思わぬ“苦闘”の末、『スーパーおじさんマン』の出現に救われた我が隊でしたが
「賽の河原」は やはり鬼門みたいです。
思い起こせば昨年、同じコースを訪れた際も、行きはササッと事も無く通過したものの
帰りには吹雪かれた挙句、隊長だけ何度か、
やはり吹き溜まりに撃沈!!
おサル隊員と同じように、ストックのバスケット紛失という、憂き目に会った場所…
やはり面倒でも、しっかり登り始めから「ワカン」を装着してくれば良かった、
今更ながら反省しきりです。
「スーパーおじさんマン」の「わかん」での先導なくして、
「賽の河原」無事通過は無かったやもしれず、つくづく感謝です
その後、樹林帯のルートに逃げ込むや、、「わかん」が脱げた「スーパーおじさんマン」
に再度 先頭を譲られ、小一時間ほどの小ラッセルの後、
今日の宿 高見石小屋に無事到着!! ( というか、転がり込んだ、みたいだね… テヘヘ)
ところで、件の“若者”は、小屋が間近になった頃合で、我が隊を追い抜いていきました、ええ。
その時、改めて後ろから“若者”を観察しましたが、何と、テント装備です。
冬山をテント泊しようとするガッツを持つ割に、先ほどからの一連のアクションとの
アンバランスが、何だか隊長には解せないのでした…
案外、経験はそれほど多くない、初心者だったのかもしれないなぁ…
だとしたら、そのアンバランスさに、危険な兆候を感じてしまう…
山では、自分の力量と自然に対して謙虚でいないと、いつか痛い目に遭うから…
( おいおい、おまえがそれ言うか!? )
小屋到着後、だいぶ経った頃、おじさんも到着。
改めて御礼をいうと、「いやぁ、4人いれば ( 助け合って )どうにかなるだろうと思ったし…」と
謙虚な方です、脱帽!! ベテラン山や、ここにあり、ですね
高見石小屋は、“星空とランプの山小屋”として有名です。
が、隊長の昨年来た時の印象は、“部屋にいても とても寒い小屋”でした…
あの時は体調が悪かったからなぁ… と、で、今年は…?
やっぱり、「部屋にいても とても寒い山小屋」です(笑)
着ていたアウターを干すと、ひたすらコタツに足を突っ込んで暖をとることに専念。
やはり今年も、小屋のすぐ裏の高見石からの夕映え鑑賞は断念(笑)。
山泊まりでの楽しみの一つは、夕食です。
写真のお鍋の中身は湯豆腐でした。もちろん、すべて完食。
今日もおサル隊員がポーチから繰り出す「ごま塩」のお世話になりました、ゲプッ
で、10時間 爆睡
朝食は6時。高見石からのご来光を見ようと、皆さん、ちゃっちゃと朝食を平らげ、準備しています、
が、我が隊は、あまりにも寒いので、トイレのとこの窓越しで、済ませましょ♪、ね
ちなみに、この朝の気温、おそらく -17~18度!!
ところで高見石小屋の朝食は、山小屋では珍しいパンです。
隊長の推察に間違いなければ、ここのオーナーは、
“名古屋地区 喫茶店モーニング文化圏”内で暮らした経験のある方です、はい。
食後のコーヒーを何杯もお替りした甲斐あって、今朝もすっきりと“貫通”。
さぁ、そろそろ出掛けましょうか
先ずは 裏の高見石へ。ピーカンに絶景が広がっています。
白く見えるのは、白駒池。
遠く浅間山も見えます。
今日 進む方向の、茶臼山、縞枯山、北横岳、そして少しだけ顔をのぞかせる蓼科山。
登ってきた茅野方面。
東方面。
風が強いので、展望を楽しむにも5分で精一杯。退散します。
これが ↑ 今年の高見石小屋。昨年来た時 ↓ と比べて、やはり雪が多いのがわかります。
ところで、今日のコース。
当初は、高見石小屋→丸山→麦草峠→茶臼山→縞枯山→北八ヶ岳ロープウェイ駅
という、展望ルートを考えていたんだけど、小屋のお兄さんのアドバイスを受け入れ、
高見石小屋→白駒池→麦草峠→五辻→北八ヶ岳ロープウェイ駅 という裾野迂回ルートに変更です。
お兄さんによると、今週降った新雪で、ほとんどトレース( 踏み跡 )がついていない可能性が高く
当初のルートでは かなりきついのでは、と…
はい、あっさりと変更です、ええ、無理はしません、ええ、もちろん。
命あっての物種ですから、はい
( さては、昨日の ラッセルの苦労が、だいぶ こたえているようです )
そんな訳で、今朝はしっかりと、「ワカン」を装着します。
最初は嫌がったおサル隊員も、白駒池まで降りた頃には、やはりしといたほうが良さそうだな、ウッキッキー、
と、今度は素直に「ワカン」を付けてくれました。
で、ここが先程 高見石から見下ろした「白駒池」。
不思議な静寂に包まれています。
全面結氷しているのはわかっていますが、やはり 何となく足を踏み入れるのには、抵抗があります。
もし割れてしまったら… なんて、つい考えてしまいます。
池の畔の山小屋も、この時期、人の気配は感じられません。それだけに吹き溜まりは
すごい量の雪に埋もれています
さあ、ここから麦草峠に向かいます。
( 後編に続く )
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「賽の河原」は やはり鬼門みたいです。
思い起こせば昨年、同じコースを訪れた際も、行きはササッと事も無く通過したものの
帰りには吹雪かれた挙句、隊長だけ何度か、
やはり吹き溜まりに撃沈!!
