山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

還暦男子、赤岳への道(前編)

2019年08月29日 18時46分37秒 | 八ヶ岳

え~、このブログ、原則 時系列で投稿しておりますが

諸般の事情により 今回は 「還暦男子、赤岳への道」を優先投稿いたします。


我がポン友、T 君が、

8月初め、一足、いや二足早く めでたく還暦を迎えました。

おめっとうさ~ん!!  

他の友人(W)と なにか記念になる 山行イベントを、という事で、企画スタート!!

当初は 「甲斐駒ヶ岳 一本勝負!!」 って プランを考えていたんだけど

Wが都合で脱落、Tの都合が合うのが 8/10、8/11。  ん!?

それって、「山の日」じゃ~ん!?

 

案の定、甲斐駒周辺の山小屋はどこも満杯…  

それなら 同じ中央本線沿線の八ヶ岳、その主峰 赤岳ならどうじゃ~?

相手にとって不足はあるまい?!

 

幸い、赤岳鉱泉に空きもあり、足も何とか確保でき、天気も問題なし、ん??

え?!  台風?!  

え~い、来るな 来るな 来るな~ 逸れろ 逸れろ 逸れろ

前日まで 遥か南洋上空に 念を送り続けたのでした ((笑))

 

山梨だけに その甲斐あって、当日は夏本番 夏空まぶしい朝となりました。

隊長の勘違いで 「あずさ」に危うく乗り遅れそうになるハプニングはありましたが… いひひ

駅ではまだまだ余裕のよっちゃん、の T でしたが…

美濃戸へ向かうバスの向こうには、夏空が広がっています

 

T 、何となく 緊張しだしたかなぁ

 

美濃戸 到着!!  期待に胸がドキドキっす!!

 

先ずは 林道歩きで ウオーミングアップ。

 

案外これが地味に辛かったりもするんだけど、木陰の空気が涼しくて、快調、快調!!

 

 

 

 

1時間ほどで、赤岳山荘、美濃戸山荘と山小屋が並ぶところまでやって来ました。

皆 ここで小休止をとっています。

 

ふと正面を見ると、目指す赤岳山頂の雄姿が…

T には黙っとこ…  先が長すぎるのも 気持ちが折れかねないからね

 

ひゃ~、こりゃ 堪らん!!   

ラーメン食べて、腹ごしらえっす!!  普通においしいっす!!

 

ちょっとペースが掴めてきたって感じでしょうか、ねっ!

 

 

ここから道を 北沢・南沢に分かちます。我隊は今日は北沢へ… 

 

 

 

 

脇を水量豊富な沢が流れる「北沢」は、歩いていても心地いいっす

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよここから 川を渡って、道は山道になります。

だいぶ汗をかいたね~

 

 

 

 

 

北沢を流れる水は 鉄分が多いのか、ちょっと川床が赤っぽくなってます。

あ、考えたら、「赤岳」自体が そうなのかなぁ…

 

沢と木道と、渡渉を繰り返すんで、それほど苦も無く 標高を上げていきます。

 

カラフルなテントが見えてきたら、今日の目的地、赤岳鉱泉っす!! 

 

そのすぐ裏に、まるで屏風のように切り立った奇岩を従え 赤岳鉱泉はあります。

 

明日チャレンジする赤岳山頂が、目の前にド~ン!! クリアーに見えてます。

 

ところで、夏場、水の豊富な赤岳鉱泉には お風呂があるんだよ~

団体さんが来ないうちに、さっと汗を流しちゃおうぜ~

さっぱりした~

 

で、T 、どうだった?  って言っても、まだまだ 今日は序の口だからね~

 

最高に気持ちいいっす!!  涼しいし、堪んないねっ!!

 

お風呂上りには もちろん これっ!!  人気の可愛いビールジョッキ!! 

で、話題の「タラタラしてんじゃね~よ」(ヨッチャン製菓)  おサル君がゲットして持参しました。 

 

この気持ちのよさは、夏山ならではだね~

 

さてさて、待ちに待った夕食でございます。きれいで広々とした食堂!! 

このステーキも、堪りません!!  ここ、山小屋だよっ!?  考えられないよね~ 

大大 大満足!!  大大 大満腹!!  

ゆっくりと、一日が暮れていこうとしています…

 

 

♪ 明日、あの頂に登ります、♪ 多分 登ると思う、♪ 登るんじゃないかな?  ♪ ま ちょと覚悟はしておけ~ 

 

 

 

毎回、長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

更新、ずいぶんさぼっちゃったんで、さくさく投稿してまいります!!  はは


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難渋、妙高〜火打編(後編)

2019年08月29日 12時55分11秒 | 他の山

展望はなかったものの、無事 妙高山の二つの嶺を踏み

調子よく今夜の宿「黒沢池ヒュッテ」へ向けて激下りを進む我が隊でしたが

この後、山登りを始めて以来の ピンチの連続を迎えます‥‥

 

 妙高も あと少しで下り終えようかという辺りで

長い雪渓の下りが現れました。(最初のピンチ)

雪渓上を進むであろうことは 容易に想像できたんだけど、

どこでその雪渓を外れて ルートを取り戻すかが 読めません‥

取り敢えず 雪に足を取られ滑り出さないように 慎重に下りだしましたが

頼りとなる ピンクテープが 行く先に見当たらない。

頼みの綱の、先行した人の 踏み跡を 見落とさないようにしているんだけど

この時期の雪渓は もう荒れに荒れていて、

雪渓上に転がっている小さい岩だの 灌木なんかで どうにも判然としない‥

 

雪渓が無い地形を想像して ルートを取っては みますが、

もし間違っていた場合に、荒れた雪渓を登り直すのは勘弁願いたいなぁ‥‥

なんて 思いながらも どんどん足だけは進んでしまいます。

幸いここの雪渓は、何となく下りきったところに 標識が置かれていて事なきを得ましたが、

シーズンに入ってまだ間もないこの時期は ルート整備もまだ万全じゃないし、

頼りとなる 他の人の踏み跡も 結局それ程 しっかりしたものでないのが、実態でした。

先行する おサル君に そのあたりの責任を持たせちゃあ可哀そうだなぁ、と

先頭を替わろうとした まさにその時、事件は起きました。(ピンチ その2)

 

ルートは 既に妙高からの下りを外れ、

黒沢池の畔を 乗越へ向け だらだらとトラバースしている場所。

冬、雪の量がハンパない この山域では 日常茶飯なんだろうけど

雪渓の上部から雪崩れ落ちてきた雪や土砂で 幅10mほど、ルートが崩落していたのです。

 

足元が ふわふわと、明らかに踏み固められたルートでなくなっていて、

あれ⁈  と 思った途端、突然 道が無くなっていました。

 

崩落した先に 目を凝らしても、ルートらしきものが見当たらず

無論 ピンクテープなんか 視野になど 入ってきません。

 

崩落した位置から そんなに高低が変わるとも思えないのに

いくら目を凝らしても 繋がるルートがわかりません。

意を決して隊長が、  崩落した不安定な土の上を渡って

向こう側にルートを探りますが、

ブッシュが邪魔する上に 何しろ足元が安定せず、ズルズルとずり落ちながらの探索、

何度チャレンジしても上手くいきません。

 

おサル君、パニクってきたのか

ルートは合ってるの⁈ だとか、(←じゃなきゃ、ここまで来れません)

もうルートを変えようと言いだします。(←おいおい、無茶言うなよ)

隊長、方向もルートも合ってるのは分かっていても 繋がるべきルートらしきものが見出せないので

自分でも自信を持って おサル君を納得させる事が出来ません。

言い争いになりかけて、そうだ、ヒュッテに電話してみようという事に‥

 

何度かのチャレンジで 電話が繋がり、状況の説明と方角の確認ができると、

不思議と さっきまでなんも手がかりなく見えていた一角に

少しだけルートらしきものが‥‥

助かったぁ……

 

あとは大倉乗越への登り返しを過ぎれば、眼下にヒュッテが見えてくるはず…

と、その直後。

再び、崩落個所です。(ピンチ その3。実はここが最大のピンチに…)

わずか5mほどの幅の斜面なんだけど、手掛かり、足掛かりがが全く無い、急傾斜です。

隊長、途中までチャレンジしますが 諦めて、大きく下へ迂回を始めた、まさにその時、

(行けると独断し チャレンジしていた)おサル君が、隊長の頭上から目の前へズルズルと滑り落ちかかってます‼

危ない!!  止まれ~!! (←怒鳴ったところでどうにかなるものでないのはわかっていましたが…)

滑り続けても その下は深いブッシュになっていたので、即 滑落って事にはならないものの

ルート挽回が厄介になるのは明らかな場所

5mほど滑ったところで、突き出た灌木の枝につかまり、

おサル君、何とか下まで滑り落ちずに 引っ掛かりました。助かった~!!

