アオキの葉裏に何かいないか見たら・・・。
セミの抜け殻がたくさん付いていた。
強風の日もあった筈、よく頑張っているものだ。
ハサミムシの生態として、独特な習慣、すなわち母親による卵と幼虫の世話をします。ハサミムシの親の世話は、すべての種で知られています。彼らは亜社会性で、非社会性な種は知られていません。具体的には、母親(メス)は巣穴に産んだ卵を外敵から守り、カビの発生を防ぐため、いつもきれいになめて清潔にしています。子虫が生まれると食べ物を与えて丹念に世話をし、巣穴の掃除も怠らない立派な昆虫です。ハサミムシの母虫は子虫が生まれてしばらくは全く食べずに子育てに専念し、子虫がある程度成長すると食べ物を捕りに出掛けます。中にはコブハサミムシのように母虫は全く食べ物を取らず、獲物を捕りに行くこともなく、子供に自分の体を食べ物として与え、子育てをする種類もいます。ちなみにオスは複数のメスと交尾するだけで、全く子育てにかかわりません。