
稜線まで上がって来ると、前後左右に視界が広がります。
湧き上がってくる雲の間から、ダイナミックな山容が…

時計回りに、徐々に視線をまわしていきましょう。


正面は、まだ、たっぷりと雪を抱いた、



それをバックに




青く水平線のように見えるのは、まさしく日本海の水平線、スカイラインですっ!!
そう、本州の北側の背が、もう間近なんだね…

そして、ジャン!!
地球防衛軍か サンダーバードの秘密基地のように登場したのが…

日本で一番大きい山小屋にして、もっとも歴史ある

後ろにちょこっと とんがって見える『白馬岳』の山頂直下にあります。

何しろ、収容人員800人って、そりゃ尋常じゃないっしょ!!


山荘の建物の中でも 眺めの良い場所に置かれた『スカイレストラン』。
ヨーロッパアルプスの中にでもあるような、ちょっと洗練された雰囲気


冬には閉じられてしまう山荘の建物ですが、さすがに造りはしっかりとしています。

長野県と富山県の県境に位置する『白馬山荘』、今日は天気が良いため
一時皆、ここに荷物をデポして、山頂を目指します。

我が隊も それに続け!!って おっと、受付だけは早めにしておきましょう。


話は変わりますが、warazaemon 隊長が30年近く勤める 東京・銀座の会社のすぐ裏に、
こんな看板を掲げた事務所がありました。
山に登り始めるまで、全く気にも留めたことがなかったのですが…
この看板にある山荘こそが、今 まさに目の前にある『白馬山荘』じゃあ ないですか!!

きっと、東京の連絡事務所なんだろうね。
こんなそばに そんなものがあったんだから、
もっと 早く、この世界に目覚めていたら、って 思います…
さて、話を戻しましょう。
雲は増えてきているものの、まだ、白馬岳の山頂は顔をのぞかせています。
ただし、長野県側は深く切れ落ちているので、危険




ほどなく、到着!!
ところで、後ろの方位盤の大石、伝説の『強力(ごうりき)』が 歩荷して 何回かに分けて持ち上げたんだとか…


土俵!? ハッケヨイヨイッ、ノコッタ、ノコッタ…

ところが そんなことをしている間に 山頂は、あっという間に霧に包まれてしまいました。
眺望はあきらめ、さっさと山荘へ下るはめに…


振り返ると、あらら、ガスが晴れ、青空が…( いけず!!

でも、空の青の、深みが違うね、やっぱり…



だから、あまり長野側へ寄ってはダメだってば…




いよいよ


で、『スカイレストラン』にて、お楽しみの、

アルペン気分に 思いっきり浸って、夕食前のアイドルタイム!!
このレストラン、持ち込みの おつまみを食べても、全然気にする素振りもない鷹揚さが 山の上ぽいっす!!
おかげで調子に乗って、


とっても ハイで いい気分っす!!

で、その勢いのまま、夕食突入!!

ご、ごめんなさい、も、もう、お腹に入りまっしぇん!!


二畳ほどの広さで区切った部屋に戻り、
( これ程の規模の山小屋なので、相部屋の大部屋を覚悟していましたが、
結構お客さんに合わせた部屋割りをしてくれる心遣いがありました。評価高し!! )
お腹も満ちて、いい気分で うつらうつら していたら、
隣のおばさんの大声で目を覚ましました。
「ちょっ、ちょっと、




慌てて、サンダルをつっかけ、外に出てみると…
山時間のゴールデンタイムが、まさに 始まるところでした…
中央に、にょきっと とんがって見える、あれ!!
あれが 「山や」 皆の憧れ



さぁ、では しばらく じっくりとお楽しみ下さい!!






さすが、威風堂々としています。




言葉を失う、なんとも ドラマティックな、圧巻のサンセットでした…
おやすみなさい…


( まだまだ続きます、たぶん… )
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