隊長は慎重に、下のブッシュの縁から崩落個所を超え、おサル君が今の騒ぎで落としたストックの回収を試みますが

1本は回収できたものの、もう片方は更に滑り落ちそうで残念ながら断念。

一方のおサル君は 枝から枝、最後は僅かな丈の草を必死に掴みよせながら 10分ほど悪戦苦闘しつつルートへ復帰、

その後を隊長も同じ枝を頼りに、苦労しながら どうにかルートへ復帰、

二人してルートに戻れた時、安堵と同時に余程怖かったんでしょう、

おサル君、細かく震えていました。

 

最初のルートロスと合わせると、かれこれ1時間以上、

余分に時間を失ったものの(あと、ストック1本も)

お互い怪我はなかったのは幸いでした。

 

少し、休憩して気分を落ち着かせ、ヒュッテへ向かいます。

 

何とか、明るいうちに、ヒュッテ到着。

崩落と 今のトラブルを宿の主人に話すと、

「あぁ、まだルートの整備が追っつかなくって、インターネットとかでは そのルートを

通らないようにって 情報流してるんだけどね」って…

そんな情報、流れてたんだ……

 

 ちょっと ショック状態のおサル君、夕食も いつもの食欲が影を潜めていました。

 

 そんなこんなで、日が暮れていきます。

しかし ここ、虫が多いの何の!!  

 

              

 

夜が明けました。 

 昨晩は 心身とも疲れ切り、爆睡。

 

 六角形のドームをベースとした、独特の構造のヒュッテ、内部は 思っていた以上に堅牢なつくりです。

 

 ここの朝食は変わっていて、焼き立てクレープにブルーベリージャム、又は ツナを挟んでいただきます!!

缶詰の桃がデザート!?   

おサル君のツボには はまらなかったみたいです…

隊長は しっかりといただきましたが、やっぱり朝はご飯かなぁ

 

 天気は上々、とりあえず 高谷池ヒュッテ目指して、いざ スタート!!

 

 黒沢池ヒュッテって、雪渓の畔に建っていたんだね

 

 湿原風の地形の脇まで、ガスが上がってきてます。

 

 

 ちょうど 高谷池ヒュッテとの中間点、茶臼山。

小虫が多くて、堪らずおサル君、虫除けネットをかぶります

 ガスが、雲が切れ、下る先に北アルプスが見えています

 

 

 

 

 

 

火打山への分岐に到着!!

天気は今のところ最高だけど、おサル君、まだ 昨日のショックを引きずっていて

ここから火打山を往復して来る気力は 今日はどうも湧いてこないみたい…

隊長も、一人で行っても面白くないんで、潔く ここから下山ってことにしよう!!

山は逃げないからね。

 

 水芭蕉が ちょうど沢山咲いていました。

 

 

 

 

 ヒュッテで一緒だった団体さんも、ここで火打山アタック組と下山組に分かれるみたいです

 

 三角屋根が特徴的な高谷池ヒュッテ。

隣に増築しているようです。 

 きれいに 火打山が現れました!!

 どうよ!!

 夏空らしい青も 雲間からのぞいて、ちょっとだけ未練

 

 

 

と、下りだして振り返ると、早くもガスが…   山の天気は変わりやすいねぇ

 

 

 

 

 

 

 

 なんて花だろう…

 立派なでんでん虫、発見!!

 

 下山口の笹ヶ峰の先にある「乙見湖」が見えてきました。

 

 

 

 

火打山の登山口に到着、ゴール!!  

ここからのバスが妙高高原駅に繋がっています。

最後の最後、下山口の手前で遠回りするハプニングもあり、長かったぁ~

 

 

 バスを途中下車、ここでさっぱりして行きましょう

 靴もきれいに洗って、イヒヒ

 

 

 ここ、また来なくちゃね~  再見(サイチェン)!!

 

 

 

長野から新幹線に乗る前に、イヒヒ… いいところ、見つけちゃいました!!

駅前の「はちべえ」。ここ、午後3時から営業しているんでげす!!

 

 大好物の枝豆、なんと、つかみ取りっす!!  思わず、にやけてしまいます。

 

って ことで、

なんだかんだありましたが、終わり良ければ 全て良し!! の 新潟山行でした!!

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

更新、ずいぶんさぼっちゃったんで、さくさく投稿しなくっちゃね!!


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難渋、妙高〜火打編(前編)

2019年08月12日 15時48分14秒 | 他の山

山をやり始めてすぐの頃、

もちろん 百名山をいずれ踏破してやろうなどと、

これっぽっちも思ってなかった自分にとっても

火打山、妙高山 は セットで(百名山の)二座を狙える山域として魅力的でした。

ガイドブックなんかにも必ず二座セットで紹介されていたので

初心者には お手頃の山域なんだろうなぁ  

そのくせ 東京からは遠くて、

前泊か、余分に1日を計画として組み込むかしないと

なかなかスタートラインにすらつけない、

そんな印象の山でした。

  妙高山
 
 火打山

梅雨明けを見越して取った連休を前にして

梅雨明けが グズグズとずれ込んで

晴れ間の見込める山域がなかなか見つけられない隊長

ふと iPad上で  にらめっこしていた天気図の端に目を向けると‥‥‥

ん⁈   

ここだけ なんか行けるかも‼︎

日本海に臨もうかと言う地点の上をタップしてみます。

       

ウン、これなら なんか行けるかも〜‼️

     

ただ いかんせん、東京からは遠い、

折角 取っておいた 連休のチャンス、

この際 夜行バスという、奥の手で 二座踏破へチャレンジしてみるか‥‥

 

期待していた 東京 〜長野深夜便は 残念ながら満席、

でも この路線なら、探せば何かまだあるんじゃね?

 

期待していなかったのに、何と 三列シート!!  ラッキー!!

あった‼️

成田空港発の 長野便、23:40京成上野駅経由で 早朝長野到着‼️

ただ、妙高高原駅発の 登山口行きのバスに乗るには、

長野を6:20には発つ必要があるんだけど、

このバス、長野到着6:40かぁ‥‥‥

まぁ、近くまで行ってれば、なんとかなるんじゃね⁈

予定通り 到着しました!!  が、ち〜ん‼︎    ご愁傷さまです…  なんとか、なんなかった‥‥‥

 

しょうがない、作戦変更

一つ先の『関山』まで行って、燕温泉から妙高を目指すべ

 

 ローカル線を乗り継いで…

 

 緑の穀倉地帯を行きます

 

 

関山到着!!     鄙びた ローカル線の、鄙びた駅から

我が隊 二人だけを乗せたバス🚌が、長閑な里山を進みます。

なんか、燕温泉って、どうしても 北アルプスの中房温泉と

イメージがダブってしまう。

あっちは 中房温泉からの 燕岳、なんだけれどねぇ

 

電車の車窓や 麓から眺めた妙高山には、雲がまとわりついてたけど…

 

 

 よしっ!!  とりあえず、山頂は見えてます!!

