も盛りだくさん!!  パンだって焼き立てパンがこの通り!!

食いしん坊の我隊に刺さったのも うなづけます (笑)

 

 

さて、お腹も満たされたし、ひとっ走り、行って来やすか!?

どこへ?! って…  そりゃあ 山頂ですがな

 

重いザックは 山荘に置かせてもらったし、らくちん 楽ちん

直登の岩々コースも 何てことないっす!!

 

 

着いた~!!  八ヶ岳、相変わらず上の方は雲が掛かりっぱなし

 

諏訪湖方面は、 ばっちり

 

 

 

山荘からなら、30分もかからず 登って来れるんで

また 明日の朝、登って来てみよう

 

 

 

 

 

蓼科山だけ、最後に顔を出してくれました~

 

あ、山荘に入ってしまう前に、挨拶しとかないとな~

先代 こはだ君 の後を継いだ、あじ君、初めまして~

 

人懐っこい、あじ君 です!!

( ところで マナスル山荘さんの番犬は 代々すしネタ名なんだね!?  先代は「こはだ君」だし、先々代は「うに君」だって!! )

 

はい、気を付けます…

 

さ~て、お楽しみは これからだっ!!

 

( 後編に続きます…)

 


大菩薩嶺、ほんとにこれが2019年 登り納め!! 編

2020年02月02日 18時49分15秒 | 奥武蔵

もう、2019年内の山行はないだろう、高をくくっていたら

ほんとにホントの年末28日

準レギュラーの❝お兄ちゃん❞から あらら、まさかのお誘い…

一瞬躊躇したけど

どうせ家にいても年末、邪魔なだけだし (きっと お兄ちゃん も同じなんだろうねぇ、イヒヒ )

よし、行ってしまえ~

 

冬型天気も やっと安定、今日も関東の初冬らしく、きりっと晴れた朝です。

お兄ちゃんとは 「あずさ」車内で合流、大月乗り換えで、スタートの塩山駅到着。

平日なもんで、ここからしか登山口へ行く術がないんです。

 

 

バス終点「裂石・大菩薩峠登山口」から 歩き出します。

さすがに年末のこんな時期に 山に向かう 浮かれポンチ は我々2名のみ (笑)

駅では晴れていた空も、山が近づくと稜線には結構 雲がかかっています

天気予報は まずまずだったんだけどなぁ~

 

と、この直後、事件発生!!

僕の愛機 オリンパスOM-D  E-M10 MarkⅡが、

ショルダーハーネスのマウントに 上手くはまっていなかったみたいで 肩から落下、

しかも 運悪く固い地面に直撃、

慌てて拾い上げるも 望遠レンズの根元からポッキリと折れてしまうアクシデント!!

ショック!!

 

なので、今回はろくな写真がありません 涙   悪しからず…  です…

心なしか、放心状態のわたくし…

 

ま、気を取り直して、ここから本格的な山道へ…

 

今日は 先ほどのルート説明の通り、

下の登山口からのスタートとなったため、大菩薩嶺へのメジャールート、

上日川峠からの周回の前に、余計な登り(標高差約750m)を片道1時間半かけて

登らなくてはいけません。

(以前、冬に同じルートをたどった時は、朝一バスに乗れたので 時間的余裕が十分ありましたが…)

今日は 朝一バスじゃあないので、時間も結構タイトだし ちょっと気が焦ります。

 

普段ストックを使うくせに、今日は バリバリ元高校登山部出身のお兄ちゃんを真似て

腕を胸の高さに組んでの登りに挑戦してみます。

お兄ちゃんによると、こうすると、心拍がいたずらに上がらなくて楽なんだとか…

へぇ~ そういうもんなんだぁ~

この時、こんなことしなきゃ 後半であんなことにならなかったんじゃないかな~

無駄に 脚を使うことになってしまった気がする

やっぱり 慣れないことはするもんじゃないね~ 

 

だんだんと 雪の量が増えて来たので、途中からアイゼンを装着。

今振り返ると チェーンスパイク軽アイゼンで十分な積雪だったんだけど

お兄ちゃん情報だと、吹き溜まりで30~40㎝という、直近のネット投稿があったと聞いていたので

12本爪しか持ってきていなかったのも 今考えれば失敗だったなぁ

お兄ちゃんはチェーンスパイクの備えもあったらしく、そっちを装着していました

 

 

途中から  あらら 小雪が舞いだし、陽射しは完全に隠れるし、

今日は すべてがうまくかみ合わないなぁ~ って感じ…

 

 

おっ、やっと上日川峠 に着いたみたい。

 

再び青空も少し顔を出してくれました。

「ロッヂ長兵衛」で 軽く腹ごしらえし、トイレも済まし、準備を整えます。

見ると、ここまで車で来ていたグループが数組、この冬の積雪状況なら

ここまで乗り付けるのに苦労はなさそうっす!!

