先日、ウソを1400枚も撮ったときはオスを主にアップしたのだがメスの画像もたくさんあった。
地味だがこれはこれでいいものだ。。
シメの「し」は、この鳥の地鳴きが「シッ」と聞こえ、「め」は小鳥を表現する接尾語であることからつけられたという説が有力なようです(東京書籍、「鳥の名前」)。南北朝の時代の辞書、「名語記」(みょうごき、1275年)によると、「鳥の名にしめ如何。答、なくこゑのしときこゆれば、しめと云也」とありますから、この語源説を裏付けているようです。
「鳥名の由来辞典」(柏書房)によりますと、奈良時代には「ひめ」もしくは「しめどり」とよばれ、江戸時代に「しめ」と定まった(本朝食鑑)といわれています。「鳥の名前」ではその中間の平安時代には「ひめ」と「しめ」が併用されていたとする説をとっています。万葉集に次のように解説があります。
「宮の前に二つの樹木あり この二つの樹に斑鳩(いかるが)と比米(ひめ)と二つの鳥大(いた)く集れりき」 おそらくここで「斑鳩」と呼ばれている鳥は「イカル」のことではないかと思われます。よく似たニ種類の鳥が同じ場所に来たことをうかがわせますが、現在では、イカルは亜高山に住み、里山で見かけることはなく、イカルとシメがともに集まった奈良の時代からの環境の変化を思い知らされます。
森の中で夜中に細い声で鳴くため鵺(ぬえ)または鵺鳥(ぬえどり)とも呼ばれ、気味悪がられることがあった。「鵺鳥の」は「うらなけ」「片恋づま」「のどよふ」という悲しげな言葉の枕詞となっている。トラツグミの声で鳴くとされた架空の動物はその名を奪って鵺と呼ばれ今ではそちらの方が有名となってしまった。