 燕温泉、到着!!   温泉街特有の 硫黄の匂いが漂っています。

 数件だけの旅館街を抜けると、すぐ登山口に

 

 緑の鬱蒼とした山懐から GO!!   ん?!

登山道の直ぐ脇に、露天風呂があるみたいです。 

  わ~お

 因みにこちらが女性 露天風呂。

覗き犯に間違えられちゃあ まずいんで、おサル君に 覗いてみてもらいました。

後ろ髪は引かれますが、さすがに登山前に入るわけにもいかず、ここはスルー

 

 

 

 

 雪国の山だけに、雪渓が まだあちこちに残っています。

こんな雪渓を歩いている最中に 崩れたらヤバいよね

 

 

 蝶ヶ岳の登り口、三俣にある有名なゴジラに負けてない、なかなかの恐竜顔の木

 上の方に滝が見えています。

ルートガイドだと、あの滝のそばを通って中腹に取りつくみたいです。

まだまだ 遠いねぇ

 

 

と言っているうちに、やって来ました。 

 もしかしたら この滝には、少し温泉も混ざってるのかな?

 

振り返ると、麓の方はかなり明るくなってきています。

予報通り、天気は快方に向かってるんじゃない?!

 

 

 

 こう書いてあるってからには、急登、なんでしょうね、きっと…

 

 

で、山頂直下には 鎖のある岩場が連続する、と ありましたが…

 久しぶりの岩場は、ちょっと緊張

下りにはこのルートを選択したくないなぁ…

 

 一つ 岩場をやり過ごすと、すぐ次の岩々が

 

 

 

 

 

 

 

 

 到着~~~!!

百名山、また一つ踏破しちまいましたぁ~

 

 残念ながら、ガスガスで、眺望はありません。

でも、ほぼ全国的に雨模様の中で、

雨が降っていないだけでも「 御 」 の字でございました~  

 

 

上ったからには、下らなけりゃならないのが宿命…

一休みした後、激下りを覚悟で、火打山へ、今夜の宿の「黒沢池ヒュッテ」へ向け出発です。

 

このあと、我隊、予想外の難渋を強いられる事になるとは、露ほども知らない二人でした…

後編へ続きます。

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

後編にご期待くださーい。


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雨あられの金峰山‼︎ 編(後編)

2019年07月14日 00時59分52秒 | 奥秩父

我隊の中では、

金峰山小屋は、ご飯の美味しい山小屋として位置づけられています、ね、おサル君‼︎

今日の山小屋番さんは、

前に、貸切状態の時にお酒をご馳走してくれた、(‥確か…)‥  佐藤さん!

と 若いお兄さん、二人体制のようです

以前 来た時に居た、元シェフだったらしい もう一人のお兄さんでなかったのは残念ですが

大丈夫、きっと美味しいご飯をだしてくれる事でしょう。

 

ずぶ濡れとなったアウターやら シャツ、パンツ、手袋、なんかをストーブの上に干し、

取り敢えずは乾いた服に着替えて、暖をとりますが

冷え切った体はなかなか温まりません。

と言うのも、着替える時に体を拭いた デオドラントウエットタオル

拭いた後 スースーして

夏場のうだるような暑さの時には効果抜群なんだろうけど

冷え切った体を拭く時には 冷え冷え感が強すぎて、

それが一層 体の熱を奪ってしまったようです。

 

 こんな時は体の芯を温めなければと、

小屋で提供してくれた 熱いココアをすすり、何とか人心地をついた頃

後から何組かの山小屋泊の人達が到着です。

と、

また一人、おじさんが  やって来たみたいです‥‥‥

「こんにちは〜、お世話になってます。クラブ ⭕️ーリズムの者ですが‥‥」

ゲゲゲッ‼️  まずい‼️

 

誤解のないように言っておきますが、

決して ツアーの山行を否定するつもりはありませんし、

バカにしているのでもありません。

ただ、ツアーの人達が来ると、

小規模な山小屋だと たちどころに 居住環境が変わってしまうのは事実。

しかも 団体のパワーというか 騒がしさで

それまでは混んでいたとしても それなりの間というか、

心地よい緊張感が保たれていたものが

あっという間に その均衡が崩されてしまいます。

 

恐らく、同じように思われている方は 山をやる方の中には多いはず。

もし、ツアーに参加される事が多い方は

ちょっとその辺りのことも意識して これをお読みください。

 

一人や二人、または少人数のパーティで山小屋に来た場合って、

皆、それとなく同じ山小屋に泊まる事になった 見知らぬ人の言動を

チェックしているもんです( 変な悪い意味でなく‥)

あぁ、この人は高山植物とカメラが好きで  来たんだろうなぁ、とか

この人は こうした高い山に来たのはほぼ初めてなんだろうなぁ、とか

この人、外見からも話の内容からも凄い山のキャリアを持ってそうだなぁ、とか

 

その上で フィーリングが合いそうだなぁ と感じた人には思い切って話しかけてみたり

一人で壁際で山小屋 備え付けの雑誌を読んでいる人には

あぁ きっとこの人は 静かに一人で山を楽しみに来ているんだろうなぁ〜 、

そっと距離をおいといてあげよう、なんて……

 

これが山小屋に流れている心地よい緊張感なんだと

自分は思っているんだけど

ツアーの人達は 既にツアーの内だけでそうした関係性ができていて

それをそのまま崩さずに 小ちゃな山小屋に持ち込んで来ます。

だからか、 あまり自分たちツアー以外の人たちに対しては

注意が向いてないんじゃないのかなぁ‥‥‥

傍若無人 とまでは言いませんが、山小屋の空気が読めてない人が多いのは

こんな図式かと分析してみましたが、どうでしょう⁈

 

これが 自分がツアーの人達に感じる一番の違和感で、

だから、できれば あまり小ちゃな山小屋では 鉢合わせしたくないなぁ〜

などと感じてしまうのです。

 

 

幸い、この日 同宿する事になった  ⭕️ラツリの人達は

総勢15,6名でしたが、それ程 目に余る人も居らず、助かりました。

当たり前のように堂々と場所を団体で占拠する事もなく

少なくとも ツアー以外の人達との軋轢はなく、過ぎました。

やれやれ

 

( 以上、       ↑↑↑ 炎上しないといいんだけど‥‥) 

 

 

 

我が隊が、楽しみにしていた夕食のチキンソテー( これが絶品‼︎)と、

加えて おかわり自由のカレーライス( この日はキノコカレー‼︎)を満腹

もとい 満喫し、早くもおやすみモードの二人、

布団に潜り込んだ途端、意識を失うのでした、タハハ

 

 

                   

 

 

結局 9時間以上も爆睡。よく寝タァ‥‥‥

明け方、足元の小窓から 外を伺いますが

残念ながら ご来光は期待できそうになく、

ボーっと 明るくなりだすのを待ちます。

 

さて、朝食は お粥かと思っていましたが、

今朝は普通に白ご飯🍚

( そんなら 昨日の夜のカレー、余ってたみたいだし また 食べたいなぁ〜 )

 

取り敢えず、うん、今日も快腸 もとい 快調‼︎

( そうそう、金峰山小屋のトイレは 最高に綺麗なんだよねー ) 

 

 

 ガスの低く立ち込めた中、下山開始です。

このガスじゃあ、山頂からの眺望は望めそうもなく、

山頂はスルーして、一路 瑞牆山荘へ下る事に‥‥

⭕️ラツリの人達は それでも山頂へ向かったみたいっす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に 『砂払いの頭 』到着。

霧は一向に晴れそうも無く、(まぁ、予想通り) とっとと進みます。

 