おサル隊員と同じように、ストックのバスケット紛失という、憂き目に会った場所…
やはり面倒でも、しっかり登り始めから「ワカン」を装着してくれば良かった、
今更ながら反省しきりです。
「スーパーおじさんマン」の「わかん」での先導なくして、
「賽の河原」無事通過は無かったやもしれず、つくづく感謝です
その後、樹林帯のルートに逃げ込むや、、「わかん」が脱げた「スーパーおじさんマン」
に再度 先頭を譲られ、小一時間ほどの小ラッセルの後、
今日の宿 高見石小屋に無事到着!! ( というか、転がり込んだ、みたいだね… テヘヘ)
ところで、件の“若者”は、小屋が間近になった頃合で、我が隊を追い抜いていきました、ええ。
その時、改めて後ろから“若者”を観察しましたが、何と、テント装備です。
冬山をテント泊しようとするガッツを持つ割に、先ほどからの一連のアクションとの
アンバランスが、何だか隊長には解せないのでした…
案外、経験はそれほど多くない、初心者だったのかもしれないなぁ…
だとしたら、そのアンバランスさに、危険な兆候を感じてしまう…
山では、自分の力量と自然に対して謙虚でいないと、いつか痛い目に遭うから…
( おいおい、おまえがそれ言うか!? )
小屋到着後、だいぶ経った頃、おじさんも到着。
改めて御礼をいうと、「いやぁ、4人いれば ( 助け合って )どうにかなるだろうと思ったし…」と
謙虚な方です、脱帽!! ベテラン山や、ここにあり、ですね
高見石小屋は、“星空とランプの山小屋”として有名です。
が、隊長の昨年来た時の印象は、“部屋にいても とても寒い小屋”でした…
あの時は体調が悪かったからなぁ… と、で、今年は…?
やっぱり、「部屋にいても とても寒い山小屋」です(笑)
着ていたアウターを干すと、ひたすらコタツに足を突っ込んで暖をとることに専念。
やはり今年も、小屋のすぐ裏の高見石からの夕映え鑑賞は断念(笑)。
山泊まりでの楽しみの一つは、夕食です。
写真のお鍋の中身は湯豆腐でした。もちろん、すべて完食。
今日もおサル隊員がポーチから繰り出す「ごま塩」のお世話になりました、ゲプッ
で、10時間 爆睡
朝食は6時。高見石からのご来光を見ようと、皆さん、ちゃっちゃと朝食を平らげ、準備しています、
が、我が隊は、あまりにも寒いので、トイレのとこの窓越しで、済ませましょ♪、ね
ちなみに、この朝の気温、おそらく -17~18度!!
ところで高見石小屋の朝食は、山小屋では珍しいパンです。
隊長の推察に間違いなければ、ここのオーナーは、
“名古屋地区 喫茶店モーニング文化圏”内で暮らした経験のある方です、はい。
食後のコーヒーを何杯もお替りした甲斐あって、今朝もすっきりと“貫通”。
さぁ、そろそろ出掛けましょうか
先ずは 裏の高見石へ。ピーカンに絶景が広がっています。
白く見えるのは、白駒池。
遠く浅間山も見えます。
今日 進む方向の、茶臼山、縞枯山、北横岳、そして少しだけ顔をのぞかせる蓼科山。
登ってきた茅野方面。
東方面。
風が強いので、展望を楽しむにも5分で精一杯。退散します。
これが ↑ 今年の高見石小屋。昨年来た時 ↓ と比べて、やはり雪が多いのがわかります。
ところで、今日のコース。
当初は、高見石小屋→丸山→麦草峠→茶臼山→縞枯山→北八ヶ岳ロープウェイ駅
という、展望ルートを考えていたんだけど、小屋のお兄さんのアドバイスを受け入れ、
高見石小屋→白駒池→麦草峠→五辻→北八ヶ岳ロープウェイ駅 という裾野迂回ルートに変更です。
お兄さんによると、今週降った新雪で、ほとんどトレース( 踏み跡 )がついていない可能性が高く
当初のルートでは かなりきついのでは、と…
はい、あっさりと変更です、ええ、無理はしません、ええ、もちろん。
命あっての物種ですから、はい
( さては、昨日の ラッセルの苦労が、だいぶ こたえているようです )
そんな訳で、今朝はしっかりと、「ワカン」を装着します。
最初は嫌がったおサル隊員も、白駒池まで降りた頃には、やはりしといたほうが良さそうだな、ウッキッキー、
と、今度は素直に「ワカン」を付けてくれました。
で、ここが先程 高見石から見下ろした「白駒池」。
不思議な静寂に包まれています。
全面結氷しているのはわかっていますが、やはり 何となく足を踏み入れるのには、抵抗があります。
もし割れてしまったら… なんて、つい考えてしまいます。
池の畔の山小屋も、この時期、人の気配は感じられません。それだけに吹き溜まりは
すごい量の雪に埋もれています
さあ、ここから麦草峠に向かいます。
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