 

で、お兄ちゃんと、ここまでの時間経過と、コースタイムを照らし合わせてみると、

益々時間がタイトな事が明らかに…

当初の、唐松尾根経由で雷岩~大菩薩峠~介山荘~福ちゃん荘 という周回ルート、

帰りのバス時間を考えると どうも時間的に無理っぽいねぇ~

しょうがない、なら、大菩薩峠ピストンに変更だね

お兄ちゃん曰く、こんなことなら大月からレンタカーで乗り付けるっていう手もあったね、と…

早く言ってよ~  激しく同意!! 

 

ここからは ちゃんとストックを取り出して、気を引き締めなおして、再びスタート。

ちょっとだけ 雪の量は増えたけど、全然 楽勝、どこに30~40㎝あるんじゃ~?

 

 

 

ほどなく「福ちゃん荘」に到着。

ところが、早足で先行するお兄ちゃんに追いつこうと 無理に進んだら

なんか、さっきから、両方の太腿に 違和感が…

 

 

この標識、ここでしか見たことがないけど、どんだけ 登山者が多いんだぁ?!

 

 

 

大菩薩峠らしき、白い稜線が見えてきたところで

先ほどから騙し騙し歩いてきたけど、どうにも我慢ができなくなり、足を止めます。

今日は寒いと思って、普段 登山ズボンの下にスポーツタイツを履く代わりに

薄手の保温タイツを履いてきたんだけど、却って それも上手くマッチングしなかったようで

血行が滞ってしまったのか 両腿が攣ってしまってどうにも痛くて足が挙げられません。

「ごめん、お兄ちゃん、気にしないで先に行って!!

ちょっと様子見て、回復せず無理っぽかったら、福ちゃん荘の所で待ってるから… 」

なんか 同じようなシチュエーション、どこかでもあったような… (笑)

 

 

 

脚は固く攣る一方。 まさか、ここで自分が撤退する憂き目にあうとは…  

福ちゃん荘前の陽だまりで、足をさすりながら しょんぼりと お兄ちゃんを待ちます…

 

今頃、お兄ちゃん、あの雪っ原 歩いてるのかなぁ~ などと見上げていると

「お待たせ~!!」と、  えーっ!? もう戻って来たの!?

さすが、昔 高校登山部で鍛えただけの脚力、さっき別れてから30分ほどしか経っていません。

 

 

不思議と 下るだけなら 脚は全然 痛みません。

 

あっという間に ロッヂ長兵衛まで戻ってきました。

お兄ちゃん、ご迷惑をおかけしました~

 

実際には 雲が広がってしまって、こんなに綺麗には見えなかったそうですが、

折角なんで、イメージ画像で、大菩薩峠からの眺望をお楽しみください…

 

 

雪は少なかったけど 風が強くて、寒~い 一日でした

そんな中でも テン泊している強者がいるんだね~

 

 

 

あっという間に、下り切り、バス停へ急ぎます。

 

 

 

バス到着まで、あと50分。

これなら、温泉入っても、時間十分だね?!

バス停から 5, 6分下った先にある 『大菩薩の湯』解凍していこう!!

 

 

ちょうど湯舟に入っている時に、沈みゆく夕日が真っ直ぐに温泉に射して

それはそれは綺麗な夕景でした!!

これが見れただけでも、今日はめっけもんだったね!!

一年、健康で過ごせて、ありがとうございました。

 

最終バスで、塩山へ戻り、駅前のお蕎麦屋さん「七福」で、プチ忘年宴会っす!!

     

ここ、生ビールはキンキンに冷えてるし、山梨ならではの生ワインもあるし

馬刺しも 山菜天ぷらも美味しいし、「山麓酒場」に是非 推薦したいお店です!!

因みにお店は、入った時から帰るまでの90分余り 我々の貸し切りでした (笑)

皆さん、もっと贔屓にしてあげてくださ~い!!

 

 


超大型台風(19号)接近!! 滑り込みピストン 燕岳!! 編

2020年02月01日 17時00分52秒 | 北アルプス

いけね!!   