 

 

 大日岩まで下りて来たところで、昨日 バスで一緒だった、叔母さんと姪っ子の二人組と遭遇。

彼女達は瑞牆山へ廻ったそうだけど、やはり雨に襲われたらしい。

雷⚡️と雹が 無かったのは 幸いだったねぇ

 

少しだけ 雲も薄くなり、薄日も差してきました。

これなら まだ時間も早いし、富士見平に 荷物をデポして、瑞牆山を往復して来れるんじゃない⁈

 

 富士見平に近づいたら、おサル君に提案してみよっと‥‥‥

 

はい、ち〜ん‼︎

あっさり却下されました 

 

待ってるから 一人で行ってきたら、とも言ってくれましたが、

ここまできて一人で、と言うのも、つまらないし、

今回は のんびりと温泉♨️入って帰ろっと

 

 

 

 

 

 富士見平小屋、メニューが豊富っす‼︎

ただし、高い、高い‼️

コーヒー一杯で、800円‼️って……    ここは我慢っすなぁ〜

 水場からは、勢いよく水が湧き出ていました。

喉を潤してみたけど、冷たくて美味しかったぁ‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 尾根を離れるんで、ここで瑞牆山にサヨナラします。

山頂は霧に包まれ、こりゃ もし行ってても、あまり眺望はのぞめなかったなあ

 

 

 

 温泉は、クララの湯

さっぱりしたところで、いひひ

 

 韮崎を素通りして、甲府へ、レッツゴー

 

 

 

 

 ゴキュ、ゴキュ、ゴキュッ、、、プハーッ

 

 お疲れ様でしたーっ!!

 

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

さて、次回 どこ行こ?!


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雨あられの金峰山‼︎ 編(前編)

2019年07月01日 16時02分19秒 | 奥秩父

梅雨入りはしたものの、この時期 晴れさえすれば新緑の綺麗な季節だもの

可能性を信じ、北へ南へ、はたまた西へ

雲の切れ間、わずかな晴れ間を求めて移動です。

 

 条件は、

(勿論 100%雨とわかってて突入するほど酔狂じゃあないので、)

晴れ間もある程度 期待できて、

(そろそろ標高の低いお山は暑さがこたえる季節でもあるし)

2,000〜2,500メートルクラスで、一泊で登って下りてこれるところ。

え⁈

美味しい山小屋ごはん、は 外せない、って⁈

はいはい、分かりましたよ、おサル君。

 

晴れているときのイメージ

 

 よしっ‥  ここだ‼️

奥秩父の盟主、金峰山、泊まりは金峰山小屋に決定‼️

 

 

 

すごく久しぶりの、中央線「あずさ」で

先ずは韮崎駅を目指します。

中央線の特急システムが変わってから、

何だか足が遠のいてしまった感の強い この界隈、

沿線には

首都圏からちょうど 程よい距離の 良いお山がたくさんあります。

あずさ・かいじの 特急券回数券は、

持ってさえいれば指定が取りやすくて、フレキシブルで、そして何より安くて、

ほんと、重宝してました。

3月のダイヤ改編と 中央線のシステム変更で

その良さが 薄まってしまって、すごくガッカリ

皆で 陳情気運を盛り上げましょう!?

 

終点の「瑞牆山荘」前からスタートしますが

バスの運転手さんも驚くほどの涼しさ

この辺りで標高1500m位?! 

ちょっと薄着すぎたかなぁ、まぁ、歩き出せばすぐ暑くなるからねぇ…

 

この時期、奥武蔵や八ヶ岳界隈では 「春蝉」のシーズン

うるさいくらいに鳴いているはずなのに

妙に静かなのは やはりこの気温のせいかしらん

 

でも薄日が差すと やっとこさ 懐かしい春蝉の合唱

そうそう、これでなくっちゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

「富士見平」手前のこの尾根にでると 正面に瑞牆山の威容がどど~ん‼

ここで一気にテンションが上がります。

この山域に初めて来る人は 、

「え⁉ まじっ⁉」となること必至のスポットです。

目の前のあの頂に登れるイメージも湧かないし、

ちょっとビビってしまうのが正直なところでしょう。

それだけに そんな仲間を励まし、騙し騙し(⁈)頂上まで導けたなら

山好きになってくれること請け合いっす‼

その達成感たるや 半端ないし、頂上からの眺望も痺れるしねぇ~

 

 

 

 

 

 

 

「富士見平小屋」到着っす‼

だいぶ早いけど、ここでお昼 とっちゃいましょう

 

 新宿駅で買い込んできた 柿の葉寿司を食べていると

一緒のバスの人や、途中 前後して歩いていた人たちが ぼちぼちと上がってきますが

その半数以上が

ここで瑞牆山へ道を分けていきます

 雲が低く 富士山の眺望は残念ながら見えません

 さぁ、我々も先を急ぐとしよう…

 

 

しばらく だらだらと登ると

やがて 右側の樹影の濃い苔の森へ 山をトラバースしていきます

 

 ん!?

北アルプス、蝶が岳の登り口「三俣」にも 有名な恐竜?! ゴジラ?! がいましたが

ここにも まるで「ティラノザウルス」みたいな 朽ちた木の根っこが…

 

 

 

少し開けた場所が現れたら、そこが「大日小屋」。

管理人さんは常駐していないようですが、

山が閉じてしまう冬場には 貴重な休憩・中継基地なんだろうね

 

「鷹見岩」が 目の高さにみえます 

 朝よりは 少し雲も薄くなり、薄日が差してきました。

このまま 天気もってくれるといいんだけど…

 

 

 

 「大日岩」のほぼ 裏まで 登ってきました。

この写真を撮った直後、気の根っこに足を取られ、思いっきりこけてしまいました(-_-;)

おかげでストックを踏んずけて すこしひん曲げちまいました、チェッ

おサル隊員にまで、「何やってんの!!」と 叱られる始末

まさに、踏んだり蹴ったり

 

 

 この辺りの高さには、まだ石楠花が綺麗に残っています。

 

 二度ほど、岩の多い急登を乗り越えれば

金峰山への稜線に突き上げます。

前にGW頃、ここを訪れた時には、

足元がアイスバーンになっていて、登るのに苦労したところ。

先ほどから おサル君が目に見えて遅れだしました。

頑張れ、もう少しの辛抱だぞ~

後で聞いたら、一人でこっそり 持っていたパンを食べていたんだそうです、ぷぷ

 

 

 

 

 「砂払いの頭」に出ました。

ウインドシェルを取り出して 引っ掛けます。体温が冷えるといけないからね

ちょうど 森林限界なのか、風が強い場所で 高い木が育たないのか

晴れてさえいれば、山頂や五丈岩まで続く稜線が望めるところ。

残念ながら進行方向はガスガス。なので 後ろ方向を撮っています。

 

 足元には『イワカガミ』   (✳︎注  おサル君 調べ)。

おサル君には、『アポロチョコレート』としか見えないようです (笑)

 

 

 一瞬、ガスが晴れた瞬間を狙うんだけど、

カメラを構える間に すぐガスが掛かってしまいます。

 

 『千代の吹上』。

もっと写真撮ったはずなんだけど、ろくなものが撮れてなかった…

 

 ぽつ、ぽつと 雨が当たりだしたんで

ウインドシェルに代えて 一応 雨具をとりだして 着こみます。

後で考えると このタイミングで良かったぁ

 

 目印の『五丈岩』が見えてこないので、ゴールまでの距離感がいまいち掴めません

 

 

 ん!?

雷!?    近づいている?!

 

 

まぁ、もう間もなく山頂だから、何とか小屋に着くまでは もつんじゃない?!

 いきなりガスの切れ目から、五丈岩がその全景を現しました!!

でかっ!!

よしっ、ゴール!!

