今年は 先月末の登り初め以来、
へなちょこ山行 が続いております…
プロ野球に、シーズンを戦い抜く為の春季キャンプがあるように
我が隊もここらでがっつり、
シーズンを通じて登り続けられる脚力をつけようと、
春季キャンプインを敢行したわけでございます。
それで、出だしの
(恒例)ダジャレ タイトルでございます。
通称『バカ尾根』 、こと 大倉尾根は
丹沢の主脈の一つ、麓の大倉から塔ノ岳に続く、
それはそれは 長い、なが~い、単調な
ひたすら登りの、(逆からは ひたすら下りの) 尾根なのでございます。
標高差1200m、全長7キロ(共に塔ノ岳まで)
大学山岳部が、アルプス縦走に備えた新入部員のトレーニングに使う
マゾ的な尾根。
今まで幾度となく通りながら、
我が隊、実は登りに使ったことは一度もなかったんでございます。
稜線に、まだ雪が残るこの時期に、
塔ノ岳を通り越して 更に丹沢山までのコースをピストンしようという
我が隊 初の春季キャンプ、
はたしていかなる結果となるや、
始まり はじまり~
※注 スタートが遅く、まだ日の短いこの時期なので、
丹沢山頂にある「みやま山荘」泊まりのピストンです
エピローグ【寝坊】
ちょっと調子にのっておりました。
仕事の付き合いで、前夜遅くまで飲んで、
その帰りには 二駅も寝過ごす失態。
帰宅後 山行の為の地図を 夜中にごそごそ探した挙句
ザックへのパッキングは もう眠いから朝にしよう、なんて
既に その時点で考えが甘かった!!
目が覚めた時、何故か直感的に悟るものがありました。
ヤバイ⁉︎ やっちまった!⁉︎
恐る恐る時計を見ると 6時17分❗️‼️
… … … … … 一瞬の静寂 … … … … …
え~ 最寄り駅のスタート予定が何時だったっけ?! 6時25分!!
家から駅まで、今からどう早く行っても 最低15分
持っていく荷物は まだほとんど用意してないし、
着替え?! 今 まだパジャマだし‥
落ち着け、自分、 必要なものは何だ!
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パニックに陥り、
手当たり次第 荷物を掻き集め ザックに投げ込みますが
当然ながら あっという間にザックは一杯に‥
ダメーッ❗️やり直し❗️
それから30分後、何とか駅のホームに立つ隊長がいました‥
いやはや なんともな、スタートで ございました、フウッ
チャプター⑴
大倉尾根のスタートとなる大倉には
丹沢山行の前進基地たる「ビジターセンター」があります。
小田急線渋沢駅から ほぼ15〜20分おきのバス便があるので
時間を気にする必要が あまりありません。
大遅刻の割に 意外とその後に影響しなかったのは
今日のコースを ここからのスタートに設定していた事の 幸運です。
‥って、はぁ⁈ 何、遅刻しておいて偉そうに言ってんだよ⁉︎
ご、ごもっとも‥
き、気を取り直して、ま、参りましょう‥
ピーカン天気!!
慣れた山域とはいっても 登山届けは忘れずに
クリステル嬢に ご挨拶も忘れずに
天気は上々、なれど バカ尾根、舐めてると痛い目にあいます。
出だしは努めてゆっくりと、脚に負担をかけぬよう進みます。
向かいの尾根に見えるのは、三ノ塔。
稜線には雪が見えてるよ
事前のリサーチだと、
泊まる予定の 「みやま山荘」辺りで 積雪30センチ‼️
気になるのは、いったいどの辺りから積雪があるのか、っていう事。
まだまだ、
雪と呼べる程のものは でてきていませんが、
どこからアイゼンを装着するか、は もう 出たとこ勝負⁈
ヘヘッ ちょっと休憩っす
相模湾をバックに『氷』 の旗がはためくのは、
丹沢の夏の風物詩たる光景。
花立山荘さん、
まさか、冬でも 「氷」 なんだろか⁈
などと、ブツブツ どうでもいい事考えながら 脚を進めていると、
どうも太腿とふくらはぎが さっきから嫌な感じ‥
そして とうとう花立山荘への最後の登り、
ザレ場に差し掛かった辺りで
太腿とふくらはぎ 両方が悲鳴をあげだしました。
たまらず 塩を舐めたり、水を口に含みますが
直ぐに スッキリと改善する訳もなく、
だましだまし、なんとか花立山荘へ 到着すると‥
おしるこ なんだね‥
チャプター⑵
おサル君、
寒かったみたいで 花立山荘で「おしるこ」ならぬ、「豚汁」を…
少し分けてもらい 隊長も水分を補給、
脚は何とか落ち着いたみたい。