2019年登山で、忘れられない山行が もう一件あったっけ!!

会社の ℐ先輩に誘われて行った、燕岳ピストン!!

これ、忘れたらあかんやろ~

 

 

以前から お互い山をやるのは知っていて、ℐ先輩

「一度一緒に行こうぜ~」

との 熱いラブコールに応えて計画した山行でした。

ところがよりによって 1か月も前から楽しみにしていた

まさにその日取りに合わせるように北上してきたのが 例の 台風19号!!   

列島各地に(特に東日本に)大きな爪痕を残した奴の為に

当初の 燕岳~大天井~常念 の縦走プランを

天候次第の 燕岳ピストンへと 急遽変更。

※車の回送サービスまで 予約していたんだけどね~

 

前日 仕事を早目に終えて、いったん帰宅。荷物を抱えて ℐ先輩の車に拾ってもらったのが午後10時。

中央高速を飛ばして 登山口の中房温泉に着いたのが 12時半頃 だったかな。

駐車場で車中泊の準備をして、車の中で 遅~い 宴会をスタート、

1時間ほどで、持参したワイン2本にサワー少々を空け、いつの間にか眠りににつきました。

 

目が覚めたら、既に空はもう明るくなっていて、 明らかな寝坊。

慌てて飛び起きて したたかに天井に頭をぶつけ、目が覚めました!!

お湯を沸かしてカップ麺で朝食、ℐ先輩は 食欲がなさそうで、コーヒーを口にしただけ…

燕岳初挑戦の先輩に、ちゃんと食べないときついぞ~ とは思うものの、先輩を諭すわけにもいかず

準備を黙々と進め、さぁ 遅ればせながら 出発です!!

幸い、近づいてきているはずの台風の影響はまだ全然感じられず

空も うっすらと 薄日が差すぐらいの天気。これなら 今日一日は大丈夫じゃね?!

 

 

脇の川には温泉が流れ込んでいるようで、湯気と硫黄の匂いが…

ぷぷっℐ先輩、足取り重そうっすよ!! 

 

 

 

駐車場から10分ほどで いよいよ登山口到着っす!!

トイレを済まし、じゃあ行きますか、ℐ先輩!!

と、ℐ先輩「悪い、〇〇!!   体調がどうにも良くないわ、俺。 

ここで待ってるから一人で登ってきてくれる?!」って

えーっ!!  まじすか!!  どうも 完全な二日酔いのようです…

 

という事で、急遽 単独燕岳ピストンと相成ったわけでございます…(笑)

まったく、何やってんでしょ、俺たち…  (反省)

 

 

 

台風が来てるってことで、紅葉時期にもかかわらず 下ってきてすれ違う人はあっても

これから登っていこうという 浮かれポンチは ほぼ皆無。

そりゃ、確かにそうだね~

 

 

でも おかげで、ほぼほぼ 自分のペースで登っていくことができます。(同行者もいなくなっちゃったし…)

 

 

 

 

 

 

 

❝北アルプス三大急登❞ の一つと言われる この登りも、

合戦小屋まで登り切れば、後はそんなにきつくありません

紅葉も、どうやら今いるあたりが一番色づいているいるみたいです

 

 

 

合戦小屋 とうちゃこ~

 

小屋番さんが、忙しそうに 小屋閉めの作業をしていました。

もう すぐに 長い冬に閉ざされてしまうんだね~

 

 

 

 

 

 

いつの間にか、燕山荘が だいぶ近くに迫ってきました

 

山荘直下に来た頃から、時折 濃いガスが掛かり始めました。

 

燕山荘とうちゃこ~

 

折角の初挑戦だったのに 登って来れなかったℐ先輩の為に、

記念の 「燕山荘オリジナル手拭い」をゲットし、山荘前のベンチで おにぎりを頬張っていると…

 

 

一瞬だけ、ガスが取れて、綺麗に色づいた紅葉があらわに…

 

と 思った次の瞬間には、ガスが再び…

 

 

ガスは濃くなる一方で、これじゃあ 山頂まで足を延ばしても 何も見えないなぁ~

 

『イルカ岩』までは とりあえず来たから、まっ、いいか…

ℐ先輩を あまり待たせてもいけないし、ここで 引き返すことに します!!

ここまで 天気もってくれて ありがとう!! 

 

 

 

 

 

 

第二ベンチぐらいまで戻って来た時、何か 動いて登ってくるものがいます。

熊か!?