五丈岩前の 鳥居に立って 手を合わせた まさに その瞬間!!

ゴロ ゴロ バ~ン!!

やばいっ!!   来たーっ!!

 

 

 

  イメージⅠ

 イメージⅡ

 

 イメージⅢ

 

なにしろ、隠れるべき木もないし、

そもそも木の下の方が危ないし、自分たちの背丈が一番 高いくらいの場所だし

ここは逃げるっきゃないっしょ

山頂から 山頂下の小屋まで 約10分、

あれこれ考えるより前に

おサル君と一緒に駆け出します

追い打ちをかけるように どっと落ちてくる大きな雨粒

雨粒が痛い!! 

え?!  痛い?!

走りながら よく見ると、

えっ!!  雹(ひ・ょ・う)じゃん、これっ!!   

 

生きた心地もせぬまま 走り下り、

雷鳴が轟くたびに身を屈め、金峰山小屋までどうにかたどり着いた時には

全身   っす!!

こんな 天気には ゴアテックス も何もあったもんじゃないっす、ほんと…

ベースレイヤー?!  ミッドレイヤー?!  みんなぐっちゃり

 

丹沢で5月に落雷で亡くなられた方は、

サングラスの金具に雷が落ちたって聞いていた おサル君、

逃げる最中にサングラスを外したらしいけど、

ぷぷ、そもそも君のサングラスには金具なんて一切使われてないじゃん

それより 手にしていたアルミ製のストックの方が、今考えたらよっぽど危険だったはずで

やっぱり日頃から まさかの事態を想定して行動していないとあかんねぇ…

 

 

 

 

1時間もしないうちに 雷鳴は遠ざかり

ガスだけは残ったものの 雨はほぼ上がりました。

 

 屋根のある小屋の有難みを痛感しながら、この日は暮れていきました…

 

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

後編に続きます(多分)

  

 


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川苔山目指すも、百尋の滝まで…編

2019年05月28日 03時09分05秒 | 奥多摩

超大型GW も あっという間に明け、

世の中、ちょっと 一息つきましょうか、みたいな感じ?!

 

天気の方は お構いなくどんどん歩みを進め 

ここ数日は 早くも夏到来の趣っすね

 

確かに 日差しは日増しに強くなってますが

まだ湿度が低く 安定しているのが救いっす

梅雨入り前の今のうちに 新緑を満喫しよう、てな事で

やって来たのは  奥多摩 っす

 

 

 奥多摩駅まで やって来たのはいいんだけど、今日は平日

 事前に検索して 都合のいい時間のバスがないのはわかっていたんだけど、

何とかなるっしょ!!   タクシーぐらい あるんじゃね?! 

 

チ~~~~ン!!  ご愁傷さまです 

 

平日に 駅に詰めてるタクシーは、なんと1台のみ

それも 鴨沢まで さっき出て行っちゃったから、戻るまで1時間はかかるって…

 

スタート口の「川乗橋」まで、バスがあれば15分たらず

なのに、次のバスは1時間20分後、タクシーも 恐らく1時間後…

 

はい、わかりました

歩きましょ、歩きゃいいんでしょ、

田中陽希君を思ったら、何てことないっすよ!!  

 

 

But、 それでなくても強い日差しの中、

しかも田舎道の15分を、やはり ちょっと甘くみてました

 

はぁ〜〜っ‥‥‥  1時間近くかけて、やっと ここまで たどり着きました。

あの、工事用のトロッコ、片道だけでも利用できないかなぁ、と おサル君。

激しく同意っす‼️

 

 

 

 気を取り直して、さぁ、行くべ 

 

 

 

 

 

 

 しかし、川苔橋から取り付きまでの この林道の、

輪をかけて長いの長くないのって‥‥‥  いぇ、長いんですけどね (^^;) 

 

そんな辛さを忘れさせてくれる、青もみじの 鮮やかなこと!

 

が覆いかぶさってきます

 

 

 この大岩を過ぎれば、林道もそろそろ終盤っす

 

  

やっとここから 山道っす。

あら、ルート中、唯一 あるトイレは、使用禁止‥‥

ここが使えないと、実際 辛いよねぇ〜

男子は兎も角、女子は ひたすら我慢するしかないし‥‥

 

 

 『 分け入っても 分け入っても青い山      山頭火 』      の 世界っす

 

 百尋ノ滝まで ずっと沢沿いの道を進みます。

時折 現れるの 深さを窺わせる水の色

 

 緑濃い新緑の木々越しに射し込む初夏の光と清流が織りなす光景が ドラマチックっす

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、ここを登り詰めれば いよいよクライマックスのシーンが待っているはずです

 

 

 緑、 翠、 みどり‥‥    「みどり」ばかりの世界に浸ります

 

ん?!

               

失礼しました…  

 

 

とうちゃこ〜〜〜

 

じゃ〜〜ん‼️

 

 

やっぱり、これくらいは水量がないとねぇ

 

 もっと近くから見上げてみっか

 

 

 

 どーーーーん‼️  どすこいポーズっす‼️

西武ライオンズの山川穂高選手の真似して、決めてみましたが‥‥‥  

いかがでしょう⁈

 

 

 

 

 滝壷の真ん前で 持ってきた おにぎりを頬張り、しばし休憩

マイナスイオン溢れる場所は、10分もいると寒く感じるくらいです。

 

 

さて、ところで相談、

⛰山頂まで、どうする? 行く⁈

当初の予定だと 山頂からは同じルートでピストンの予定。

だけど 予定外の、1時間もの 余分なアプローチも有り

タイムスケジュール、なし崩しに崩れちゃいました。

帰りのバス🚌の時刻表、(もちろんチェックしてきたけど、)

今 途中断念を決断すれば 1時36分のバスにギリギリ間に合うかも‥‥‥

反対に 山頂を目指すと、次の便(15:06)には全然間に合わず、

かと言って その次(16:21)も微妙、

18:02までだと どうにも効率が悪すぎだしなぁ〜

 

 しばし逡巡、ええいっ ままよ、

今日は 潔く ここまでで 戻るかぁ‥‥‥

 

 

 そう決めて 踵を返せば、

決して時間に余裕が生まれた訳じゃあないんだけど、

足早に 通り過ぎた先程の道の ここかしこに

目がいき出します

 

 

 「 隊長〜〜!  なんか、魚が見える〜〜!」

 

 ヤマメ?  イワナ?   釣りに疎い隊長にはどちらだかわかりませんが

確かに あちこちで キラリキラリと動いている魚が‥‥

そう言えば川苔橋の入り口に、遊漁券をちゃんと買って ドウノコウノ って貼ってあったっけ‥‥

いくつもの堰堤や 段差を越え、さかなクンの生命力、すごいねぇ

 

 

 

 

この花、あちこちに咲いていた「山法師」だとばかり思っていたけど、

よくよく見てみたら 別の花⁈  何となく紫陽花に似ていなくもないけど‥‥

 

 

 

 何とか 10分前に 下りて来ることが出来ました

 

 ほんとに 蒼い空‼️

 

                  

 

 奥多摩駅近くまで戻って来ました。

終点の一つ手前で下車、愛宕山が目の前です

そうそう、実は ここが目的地。

三河屋旅館さん、『麻葉の湯』で 汗を流そうという訳

 

 奥多摩特有の、ちょっとヌメッとしたお湯が堪らないんだなぁ〜

貸し切りでしたぁ‼️

ここ、令和天皇 ヒロさまが 皇太子時代に登山の帰りに泊まった宿としても知られています‼︎

 

で、さっぱりした後は‥‥‥

 

 

「ハラシン」さんで、最新ファッション(⁉︎)をチェック‼︎ イヒヒ

 

多摩川の清流が ココロ癒してくれましたぁ〜

 

 

 

