山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

北アルプス 燕岳(つばくろだけ)追想 ①

2012年07月01日 20時59分33秒 | 北アルプス
1週間のご無沙汰でした。
前回の「陣馬~高尾山 リハビリ(爆)登山」編をご覧いただいた多方面の方から、
実は多大な「ひんしゅく」をかいまして、
少し ( ほんとはちょっとだけ ) 反省しております… 
曰く、「調子にのるな」 「心配してばからしくなった」 「あれ? 手術したのは腕だったっけ」と…

そこで今日のお休みは、大人しく家にいて、 部屋の片づけやら部屋の片づけとか部屋の片づけなどをして、
とても有意義な一日を過ごさせていただきました、はい。
いいえ、決して天気がぱっとしないから、 などということではありません、
ええ、滅相も無い

ところで、今日、7月1日は富士山山開き。 いよいよ夏山シーズンの開幕ですね !!
そこで  山は招くよ~ そうそう、北アルプスが~
三年前の夏 warazaemon初の北アルプス、燕岳登山の思い出が よみがえってきました

ここから回想です、念のため


朝一番の松本終着の『あずさ』から、ニ両編成の大糸線に乗り換えて、目指すは「穂高駅」。
天気は快晴。気分が盛り上がってきます。



穂高駅到着。登山口の中房温泉までのバスは、乗り継ぎが上手くなく、まだ時間がだいぶあります。
一緒の列車から降り立った乗客の中にも、時間を持て余す明らかな登山客が何人か…
時間がもったいないなぁ~ と、感じのよさそうな2人組の若者に思い切って声を掛けてみると、狙い通り やはり中房温泉へ行くとの返事。
 一緒にタクシーで中房温泉まで行くことに
時間とタクシー代の節約に成功、幸先よいスタートです。へへっ


1時間ほどで、登山口の中房温泉に到着。さあ、気合をいれなおします。なにしろ、これから登っていく『合戦尾根』、
北アルプス三大急登 の一つ。( 残り2つはいったいどこなんだろ

覚悟して望んだためか、それともちょうどよい間隔で現れる休憩ベンチのお蔭か、
汗は次から次へと流れ続けるものの、へばることなく 快調に高度を稼ぎます。

下山してくる登山客が口々に、「がんばってね~、もう少しで合戦小屋だよ~」「おいしいスイカが待ってるよ~」と…
山で会う人たちは、気持ちがよい人がたくさん。



樹林帯から抜けたなぁ、と思うまもなく、合戦小屋に到着です。
タクシーで一緒にきた若者たちも、途中 抜きつ抜かれつしながら来ていましたが、少し先に到着していたみたいです。



どうやらこれが、先ほどからの“噂のスイカ”みたいです。だったら食べるっきゃないっしょ、ここは


ま、まいうーっ まじっ、まじに う ま い っす

冗談抜きに、こんなに美味いスイカ、生涯で初めて食べました。と いうか、今まで食べてたスイカは、一体なんだったんだ
売っている小屋のお兄さんに聞くと、麓の『波田』産のスイカだと言う…
恐るべし、穂高、北アルプス。おみそれいたしやした。
今でもwarazaemonの舌に その味は鮮烈に残っているぜ、べぃびぃ!! ( 例え一切れ千円でも迷わず買うね、俺なら )



視界がだんだんと開けてきた。と、思う間にガスも湧き上がってきます。あれっ?あの稜線って…
登りだしてから初めて、本格的な3000m級の稜線が顔をだしました。



あっ!! ガスの向こうに一瞬見えた、山の突端にあるあれ、あれって もしかして今日泊まる『燕山荘』じゃない?
幻想的に、うっすらと そのシルエットが望めます。急げっ、あと少しだ!!







ついに、ついに、到着です。アルペンチックに、とてもきれいな外観。思い描く「山小屋」イメージそのままです。
感激の余韻に浸りつつも、さぁ、荷物を置かせてもらって、明るいうちに燕岳を往復してきましょう

次回に続く…

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