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山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

八ヶ岳縦走! 硫黄岳編

2014年09月20日 16時01分17秒 | 八ヶ岳
硫黄岳山荘で トイレ休息をとり、
さぁ、これでもう、緊張を強いられる稜線歩きはないはず…



さっき、僕らとすれ違いに横岳へ向かった二人連れが
もう あんなに小さく…

地形的に、霧がたちこめ易い 硫黄岳への登り、
なだらかだけに いざ濃霧となると ルートをロストし易いのでしょう…
等間隔で ケルンが並びます



まあ、いろいろありましたが
到着した、 二度目となる 硫黄岳山頂です



相変わらず、ピークらしいピークの無い だだっ広い山頂には
意外にも 先ほどまでの寂しげな稜線からは想像できない程の
沢山の人が 羽を休めていました。

ところで…
それとなく、一人一人の顔を確認しますが
やはり、いません。
気にはなりますが、とりあえず 今はもう
このモヤモヤを頭から追い払うしかないよね…

硫黄岳山頂は、片側が爆発で吹き飛んだ『爆裂火口』
特異的な地形になっています。
そのすぐ縁の所まで行けるので、覗き込みに…



ちょ、ちょっと、そこまでっ!!
危ないよっ!!



今 ここにいる人たちは、
恐らく美濃戸口から 朝一で登って来た人達でしょう…
この後、どっちに廻るんだろう、
我が隊の逆ルート?
それともピストン?
或いは夏沢峠経由で 天狗岳方面?

硫黄岳は、南八ヶ岳の山塊と北八ヶ岳の山塊との
ジョイント部分みたいな位置に在る山、
ルート取りは けっこう自由が効きます。

いつか、八ヶ岳を南北に歩き通す縦走をしてみたいなぁ…

どこか他の惑星みたいな、爆裂火口は
いかにも南八ヶ岳らしい眺めだねぇ










さっ、じゃあ、赤岳鉱泉へ下りるとしますか…









「赤岩の頭」で、道を分けます。
前に来たときは、オーレン小屋に泊まって
夏沢峠経由で来たんだっけな…

余裕かまして、ポーズを取る おサル隊員。
お互い、少しは山慣れしたもんだねぇ…



振り仰ぐと、結構下った、下った




横岳方面のガスが ちょこっとだけ晴れたけど…
稜線は残念ながら隠れたまま



森林限界の標高を戻って、木立もルート上に枝を広げてきました



主脈の稜線を一望できるのも、恐らくこの標高あたりまででしょう…
もう一度目を遣ります。
次来るのは、いつの季節になるかねぇ…







赤岳鉱泉へ無事戻ってまいりました。
途中から 隊長の頭の中を支配していたのは
ご想像通り、この映像です、はい(笑)



その前に、楽しみにしていたお風呂は、今日は、ほぼ一番風呂!!
隊長が いそいそとお風呂に向かうと
一人だけいた 大学生の先客君
余りにも熱い一番風呂のお湯を前に、
水を足して湯を冷ましていいものやら悪いやら、
足先にお湯をかけつつ もじもじとしていました…

今時、珍しい初な学生君に、
「どした? 熱くて入れない? 水 足した? 
こりゃ(熱すぎて)ダメだよ、じゃんじゃん(水)足しちゃおう!!」


その後 打ち解けてくれた学生君と二人、
肩まで湯に浸かり、しばし 山談義。
楽しいひと時でした。
学生君は、
先輩と同級生の女の子二人との三人組という
“逆ドリカム”パーティー
テン泊でやって来ているのだとか…
まわった山、コース共に、我が隊とほぼ一緒。
その若さを羨ましく思う、隊長なのでした…



赤岳鉱泉さん、
連泊の我が隊には、別メニューの 鳥鍋の夕食を用意してくれました。
( ほんとは、同じ鉄板ステーキで、全然構わなかったんだけどね…)
お気遣い、ありがとうございますです、はいっ。

          


翌朝です。
夜半から降りだした雨は止む気配がありません。
まぁ、今日は下へ下りるだけだし…
雨対策だけはしっかりとして、スタートです。
じゃあ、またねっ!!   赤岳鉱泉さんっ!! 




沢の水も、上ってきた時より、確実に増えてるね





美濃戸口に着く頃には、ほとんど小降りになっていた雨も
美濃戸山荘のお風呂から出てきた時には
すっかり止んでいました。



茅野駅前のお蕎麦屋さんで打上げし、帰路についた我が隊です。
ちょっとだけ、初秋の気配を感じた
八ヶ岳の休日でした…


次は、『北温泉 天狗の湯編  』に続きます。
お楽しみに!!



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