 勿論 忘れた訳ではありません。

ついでに 喉も癒してあげようと‥‥‥

柳小路『 きみちゃん 』で したかかに 慰労して、

帰路につく 隊長達でしたぁ‥‥‥  イヒヒ😈

 

 

 

 

 長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

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GW後半戦は、キャンプっす‼︎ 編

2019年05月17日 11時20分47秒 | 丹沢

 

長かったGWも終盤、

(もっとも我が隊にはそもそもGW自体 あまり関係ないんだけどね)

観光地は何処も凄いことになってるらしいし

なので、のんびりできそうな近場な山域で過ごそうと来たのは‥‥

西丹沢

軽く山を登って新緑を愛でて、その後はキャンプ場でのんびり、ってな思惑でげす。

何となく、あそこはどうかなぁ、なんて思うキャンプ場があって

先ずはそこを目指します。

 

 ジャン‼️

ここ、「大滝橋キャンプ場」は、

オートキャンプ場も兼ねているんだけど、

大き過ぎず、小さ過ぎず、川も近いし、地形的に河原も入り組んでいるので

我が隊みたいな ちっちゃなテントでも居心地がいいんじゃないかなぁ、

と ふんだんだけど、まんざら外れてもいなさそう。

取り敢えず受付を済ませ、

あまり人の声や動きに邪魔されないで のんびりできそうな場所を見つけ

早速 テントを張ります。

久しぶりなんで、ちょっとコツを取り戻すのに手こずったけど

我家、完成っす   笑

 

 

山を登るのに邪魔な荷物を中に放り込むと、

さあ、では ちょっくら山へ⛰

 

 

お山についても、あてが有りまして、

ちょうど下山口が このキャンプ場に当たる 『畦ヶ丸』

ほぼ周回で登って下りて来ようというもので

「西丹沢ビジターセンター」迄  もう一度 バスに乗りこみます。

 

 

天気予報では 晴れだったけど

文句なく、晴れ!! と言い切れるほどの陽射しが無いのが気になりますが

まぁ、レッツゴー  

 

 

 

 

 ( ありゃ~、やっぱり こっちは すごいことになっちゃってるね~)


お馴染みの、吊り橋を渡るところからスタート

いくつか、堰堤を乗り越え

先ずは『下棚』

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっとだけ 登山道から道を分けて、「下棚」へ…

 

 

びっくり!!  水量がだいぶ少ないねぇ…

 

あら⁉︎  にわか雨⁈  天気雨⁈

まぁ、街中じゃあないので、

これくらい 屁のカッパっす

 

この後、もう一度 登山道を外れて「本棚」へ…

『本棚』は、「下棚」以上に 全然水量が無くて、物足りず、

写真はパス‼︎

 

涸れ沢の急登を突き上げて、先程の『本棚』の真上へ出ると

細い尾根筋の道になります…

 

 前に来た時も、ここ ヤマツツジが咲いてたっけ

 

 

 

 前に見えてるあのトンガリが 畦ヶ丸の山頂っす。

え⁈

おサル君、もうお腹が空いて 我慢出来ない⁈

 

 

しょうがない、じゃあ ここで おにぎりタイム!

 

実は さっきから、ゴロゴロと、雷さま⚡️のたてる音が聞こえています。

おサル君には、音は 此処より東側だから大丈夫だよ、と

安心させていますが、

少し雲が厚く 暗くなってきてるし、

気温も若干 下がってきているのがわかる。

遅かれ早かれ、こりゃ、一雨来るね、

 

 

と、足を早めた途端、ドカン、と

一発 大きいやつが、明らかにさっきより近い所に落ちます‼︎

(今 思うと、時間的にも距離的にも この時のやつが、鍋割山 で若い被害者を出した一発だったんじゃないかなぁ)

✳︎何でも雷雨を避けようと大きな木の下に逃げ込んだ刹那に、その木に落ちた雷が 亡くなった方のサングラスの金具に🕶流れたらしい‥‥

他人事とは思えないねぇ、心よりご冥福をお祈りいたします

 

 

こりゃ ヤバい‼️

眺望の殆どない山頂は 写真だけ撮って 直ちにスルー

とにかく 木の沢山繁ってる中に入らないと!

下り出した途端、 雨粒も本格的に落ちてきました!

ゴアを頭から引っかぶり、早足で山道を急ぎます。

 

 

いよいよとなれば、山頂のすぐ下に 避難小屋があるので、ここに逃げ込む手もあったけど、ね

これが森林限界より上の稜線だったらと思うとどきどきですが、

案外と冷静に下りながらも

空の明るさと、雷の近さ、遠ざかっていってるのか近ずいているのか、

なんていうのを肌で感じながら急ぎます。( さすが、隊長!!)

 

沢沿いの道まで降りてきた頃には、雨も小降りに、

雷鳴もだいぶ遠くに行ってしまいました。

ホッ 

 

でも、我が家、大丈夫だったかな⁈

ちゃんとジッパーは上げてきたし、水はけも良さそうなとこだったけど

何しろ初めてのキャンプ場⛺️だしなぁ

 

 キャンプ場に戻って来た時には、

ほぼ雨も止み、薄日も差して来て、ホッ

勿論、我が家も無事でした。

暗くなってくる前に 今夜の夕食作りに取り掛かります。

おサル君の出番でやんす。

ソーセージ焼いて、

アヒージョ作って、

麻婆豆腐作って、

他にもツマミだけは豊富っす。  

 

バゲット🥖には とっておきのレバーペーストも用意して来てくれてるし

隊長が持ってきた白ワインは、さっき、川に浸けて冷やしたし、万全!

自然の中で食べると、

何を食べても 美味しさ倍増だからやめられないね〜  

 

 

とか やって 呑んだくれているうちに

そろそろ日も暮れて来て 辺りもいい感じに

カジカガエルの鳴き声が、姿は見つけられないんだけどずーっと聞こえていて

ここ、本当に水が綺麗なんだねぇ〜

※カジカガエルの美声はこちらから

 https://www.youtube.com/watch?v=Yu1_qr6MwUw

 

 おやすみなさ〜い!

 

 

 

どれくらい、寝たんだろ… 

 

う ~ ~ ~ ん …

気持ちの良い朝っす。

空気が澄んでいるのが いやでもわかります。

相変わらず、カジカガエル の美声 が 聞こえています‥‥‥

 

 

さてと、何はともあれ、腹ごしらえ。

朝は、何と お雑煮っす‼︎

 

テントの中に転がっていたペットボトルに入っていたのは

この為の 出汁つゆ だったんだね〜

てっきり麦茶だとばかり思っていたんで、

夜中に間違って飲んだりしたもんなら

吹き出してテント中 ツユまみれになるところだったよ〜〜

危ない危ない‥‥

 

 

 

 山の端から 朝陽が差し込んで来ました…

 高校登山部らしき若者たちが、出発していきます。

山のキャンプ場ならではの光景で、いいねぇ~

 

 

我隊は、今日はもう 山には登らず、

ゆっくり撤収して、温泉入って、帰るだけ。

余裕のよっちゃん っす。

 

 

 

 

 

今日は 一日中、 お日様に恵まれそうな感じ。

 「ブナの湯」のある 中川集落で下車

 温泉のオープンを待って、一番風呂っす!! 

