山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

雲取山へ、錦繍の山道編(前編)

2016年11月21日 02時39分46秒 | 奥多摩
さて 年内の山行も、あと何回行けるかなぁ、と
そんな時期になりました。


ここ数日の冷え込みで(11/7現在)
3,000m峰はもとより 2,500程度の山からも、初冠雪の便りが‥

うずうずする気持ちもあるんだけど
深まる秋をまだ十分に楽しめていないと感じている、
不完全燃焼な自分もいて、
相変わらず悩み多き( 多感な ) 隊長でゲス。
いやん



で、迷いつつ、向かった先は‥ 雲取山‼︎


関東にお住みの方なら当然ご存知でしょうが
ええ、言わずもがな、東京都の最高峰っす‼︎





過去に登った時は、いつも鴨沢からの ひたすら長~い尾根
自分の相性的に、このコース、思いの外 ハードなルートに感じて
実は苦手としているんです‥

標高や高低図を見ても そんなにキツイ訳じゃあないんだけど
ピークに至るまでに 次々と現れる偽ピークに
心を折られること しばしば…
そのダメージが蓄積し、
いつも到着する頃にはヘロヘロ、って事になっちゃいます‥



今回は同じ轍を回避しようと
取ったルートが『三条の湯 』経由のルート。
前の日に『三条の湯』まで上がっておけば
翌朝 ピークを目指すのも のんびり行けるだろうという計画です。




      


1日目は、正味 4時間余りの ほとんど林道歩きなので、
ほんとは朝だってそんなに早くなくってオッケー、なんだけど、
バスの便を考えると、
結局 いつもとそれほど変わらない出立でゲス。なんだかな‥



「ホリデー快速奥多摩号」新宿7:44発


天気の良い土曜日とあって、
車内は幅広い年齢層の
山男 山女 ヤマラー 山ガール 山姥(ヤマンバ)でいっぱい
え⁈ そういう自分は何なんだって⁈
ん〜っ、山ニスト ⁉︎

奥多摩駅 🚉 に着く頃には、満員だった乗客も半分ぐらいに減り
この時期に これなら まあまあって感じでしょうか



更に方面別のバスに別れ、
終点の「鴨沢西」で降りたのは 我隊の他には3人組の女子のみ
イヒヒ、静かな山行が味わえそうです






ワッショイ わっしょい しながら( ← いえ、してません )
終点の一つ先の「お祭」バス停まで更に歩き
長〜い、林道歩きスタート










雲取山を取り巻く山稜の南から、
基本 北北西に延びる後山林道は
今、まさに紅葉真っ盛り、
赤いのやら黄色いのやら、色付き具合も千差万別
見飽きる事なく足が進みます
































紅葉・黄葉の良い色付きの条件は
日当たり が良く
②適度な湿度があって
③朝晩の気温の寒暖差が大きい ことだとか…

その点、この渓流沿いの林道は、すべての条件を満たしているようです。
今日明日は気温が上がるようだけど
昨日まではけっこう真冬並みの寒気が入ってきていたし
今もこうして歩きながらも、ちょっと日陰に入ると
ぶるっとくるくらいの冷気に満ちています。











雲取山を目指す時に
今まで 単調なだけの「林道」だろうからと、
このルートを取ることを考えもしなかったけど
結構、いいっすね、気に入りました、この道






















休憩を織り交ぜながらの3時間半、
最終ゲートまで来れば、あと30分ほどの トラバースで
三条の湯 到着でげす。
超 楽勝っす
でも、本当にこんな楽して 明日 雲取山にたどり着けるんだろか‥













テント場には 若者達のカラフルなテント🏕が並び
いかに人気の山域であるかがわかるね。

とうちゃこ~





まあ、何はともあれ、温泉♨️温泉
イヒヒ

源泉に沸き足している 薪の燃えるいい香りが あたりに漂っています





ぬめりの強い、奥多摩特有のとろ〜っとしたお湯が
気持ちよかったっす‼︎



普段は個室使いらしい八畳の和室に、今夜は6人様のお泊まりでゲス。
まぁ、この時期の土曜日だし、まだマシな方かもね


さすが都会に近い山の熊ドン、獣臭さはともかく
ちょっと垢抜けてるじゃん!!



さっぱりした事だし、まだ夕食には早いけど
受付でビール 🍻 を買って来て、
ぼちぼち飲み始めるとするか、イヒヒ
あ、今日は俺 白ワインも 持ってきてるからね

さすがおサル君
大部屋の外テラスに、格好の場所を確保
※ただし、温泉を沸き足してる煙で、人間スモーク出来上がり必至です、ハハッ




今回のおつまみ オールスターズ イヒヒ
( 実はこれが、おサル君のザックがいつも パンパンの理由っす!! )


見上げると、秋の終わりとは思えないほどの
暮れ行く青空  



ところで ビックリでげす!
受付にいたオーナー、なんと 隊長と同い歳だって‼︎

オーナー、隊長が宿泊カードを書いた時に それを知ったみたいで
朴訥とした気の良い性格そのままの話し方で、
翌朝 出発する迄 、よく話しかけていただきました。

でも、山小屋って、どの小屋も、
オーナーの性格がもの凄くストレートに映し出される気がしない⁈
ここも そんな気持ちの良い小屋でした。


「隊長~っ、ビールの追加、買って来たよ~っ!!」


晩御飯のご飯、今 炊き上がるからね~っ!!


東京の、外れのはずれの小さな山小屋に
プライスレスな時間が流れていました…





オーナーに、薪のくべ方のテクニックも伝授していただきました、ヘヘッ


最高~に美味しかった、究極の おこげご飯!!



竃炊きの おこげご飯で、美味しい夕食を済ませ部屋に戻ると
隊長、消灯前には 呆気なくくたばっちまいました。 
あ、おサル君は しっかりともう一度
温泉に入って 元を取ってきたみたいですけどね、


イメージ画像
( ひと眠り、否 ふた眠りぐらいして ) 3時過ぎに、一度外に出てみると
思っていた程 寒くもなく
黒い山のシルエット越しに 満天の星が輝いて
冬の星座 オリオンが、
いつも以上に存在感を見せつけていました。
明日も 天気 良さそうでゲス、イヒヒ。






後編に続きます


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