ん?!     ℐ先輩!!   

あの後 仮眠を取り直して、温泉入ったら復活したそうで、

途中、俺に会うところまで行ってみようと思って登って来たらしい…

良かったぁ、体調戻って。

 

 

 

とりあえず 無事、登山口まで戻って来れました~

今まで もう少し下った先にある 『有明荘』でしか 汗を流したことが無かったので

『中房温泉』に入るのは 僕も今回初めて。

いいお湯でした~!!

 

この後、安曇野まで戻って、

ℐ先輩の、「下山したらやっぱりトンカツだろう!!」との意見を尊重して

がっつりトンカツを食して帰路につきました。

山梨辺りから、だんだん雨足が強くなったものの、ぎりぎり台風の影響もなく 無事帰宅。

やれやれ、です。

ℐ先輩、また次の機会には、いや、今度こそ、か、

よろしくお願いしま~す

 

 


2019 御岳~大岳山で登り納め!!、編

2020年01月31日 22時37分01秒 | 奥多摩

平成から令和へと時代が代わった2019年も 間もなく幕を閉じようという年末、

登り納めをしてまいりました~

 

場所は、ダイヤモンド富士の見える裏高尾、とも思ったんだけど

折角の連休、どうせなら どこかでのんびりして帰れるお宿に泊まろうと検索すると

おサル君が前から いつか泊まってみたいと思っていた

奥多摩 鳩ノ巣渓谷に建つ 『鳩ノ巣荘』が偶然空いていてので、

すかさずポチッと予約。

で、山は そこから比較的近いとこってことで、

御岳山から大岳山周回に決定っす!!

 

ケーブル山頂駅まで、朝一のホリデー快速で御嶽駅に降りた登山客、参詣客は ほぼほぼ一緒の団体行動です(笑)

 

田部井淳子さんも愛した奥多摩っす!!

 

いつ来ても、奥多摩は いいねぇ、落ち着くっす!!

 

先ずは 御岳集落を目指しましょう

あの とんがった頂が、御岳山 だね

 

深い紅に染まった木

 

 

集落到着。まだ 山道でもないのに、地味に 辛い勾配っす。

 

御嶽神社の参道途中から、いよいよ山道へ

 

今日は先を急ぐ必要もなく、ロックガーデンを巡ってから行きます。

『七代の滝』!!

 

 

 

 

 

 

 

 

御嶽神社脇から一旦 下まで下りきった後、改めて『七代の滝』を上り詰めると、

今度は『天狗岩』!!

確かに天狗様が空を見上げているみたいに見えます。

 

この岩の上にも登れるみたいだけど、今日はスルー

 

 

 

 

お弁当を広げるのに ちょうどいい東屋っす。

 

ロックガーデンの一番奥にあるのが『綾広の滝』!!

前に ここで滝行するらしき人を見かけたことがあったなぁ

今日は ちょっと水量がしょぼい。

 

再び 綾広の滝を高巻きにして…

 

ロックガーデンを抜けて、大岳山へ向かいます。

 

 

 

「大岳山山荘」。

もう山小屋としては機能してないみたいだけど、中にザックがいくつか置いてあったぞ??

 

さて、ラストの登りっす!! 

 

とうちゃこ~!!

今日も、 美男におわす な~!!

 

丹沢も 美しいシルエット!!

 

足を止めると さすがに冷えてくるんで、アウターを羽織ってから…  お昼っす!!

 

 

おサル君、今日は、簡単 調理の おでんランチっすね!?

あったまる~、うまい!!

 

天気も良くって、賑わう山頂っす。

さーて、では ぼちぼち 下るとしますか… 

 

 

 

 

冬の陽射しは陰りだすのが早いね~  もうすっかり 夕方の雰囲気

 

『天狗さんの腰掛杉』。え?!   腰掛け過ぎ?! 

 

御嶽神社に お参りせずに帰るわけにはまいりませんね~

 

 

 

せっかく下ってきたのに、またこんなに階段登るの~?   ってな顔

 

そんなこんなで…

ケーブル駅まで、戻って来た~!!!

 

 

これから御嶽駅に戻り、東京と逆方向に数駅、「鳩ノ巣駅」へ向かいます~

 

ここが噂の 『鳩ノ巣荘』か!!   