 

 

 

 

 

 のんびりと、いい休暇となりましたぁ

 

 

 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

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♬ちちんぶいぶい ちちぶにいこう、秩父に行こう🎵、編

2019年05月11日 09時25分46秒 | 奥秩父

 

GWである。

で、CMに、まんまとのせられた訳じゃあないけど、

ちちぶ に いこお、ちちんブイブイブイブイ  秩父に行こう🎵ってなノリで

行って参りましたぁ、イヒヒ

 

どこ行ったって、なんせ10連休

喧騒を避けたつもりで野山に行って、人混みに巻き込まれたんじゃあ

たまったもんじゃない

 

近場で そこそこ登りでがあって、かつ 静かな山⁈

う〜〜〜ん、何処だろ⁇

その時 頭の中に流れてきたのが、先程からの あのメロディ‼︎

“サブリミナル効果”ってやつに、まんまと取り込まれた瞬間っす(笑)

 

いつもの 池袋始発の特急は もしやとは思っていたけど、ゲゲッ、🈵満席‼️

がっくし来てたら、その後の新型特急「Laview」なら、

途中だけど入間まで空いてる❗️って表示が、‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

後先考えずに速攻ゲット

🤞ラッキ〜  なんて 喜んだのもつかの間

よくよく時刻表 確かめたら、

その後の連絡 乗り継ぎ考えると、急行乗り継ぐのより1時間以上ものタイムロスが判明

急がば回れ、と 昔の人の格言は金言っすね〜〜

 

でも、喜ぶべきは、快晴の この天気

急ぐ旅でもないし、まぁ、のんびり行きまっしょ

 

遅れを取り戻すべく、横瀬駅よりタクシーで登山口まで、イヒヒ

 

それと、一つ、楽しみにしていることが、

この天気なら、叶うかも‥‥‥

 

(この辺の熊さんは 字が読めて 聞き分けもいいみたい… ププッ)

 狼さん🐺に見送られ、スタート  

 

気づいたら もう 三丁目!? 

 

 

 

見てっ!この足運び‼️

隊長の、 平泳ぎの足運びを 悔しいけれど遙かに凌駕しています

(そりゃそうだ、こっちの方が本家だもんね〜〜) 

 

それにしても さすがにGW、

登り口に 駐車していた車の数も、

朝から遭遇する登山者の数も、今までにない程 多い、ここ武甲山です

 

おサル君には久しぶりの山行なもんで

まあ、ぼちぼち行きましょ〜〜  

道端に刻まれた道標、

途中までは ちゃんとカウントしてるんだけど

いつも最後 グダグダになって 幾つまで続いていたか分からなくなっちゃう‥

この日は意識して追っ掛けた結果

最終的には51丁目まで続いていたのが判りました、 はは

 

スタート地点から山頂まで、標高差で750m位⁈

まぁ、正直 それ程 厳しい登りじゃあない

 

そうこう しているうちに… 

 

私 鳴らし物には目がないの~~  と、 おサル君

 クソッ、前を歩いていたオヤジ、隊長が通り掛かった瞬間に思いっきり鐘を引っ叩きやがって 耳がまだ ジンジンしてる 



やったぁ🤞

山頂っす❗️

ん!?  果たして 楽しみにしていた あれは、見れるのか⁈

 

見えたぁ‼️

 

ほんとは これくらい ↑↑ 大きくハッキリ見えるかなぁ〜?

と期待していたんだけど

まぁ、こんなもんか⁈

 

今頃、あの丘は さぞ凄い人達で溢れてるんだろねぇ‥‥‥

下から見たら、こんな感じに見えてたはずで、

お〜〜い、見えてますかぁ〜〜⁈

よし、目的は達したし、ご飯にすべえ

 

 

時々、散り残った山櫻⁈  が ハラハラと花びらを散らす中

下りはサクサクと 進みます。  

大雨で流されて以来、荒れっぱなしの木橋

 

 

 

沢沿いまで下りてきたら、

後は 長〜〜〜い林道を、ひたすら ひたすら歩くだけ     

新緑のの、いや 綺麗な事、綺麗な事。

 

信楽焼の狸が目印のお茶屋までやって来れば、

もう 「浦山口」駅迄は あと僅か。

 

二週間前にやっていた「帰りマンデー」で 紹介されていた

『白雪セット』を 味わってみようかなぁ〜  なんて

つい色気を出して 写真のお茶屋さんの隣の、 普段は寄り付かない “Cafe”に寄ってみましたが

慣れない事はしないに越した事はないね〜〜

 

 さんざ待たされて(30分超)、出てきたのはお水一杯のみ

我が隊、元来 気の短い江戸っ子タイプでして 当然のことながら 待ちきれず 撤収、と 相成りましたぁ、はは

確かに席は ほぼほぼ埋まってはいたけど、そこまで待たされる程の混みようでは無かったんだけどなぁ〜〜

 

 

気を取り直して、駅に向かいます🚉 いひひ、温泉、温泉

温泉といえば 西武秩父駅前の『祭の湯』に寄るのが定石ですが、

そこはGW、激混み必至の『祭の湯』は避けるべく おサル君に秘策があるようです…

 

 

市内の温泉宿さんの、時間限定の日帰り温泉を楽しみました。

温泉自体は大きくはないけど、ほぼ貸し切り、

ふーっ、さっぱりしたっす!!

と、こうくれば あとは あそこっすね!? 

いひひ 

秘蔵の、主人が釣り貯めた ヤマメ?!  イワナ?! の塩焼き!!  美味し!!

しこたま飲んで、へべれけな二人っす

 

なんと、帰りも偶然 新型『Laview』!!

 

 

ちちんぶいぶいっ!! 

 

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行くぜ 東北!花見山は花盛り 編

2019年04月27日 11時49分04秒 | 東北

思いもかけない 春の雪

綻びだした桜も🌸 さぞビックリしたに違いない、

この隊長さえ ビックリしたんだから‥‥

東京の桜は もう散り出していたから まだしも

東北の入口、フクスマ(福島)では これからって時でしょ〜〜

さてさて、どんな塩梅で御座いましょう‥‥ 

ありゃりゃ、案の定、うっすら雪が積もっちゃって、大丈夫⁈ 

 

出かけてきた先は、

いつか、一度は行ってみたいと思っていた、

フクスマ(福島)の花の名所、『 花見山 』‼︎       ‥って、そのまんまじゃん(笑)

バス停から花見山に向かう道は寒々とした感じで、 

とても期待できる雰囲気なんかじゃなかったんだけど‥‥

 

ん⁉︎  あれっ⁈

でも、もしかしたら、案外 いけるかも⁈

 

 

ひゃー、雲が切れだすと

色とりどりの、色が 湧き出し、踊り出しました‥‥‼️ 

 

 

 

うっすらと積もった雪の白が、 逆にそれぞれの色を際立たせて

そりゃあもう 綺麗なんてもんじゃないっす‼️

 

 

 

 

 

写真家の 故秋山庄太郎が、

桃源郷はここにあり‼︎」と絶讃したのも 然もありなん、って感じっす‼️

 

 だいぶ前から 噂には聞いていたけど

これ程とは‥‥‥      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 福島(フクスマ)市内を 遙かに眺めながら‥‥‥

 

おサル君も 大満足っすね‼️

 

 

元々 花き生産者の、花栽培用の 私有地だった山が

今や 福島(フクスマ)を代表する 花の名所に‥‥  

 

  いや、ほんと、来た甲斐がありましたぁ 

 

後ろ髪を引かれながらも 花見山を後にし、

福島市の奥座敷 『 飯坂温泉』へ向かいます。 

 

 

福島に住む人間なら、来たことあっても無くても

名前はぐらいは どっかで耳にしたことがあるはず、

飯坂温泉、聚楽よう〜

 飯坂温泉と言えば、聚楽、

聚楽と言えば 飯坂温泉、ってな具合に、

あちこちにある聚楽の親玉みたいなとこ(笑)

随分ベタなホテルに宿を取ったねって⁈

イヒヒ、ここ、食事がブッフェスタイルなんだよね〜

今夜も、明日の朝も、死ぬほど食うぞ〜〜って

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

さて、翌朝っす。

ホテルの中こそ賑わっていましたが、

街自体は 正直、寂れかかった  昔  栄えてた感しか無い温泉っす♨️

(取り繕って無理に美辞麗句を並べてもしょうがないしね‥)

 

それでも中心街らしきところを目指して歩いて‥‥

しばし散策         

歴史ある温泉街ならではの、公共の外湯もあった‼️

後で また来ようっと‥

 

田舎ならではの親切な観光案内所で、

駅で電動チャリンコが借りられると聞き、

早速 借り出します

 街のはずれに 花桃の里 なるところがあると聞き、

レッツゴー‼️  

 

 

ほんと、 我が故郷 福島は 花盛り‼️

 

再び 外湯めぐりに舞い戻って来ました、へへ 

鯖湖湯」⁉︎  いい味出してるじゃん‼︎

早速 チャレンジするも、

アジチ、アジチ、なんだコリャ、熱湯甲子園かいっ⁈

湯船に肩まで浸かることを諦めて、ひたすら湯船の縁で掛け湯三昧

ここのお湯は かなり熱いとは 聞いていたけど…

 

 お湯かけ地蔵様に ご挨拶していきましょ…

 

 まだ 向こうに望める 安達太良山や、一切経山は 真っ白!!