まだ 雪はほとんど現れません。
振り返ると相模湾が大きく目に飛び込んできます。
とりあえず、一番キツイ登りは過ぎたはず。
江の島と湘南方面
伊豆大島
真鶴半島と伊豆方面、手前は小田原市街
これだけくっきりと見渡せるのは珍しいねぇ
富士山だって、ほら こんなにそばに、くっきりと
おサル君は、へばってはいるけど、マイペースです
少し冷えてきたので、アウター羽織りなおして、じゃあもうひと頑張り
個人的に、 “金(玉)冷し” という 変な名で 覚えた、
二つの尾根が合流する場所から
ようやく 雪が しっかりと現れました。
手前で軽アイゼンを装着、
ザクザクと 小気味好い音とともに通過し、
塔ノ岳へも 程なく到着。
バカ尾根を、ついに登りきりましたぁ❗️
ところで、脚がつるのは、何か体質的なトラブル なのでしょうか
一度 きっちり調べな あかんねぇ
あれだけ陽がさしていたのに、陰るのはあっという間
ちょっと肌寒くなってきてしまった。
買って来たおにぎりを、あったかいお茶で流し込み
身体が冷え切る前に、本日のゴール、丹沢山へ急ぎましょう
塔ノ岳をさらに奥へ、丹沢山へのアップダウンも
へへっ、小腹を満たしてからの 残り数キロだもの、楽勝っす。
振り返ると、海だけが輝いて… きれい
さっき居た、塔ノ岳 尊仏山荘、
もうあんなに小っちゃくなっちゃいました
ユーシン渓谷は、ずっと下まで雪がたくさんだねぇ
とか 何とか言ってるうちに とうちゃこ~
う~む、確かに、積雪30㎝!!
稜線に出てからは 適度な積雪に、軽アイゼンが 心地よく噛んで
無事、春季キャンプ前半クール、終了です〜
さて、『みやま山荘』、今日はどれくらいの人がいるんだろうなぁ
夕食楽しみだな~
その前に、酒だ 酒だ、 酒 持って 来~い!! イヒヒ
おサル君持参の干しブドウ
これに 白ワインで、ってつもりだったのに
寝坊したおかげで ワインを忘れ、ビールに… とほほ
夕食は焼肉 っす、 うん、まずまず、かな
で、期待していた 日没ショー、う~ん、ちょっと残念
思った以上に 焼けなかった。
その夜、部屋の窓からは、湘南方面の夜景が一晩中
綺麗に見えていました。
満月に近いお月様で、
星が見え辛かったけど、それはそれで、きれいだねぇ…
明日も 天気に恵まれますように…
最後まで おつきあいいただきありがとうございます。後半に続きます。
ついでに、こちらも よろしくお願いします…
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我が隊もここらでがっつり、
シーズンを通じて登り続けられる脚力をつけようと、
春季キャンプインを敢行したわけでございます。
それで、出だしの
(恒例)ダジャレ タイトルでございます。
通称『バカ尾根』 、こと 大倉尾根は
丹沢の主脈の一つ、麓の大倉から塔ノ岳に続く、
それはそれは 長い、なが~い、単調な
ひたすら登りの、(逆からは ひたすら下りの) 尾根なのでございます。
標高差1200m、全長7キロ(共に塔ノ岳まで)
大学山岳部が、アルプス縦走に備えた新入部員のトレーニングに使う
マゾ的な尾根。
今まで幾度となく通りながら、
我が隊、実は登りに使ったことは一度もなかったんでございます。
稜線に、まだ雪が残るこの時期に、
塔ノ岳を通り越して 更に丹沢山までのコースをピストンしようという
我が隊 初の春季キャンプ、
はたしていかなる結果となるや、
始まり はじまり~
※注 スタートが遅く、まだ日の短いこの時期なので、
丹沢山頂にある「みやま山荘」泊まりのピストンです
エピローグ【寝坊】
ちょっと調子にのっておりました。
仕事の付き合いで、前夜遅くまで飲んで、
その帰りには 二駅も寝過ごす失態。
帰宅後 山行の為の地図を 夜中にごそごそ探した挙句
ザックへのパッキングは もう眠いから朝にしよう、なんて
既に その時点で考えが甘かった!!
目が覚めた時、何故か直感的に悟るものがありました。
ヤバイ⁉︎ やっちまった!⁉︎
恐る恐る時計を見ると 6時17分❗️‼️
… … … … … 一瞬の静寂 … … … … …
え~ 最寄り駅のスタート予定が何時だったっけ?! 6時25分!!
家から駅まで、今からどう早く行っても 最低15分
持っていく荷物は まだほとんど用意してないし、
着替え?! 今 まだパジャマだし‥
落ち着け、自分、 必要なものは何だ!