元々は国民宿舎? かんぽの宿?  だったのが 経営が代わり リニューアルされた施設らしい。

ちょっと地味な名前とは裏腹に、何しろ部屋は広いし とっても綺麗で清潔な館内施設、

サービスだってホテル並みだし、ディナーだって行き届いた気配りと繊細な味!!

ここ、お薦めです!!

 

部屋からは、鳩ノ巣渓谷が眼下に見て取れるロケーション!!

夜には 部屋のベランダから、東京とは思えない漆黒の夜空と綺麗な星空が…

おまけにこの夜は 「ふたご座流星群」の夜、

30分ほど夜空を眺めていた間に2個も流れ星を見ることができました!!

 

おサル君、いい宿、見つけたねっ!!

 

 

翌日は、前日以上に晴れ渡った朝でした!!

折角なんで、更に 一駅だけ奥多摩方面に進み、「白丸駅」から多摩川沿いに散策して帰ることに…

 

 

 

多摩川沿いの渓谷は、谷が深く、日が差さないところは影が濃く、

陽射しの当たる山の上は明るく、そのコントラストが 何とも言えない表情を作っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥多摩の日帰り名湯『もえぎの湯』のすぐ下

氷川キャンプ場へ

 

多摩川の清流の河原に接する このキャンプ場も

なかなかに気持ちよさそうなところだね~

今日も 初冬のキャンピングを楽しむグループが…

奥多摩駅までの数キロ、心がじんわりと ほどけていくのがわかる、気持ちの良い散策でした!!

                    

 

 

 

 

 

 

 


錦繍最終便!! 大山紅葉詣で、編

2020年01月29日 20時13分23秒 | 丹沢

雪降る前の 東京周辺の低山へ、錦繍の紅葉を訪ね登るシリーズ

( いつからシリーズになったんだ?! )も、いよいよ最終報告っす!!

( 実はここ暫く、何年かぶりの腰痛で、今日も自宅療養中。不幸中の幸い?!  それでblog更新も順調に挽回中なんです )

年末、何となく 仕事も一段落し、

ここんところ定期的に週末の山行が続いています。

数年前、丹沢は大山を登った帰りに寄った『大山寺』で見た

この世のものとも思えないほどの 真っ赤っかな もみじの紅葉が

未だに鮮烈に記憶に残っていて、

今日は それをもう一度見れればラッキー!! ってな思いでやって来ました。

もっとも、紅葉に合わせた大山ケーブルの夜間ライトアップは

先週で終了してしまっているという事なので ↑↑↑

ちょっと遅かったかなぁ、という感じではあります…

 

ヤビツ峠へ向かう秦野駅からのバスは、シーズン過ぎでもまだ混んでいて

臨時便に乗ってのスタートっす。

天気は快晴、放射冷却で 朝一の空気はキリっと しまっています。

 

歩き出しは寒いくらいだったけど、すぐ汗ばんできます。

 

ちょっと高度を稼ぐと、お富士様 が見えてきました。

やっぱり 雪をかぶってお化粧したお富士様は、きれいっす!!

 

 

 

 

海側に目をやると、湘南の海が キラキラと 綺麗っス!!  

弘法山が シルエットに‼️

 

 

 

ちょっとした斜面の土をほぐすと 中から霜柱がザクザク

 

 

 

生クリームたっぷりの 富士パウンドケーキを召し上がれ‼︎

ほどなく、下社からの登山道と合流すると、山頂はもうすぐそこっ!!

 

 

着いた〜‼️

振り返ると、木の間からわずかにお富士様が‥

 

さて、ご飯にしよう‼︎

おサル君、今回  渾身のお昼ご飯は、「煮込みラーメン」っす!!

具材を細かく分けてビニールパックで持って来たので、インスタントとは一味も二味も違います!!

お鍋に具材を投入するたびに 否が応でも 喉が、いや、腹が鳴ります!!

コンビニおにぎりや  カップ麺で済ます周りの人の中で、

かなりあったかくて 美味しそうに見えたのは間違いないっす!!

でかした、おサル!!

天気の良い山頂でいただく お昼は、格別っす!!