 お花三昧、温泉三昧の旅は、

福島の定番、薄皮饅頭で締めです。

郡山の本店に寄って、帰りましたとさ、めでたしめでたし… 

 

 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

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“平成”最後の雪山っすよ、 谷川岳編

2019年04月18日 06時14分58秒 | 上州

 

新しい年号は、『令和』であります。

で‥‥‥、平成最後の雪山であります。(多分)

場所は‥‥‥‥‥  谷川岳であります。

おサル君は 今回 お休みであります。(笑)

山行の相棒は‥‥‥‥‥‥   “お兄ちゃん”で あります。

昨秋、白駒池の畔で、 恐怖の体験 をした相棒であります。

もっとも、お兄ちゃんは、まったくノーカンでしたが……

ここ谷川岳は 2日ほど前に新雪が降りました。

で、直後のウィークエンド。

 

実は数日前、お兄ちゃんからの山行のお誘い、

谷川岳はどうかなと 調べると

天気はピーカンもピーカン、ドピーカン予報。

よし、いったれー   

 

昨秋、錦繍の谷川岳 を満喫した記憶は まだ鮮やかで、

厳冬期には まだ来たことがなかったから、まさにグッドタイミング👍。

 

ただ、いくらロープウェイを使えるとは言っても、

ここは世界一 遭難者の多い山 で、

積雪量も半端ないのは、よく知ってる。

この時期の谷川岳に おサル君を誘うには、自分の経験と技量では、

もし天候が急変したり  荒れた時 

守りきれる自信がない、そう思って避けてきました。

でも、120%ピーカンの この予報なら

経験値を上げるには、いい機会っす、よね⁉︎

しかも 高校時代 登山部のお兄ちゃんがいれば 鬼に金棒ってか⁉︎

 

バスやロープウェイを待つ間に 段取りよく身仕度を整え、

ロープウェイを降りたら 後はアイゼンのみを装着すればいいように、と

いつも以上に 段取りを意識します。

体育会登山部 出身のお兄ちゃんに、

迷惑はかけられませんて、

へ⁈

だったら いつもそうしてろや、と どこからか声が聞こえるような気がしますが‥‥‥

 

今日はこの天気ですから さすがに登山客が多いねぇ

   さぁ、出発‼︎   

 

 

夏道だと しばらくは右側の切れた斜面をトラバース気味に進むんだけど

雪が多いからなんだろうね、その道はなぞらず

いきなりの急登

 

息があがります   

お兄ちゃんは、と見ると、楽勝っすよ、って感じで

すいすい登って行きます

ゴメンねぇ、お兄ちゃん、今日は 隊長、泥亀っす

 

 

一旦下って、 また登り返します

1時間くらい歩いたかなぁ、

もうそろそろ避難小屋が見えても良さそうなんだけど‥‥

 

ありゃりゃ、この雪面から突き出た赤い鉄柱って、避難小屋の外柱⁈

丸ごと雪に埋れてりゃあ  そりゃ判らんわけだ 

しかし 雪が多いとは解っていたけど、これ程とは‼︎

まだこれでも 今年は雪が少ない方なんだからねぇ‥‥

 

 

この辺りから雪質がガラリと変わった⁈

一昨日の新雪が 結構深く積もっています

こりゃ 今朝一番の先行者は大変だったねぇ‥

 

相変わらず泥亀の隊長、しばしば お兄ちゃんを待たせる事に

ゴメン、ほんとゴメン

しかし、ふり仰ぐ空は 本当に蒼くて、

これだから雪山は止められないよねぇ〜

 

 

 

肩の小屋の 脇まで来れば、あとほんの少し

ひゃー、この眺め、やばいっしょ⁈

砂糖菓子に 列をなして続くアリンコのよう‥‥       

 

 

 

手前のピーク『オキの耳👂』、結構な人の賑わいっす。

あんまり東側に近ずくとヤバイのは、秋に来て 既に承知の介なんだけど

雪が微妙なアンジュレーションを隠してしまうので

どうかすると 雪庇側に寄りがち  

用心用心

 

 

この天気だし、せっかくここまで来たんだったら

やっぱり すぐ隣の『トマの耳👂』にも、ね

 

 

 

ん!

あれって、機動戦士ガンダムの頭部か 横顔に見えない⁈

雪の有る無しで こんなにも景色が異なるのって とても新鮮‼︎  

やっぱり、来てよかったねぇ‥‥‥

しかし天気がいい、良すぎるくらい 

日焼け止め 塗ってこなかったけど、大丈夫かなぁ

ま、今更しょうがないけど‥  

 

 

さあ、景色も満喫した事だし、では 下るとするか  

 背負ってきたスキー板を嵌めて、

シュプールを描きながら下って行く猛者が沢山います。

気持ち良さそうだなぁ〜〜

 

 

ん⁈  前を歩いていた 若いお兄ちゃん、

ちょっと狭まった尾根筋の下りに入った途端

急に足が止まっちゃったけど、どうした⁇

 

腰が引けてるところを見ると👀、

さては 雪山🔰初心者で、仲間と勢いで 登って来るには来たけど、

いざ下りに入った途端、

午後の陽射しで “腐り”だした 柔らかく不安定なザラ雪に

ちょっと怖気づいた、ってなところでしょうか‥‥

確かに 何かの弾みで滑り出しでもしたら

結構な斜度もあるし、両側もずっと下まで切れてるし、

怖いっちゃあ 怖いわなぁ〜〜  

 ここまで下れば もう大丈夫

 

 

忘れないうちに 復習しておこう……

こんな時は 腰を引くと尚更滑りやすくなるから

⑴可能なら なるべく重心は前に置いて、

  ザラ雪に対して「かかと落とし」の要領で アイゼンの歯を効かせながら

  足を前に繰り出す

⑵いよいよ斜度がキツくなってきたら

  身体を横に向けて トラバース気味にジグザグに歩く

  或いは身体を斜面に90度に置いて カニ歩きのように下る

ってな感じでしょうか⁈

今までの経験から こんな感じに独習してきましたが、合ってる⁈

 

こちらの面々、雪洞を掘る練習をしているところを見ると、

雪山講習の一団のよう。

我隊も やっぱり、

いつかガイドさんに付いて ちゃんと雪山講習を受けないとあかんネェ‥ 

 

 

 身体をバキバキに軋らせながら、

   なんとか戻って来ました〜〜  

 

 

 

ロープウェイ🚡さまさま だねぇ〜〜   

 

 

♨️温泉入って、 🍺ビールかっくらって、帰宅した翌日

雪焼けで顔面 真っ赤っかで 死にそうな目にあったのも、

いい経験値となった 隊長なのでした、

ちゃんちゃん

 

 

 

長文、最後まで ご精読ありがとうございます。

  

次回 「山?! 花見?!  花見山編」へ続きます。


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