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パニックに陥り、
手当たり次第 荷物を掻き集め ザックに投げ込みますが
当然ながら あっという間にザックは一杯に‥
ダメーッ❗️やり直し❗️
それから30分後、何とか駅のホームに立つ隊長がいました‥
いやはや なんともな、スタートで ございました、フウッ
チャプター⑴
大倉尾根のスタートとなる大倉には
丹沢山行の前進基地たる「ビジターセンター」があります。
小田急線渋沢駅から ほぼ15〜20分おきのバス便があるので
時間を気にする必要が あまりありません。
大遅刻の割に 意外とその後に影響しなかったのは
今日のコースを ここからのスタートに設定していた事の 幸運です。
‥って、はぁ⁈ 何、遅刻しておいて偉そうに言ってんだよ⁉︎
ご、ごもっとも‥
き、気を取り直して、ま、参りましょう‥
ピーカン天気!!
慣れた山域とはいっても 登山届けは忘れずに
クリステル嬢に ご挨拶も忘れずに
天気は上々、なれど バカ尾根、舐めてると痛い目にあいます。
出だしは努めてゆっくりと、脚に負担をかけぬよう進みます。
向かいの尾根に見えるのは、三ノ塔。
稜線には雪が見えてるよ
事前のリサーチだと、
泊まる予定の 「みやま山荘」辺りで 積雪30センチ‼️
気になるのは、いったいどの辺りから積雪があるのか、っていう事。
まだまだ、
雪と呼べる程のものは でてきていませんが、
どこからアイゼンを装着するか、は もう 出たとこ勝負⁈
ヘヘッ ちょっと休憩っす
相模湾をバックに『氷』 の旗がはためくのは、
丹沢の夏の風物詩たる光景。
花立山荘さん、
まさか、冬でも 「氷」 なんだろか⁈
などと、ブツブツ どうでもいい事考えながら 脚を進めていると、
どうも太腿とふくらはぎが さっきから嫌な感じ‥
そして とうとう花立山荘への最後の登り、
ザレ場に差し掛かった辺りで
太腿とふくらはぎ 両方が悲鳴をあげだしました。
たまらず 塩を舐めたり、水を口に含みますが
直ぐに スッキリと改善する訳もなく、
だましだまし、なんとか花立山荘へ 到着すると‥
おしるこ なんだね‥
チャプター⑵
おサル君、
寒かったみたいで 花立山荘で「おしるこ」ならぬ、「豚汁」を…
少し分けてもらい 隊長も水分を補給、
脚は何とか落ち着いたみたい。
まだ 雪はほとんど現れません。
振り返ると相模湾が大きく目に飛び込んできます。
とりあえず、一番キツイ登りは過ぎたはず。
江の島と湘南方面
伊豆大島
真鶴半島と伊豆方面、手前は小田原市街
これだけくっきりと見渡せるのは珍しいねぇ
富士山だって、ほら こんなにそばに、くっきりと
おサル君は、へばってはいるけど、マイペースです
少し冷えてきたので、アウター羽織りなおして、じゃあもうひと頑張り
個人的に、 “金(玉)冷し” という 変な名で 覚えた、
二つの尾根が合流する場所から
ようやく 雪が しっかりと現れました。
手前で軽アイゼンを装着、
ザクザクと 小気味好い音とともに通過し、
塔ノ岳へも 程なく到着。
バカ尾根を、ついに登りきりましたぁ❗️
ところで、脚がつるのは、何か体質的なトラブル なのでしょうか
一度 きっちり調べな あかんねぇ
あれだけ陽がさしていたのに、陰るのはあっという間
ちょっと肌寒くなってきてしまった。
買って来たおにぎりを、あったかいお茶で流し込み
身体が冷え切る前に、本日のゴール、丹沢山へ急ぎましょう
塔ノ岳をさらに奥へ、丹沢山へのアップダウンも
へへっ、小腹を満たしてからの 残り数キロだもの、楽勝っす。
振り返ると、海だけが輝いて… きれい
さっき居た、塔ノ岳 尊仏山荘、
もうあんなに小っちゃくなっちゃいました
ユーシン渓谷は、ずっと下まで雪がたくさんだねぇ
とか 何とか言ってるうちに とうちゃこ~
う~む、確かに、積雪30㎝!!
稜線に出てからは 適度な積雪に、軽アイゼンが 心地よく噛んで
無事、春季キャンプ前半クール、終了です〜
さて、『みやま山荘』、今日はどれくらいの人がいるんだろうなぁ
夕食楽しみだな~
その前に、酒だ 酒だ、 酒 持って 来~い!! イヒヒ
おサル君持参の干しブドウ
これに 白ワインで、ってつもりだったのに
寝坊したおかげで ワインを忘れ、ビールに… とほほ
夕食は焼肉 っす、 うん、まずまず、かな
で、期待していた 日没ショー、う~ん、ちょっと残念
思った以上に 焼けなかった。
その夜、部屋の窓からは、湘南方面の夜景が一晩中
綺麗に見えていました。
満月に近いお月様で、
星が見え辛かったけど、それはそれで、きれいだねぇ…
明日も 天気に恵まれますように…
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