 

 

さ~て、それじゃあ、下社へ向けて下りますか

 

目指す下社は、多分あの辺り‥     紅葉🍁まだ残ってるかなぁ

 

 

見晴台も 賑わってます。ここからは下社まで ほぼ 横移動。

 

なんか、やっぱり下に行けば行くほど まだ赤い紅葉、残ってるよねぇ〜

 

 

下社到着。大山名物の「ルーメソ」の幟に、いつも笑っちゃいます。

 

 

う~ん、やっぱり 下社は 紅葉には少し遅かったみたいだねぇ、上から見た程は 赤くない‥‥‥

 

 

 

おっと、紅葉に気を取られて、大山の名水を口にして行くのを忘れるとこだった。

 

 

一日ずっとピーカンってのは、雨降山の別名のある ここ大山では珍しいよね~

 

 大山寺に寄るのが目的なんで、ケーブルには乗りません。

 

進むのは 男坂?女坂?    どっちかって言うと やっぱり女坂っしょ!!

 

 

 

 

もう、枯れて散りかかってるかぁ〜

 

 

この紅葉なんて、もうちょっと早かったらなぁ〜

 

大山寺 到着‼️

取り敢えず、鳴らしもの 、撞いときましょうね〜、おサル君‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、諦めかけていたその時、奇跡の一本が‼️   

 

凄い‼️  この木だけ、最後の生命の輝きを 見せてくれたのでした‼️ 

 

最後の最後で、綺麗な紅葉🍁に出会え、満足満足。

良い山歩きでした〜

この後、鶴巻温泉へ出て温泉でさっぱりし、

したたかに呑んだくれて帰ったのは 言うまでもありません。

 

 


錦繍の奥多摩、冷たい雨に散る!! 三条の湯 編

2020年01月25日 15時04分58秒 | 奥多摩

紅葉が  だんだんと低い山へ下りてきました。

雪降る前に、紅葉を楽しめるのも あと僅か。

久しぶりに 雲取山でも行くか?!

目指すルートは、三条の湯 経由です!! 

ですが、降り立った奥多摩駅は、深い霧に包まれかかっていました。

天気予報も 今日明日と あまり芳しくなく、

肌寒~い 山行になりそう…

 

奥多摩バス「お祭」バス停に降り立ったのは、我隊の他 僅か数名。

皆  足早に、山へ向かいます…

 

 

でも霧の立ち込める、こんな風情も 案外悪くないかも… 

 

さて ここから、飽きるほど長い、林道歩きのスタート。

 

紅葉も、真っ盛りのようで、晴れてればもっと綺麗なんだろうけど… ね 

 

 

 

 

 

いつの間にか 雨も本降りになって、愛機のミラーレス OM-D E-M5 は ザックの中に避難しっぱなし

 

やっと ここで林道も終了。

あと30分ほどだけ 山道を行けば、 今日のお宿 『三条の湯』に到着です。

早く冷え切った体を 温泉で解凍したいなぁ

 

三条の湯のキャンプ場の手前で、川の脇を横切る イノシシ親子に遭遇!! 

ウリ坊 2匹が かわいかった!!

通りかかったおじさんに、イノシシ親子がいたと 興奮して伝えるおサル君なのでした(笑)

 

 

『三条の湯』とうちゃこ~!! 

ここって、後で知ったんだけど、

この夏 何回かキャンプでお世話になった「奥秋キャンプ場」と同じオーナーが経営しているんだって!!

 

 

独特の、 風情ある受付が いいねっ!!

地産地消を意識した、素朴だけどおいしい食事!!

お酒も、澤乃井酒造の しぼりたて!! 

マフラーも、地元産のテン?!  きつね?!    リアルっす!!

 

明日は、晴れるかなぁ?! 

宿泊者が少なかったから、大部屋泊だったんだけど、

薪ストーブの火力が この日はチロチロって、少なくって、寒かった~

 

                         

 

さて、翌朝です。

雨は止むことなく一晩中降っていたけど、まだ止む気配はなく、むしろ強まるかもって…

そんなんで テンションもあまり上がらず、今日はこのまま下山することに…

静かな、秋冷の山を楽しみながら、ぼちぼち下りましょうか…

 

 

 

 

 

ぷぷぶっおサル君のザック、レインカバーをすると

なおさら巨大に見えますっ!!  いったい何の荷物が入っているんだ?!  って感じ

 

植生が、目まぐるしく変わり、紅葉の色合いも そのたびに変化します。

昨日より、紅葉具合がはっきりと目に入ってきます…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旧青梅街道、国道411号が見えてきました。「お祭」バス停も、すぐそこです。

山に登ったというより、良く歩いた~!! って感じ   

 

 

濡れたザックとアウターを手拭いで拭いた後、青梅線車内で干してみました~ (笑)

そんなこんなで、とりあえず 秋霖の紅葉は満喫できたかなぁ